【要約】憲法改正めぐって「各党は正念場」具体的条文の闘いへ【門田隆将チャンネル#0194】

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憲法改正めぐって「各党は正念場」具体的条文の闘いへ
『門田隆将チャンネル#0194』を要約
高市政権下で現実味を帯びる憲法改正
・門田氏は、文化人放送局のマンデーバスターズで参議院議員の北村晴男氏と、辺野古事件や憲法問題など幅広いテーマについて議論したと紹介した。
・その延長として、前回に続き、今回も憲法改正問題を取り上げると説明した。
・門田氏は、結党70年の自民党において、これまでの「やるやる詐欺」とは違い、本当に憲法改正へ向かう空気と体制が生まれていると指摘した。
・特に、高市総理自身が憲法改正に強い意欲を示しており、4月12日の自民党大会で「来年の党大会までに憲法改正の発議の目途を立たせる」と宣言した点を重視した。
・門田氏は、現在の政権がスパイ防止法や安全保障政策、対中包囲を意識した外交を進めているとして、従来の「中国に配慮する総理」とは異なると評価した。
・そのうえで、高市政権で憲法改正を成し遂げられなければ、今後は非常に難しいとの危機感を示した。
憲法9条は「平和憲法」ではなく侵略を呼び込む条文だとの主張
・門田氏は、現行の憲法9条2項について、「陸海空軍その他の戦力は保持しない」「国の交戦権は認めない」と定めている点を問題視した。
・この条文は、中国、北朝鮮、ロシアのような周辺国にとって都合がよく、日本を軍事的に縛る内容だと批判した。
・門田氏は、これを「平和憲法」ではなく、むしろ侵略を呼び込む憲法だと表現した。
・日本が自国を守る体制を憲法上明確にできなければ、力による現状変更を狙う大国に対して抑止力を持てないと述べた。
・そのため、平和を維持するためにこそ、憲法9条の改正が不可欠だと主張した。
・また、新聞各社の世論調査でも、憲法改正に賛成する声が増えているとし、憲法改正に反対してきたオールドメディアや左派政党は困っているのではないかと述べた。
門田氏が提示するシンプルな憲法9条改正案
・門田氏は、自身が10年以上前から提示している憲法9条改正案を改めて紹介した。
・その案は、現行の「日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する」という書き出しを残しつつ、その後に新たな文言を加えるものだと説明した。
・門田氏の案では、「我が国は国際平和の維持と国民の生命財産及び領土を守るために自衛隊を保有し、いかなる国の侵略も干渉も許さず、永久に独立を保持する」とする。
・名称については、自衛隊でも国防軍でもよく、本質は日本が自国の独立と国民の生命・財産・領土を守る組織を持つことを憲法に明記する点にあると述べた。
・門田氏は、この案こそが最もシンプルで分かりやすく、日本国の独立を守るために必要な条文だと強調した。
・また、「戦力不保持」や「交戦権否認」といった文言は不要であり、むしろ削除すべきだと主張した。
自民党案・維新案への不満と条文協議の重要性
・門田氏は、自民党と日本維新の会が憲法9条改正をめぐって条文起草協議を行っていることに触れた。
・自民党案は、現行の9条1項・2項を維持したうえで、9条の2を新設し、自衛隊を明記する形だと説明した。
・その内容は、「必要な自衛の措置を取ることを妨げない」「実力組織として自衛隊を保持する」「自衛隊の行動は国会の承認その他の統制に服する」といったものだと述べた。
・門田氏は、この案について、公明党への配慮が残った非常に分かりにくい条文であり、9条2項が残る限り、自衛隊が今後も違憲論争の対象になり続けると批判した。
・一方、維新案についても、現行9条を残したうえで「自衛のための実力組織として自衛隊を保持する」とする内容であり、門田氏は不十分だと見ている。
・門田氏は、憲法は国民の生命・財産・領土を守るための基本法であり、言い訳のような条文ではなく、もっと明快な表現にすべきだと訴えた。
各党は憲法改正をめぐる「正念場」を迎える
・門田氏は、これからの憲法改正論議では、各党が明確な立場を示す正念場を迎えると述べた。
・憲法改正に反対する政党は、なぜ改正してはいけないのかを条文に即して主張すべきだとした。
・一方、改正を主張する政党は、理念論ではなく、具体的に「どの条文をどう変えるのか」を示して戦うべきだと強調した。
・門田氏は、「条文で戦え」と述べ、憲法改正論議では抽象的なスローガンではなく、実際の条文案が最も重要だと指摘した。
・そのうえで、国民が最終的に国民投票で判断し、日本人自身の責任で国と国民の生命・財産を守る憲法を作るべきだと述べた。
・門田氏は、自身の案が最善だと考えているものの、最も重要なのは憲法改正を実現することであり、自案に固執するつもりはないと語った。
参政党・国民民主党にも問われる憲法改正への姿勢
・門田氏は、参政党について、独自の憲法案や緊急事態条項への考えを持っていることを認めつつ、憲法改正そのものに反対する方向へ行けば、保守政党としての立場を失うと指摘した。
・仮に、自民党案の緊急事態条項が気に入らないという理由で憲法改正全体に反対するなら、参政党は「憲法改正反対勢力」と見なされ、支持者から見放される可能性があると述べた。
・門田氏は、政党である以上、「ここをこう修正すれば賛成する」という形で協議すべきであり、独善的な態度では国民の支持を失うと警告した。
・また、国民民主党についても、憲法改正論議の中で態度を誤れば、政党としての評価が大きく下がる可能性があると述べた。
・これからの憲法改正論議では、どの政党が本当に日本の安全保障と国民の生命・財産を守る立場なのかが明らかになるとした。
公明党・左派政党・オールドメディアへの批判
・門田氏は、憲法改正に反対する勢力として、立憲民主党、社民党、共産党、れいわなどを挙げた。
・これらの政党は、現行の「平和憲法」を維持することで、中国が日本を攻めやすい状態を温存していると批判した。
・また、公明党についても、中国に強く配慮している点では、左派政党と同じ構造にあると述べた。
・門田氏は、過去に中国共産党関係者と日本の左派政治家が握手している写真などを例に挙げ、中国側の意向を受けて憲法改正に反対しているのではないかと指摘した。
・憲法改正に対する各党の態度を見れば、その政党がどこを向いているのかが明らかになると述べた。
・門田氏は、憲法改正問題こそが、令和の政治における歴史的な分岐点になると強調した。
秋の臨時国会から来年にかけて憲法改正論議が本格化
・門田氏は、秋の臨時国会が、憲法改正の条文を詰める重要な国会になると述べた。
・憲法改正シンポジウムでは、自民党の新藤義孝氏、維新の阿部司氏、国民民主党の玉木雄一郎氏らが登壇し、条文レベルの議論に入っていることを紹介した。
・門田氏は、長年この問題を見てきた立場から、ここまで具体的に憲法改正へ向けた空気が変わったことに驚いたと語った。
・総理総裁が本気で「やる」と言えば、ここまで政治の空気が変わるのかと実感したと述べた。
・今年から来年にかけて、憲法改正をめぐって各党が本当の意味で試される時期に入ったと強調した。
・最後に、門田氏は、北村晴男氏が出演したマンデーバスターズでも多くの重要な議論があったとして、視聴を呼びかけた。
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