5月3日 – 今日は何の日?

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「憲法記念日」とは
憲法記念日は、日本の国民の祝日の一つです。この日は、1947年5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念しています。
この憲法は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の三つの基本原理を掲げており、その精神は前文で宣言されています。さらに日本国憲法は、GHQの主導により起草されたものであり、大日本帝国憲法の全面改正とされます。日本国憲法は、11章103条からなり、人権規定と統治規定を含む。日本国憲法は、学問や研究の対象としても重要であり、その解釈や改正に関する議論は今なお続いています。
憲法改正の必要性とは?
憲法改正が必要かどうかは意見が分かれますが、一般的に主張される理由は以下の通りです。
①現行憲法が戦後アメリカの指導の下で制定されたものであり、自国の歴史や文化に根ざしたものではないという批判があります。また、戦後日本が武力行使を放棄する平和主義を掲げているため、自衛隊や安全保障に関する条文が制約されており、現代の国際情勢に対応しきれないとの批判もあります。
②政府や国民の権限に関する条文が時代に合わなくなっているとの指摘もあります。例えば、選挙権年齢が20歳に固定されているため、若者の政治参加意識が高まる現代において、18歳から投票できるようにするべきだとの主張があります。
③憲法改正を通じて、日本の国家アイデンティティを強化し、国民の結束を高めることができるとの意見もあります。例えば、天皇陛下の地位や日本語の公用語化などを定めることで、国民の誇りやアイデンティティを醸成できるという主張があります。
ただし、憲法改正には諸問題があり、慎重な議論が必要です。例えば、改憲によって人権や自由が制限される恐れがあるため、憲法改正の必要性については慎重に検討されるべきですね。
歴史上の出来事
- 1791年 - ポーランド王国でヨーロッパ初の近代的成文憲法である5月3日憲法が成立する。
- 1814年 - 「フォンテンブロー条約」によりフランス皇帝としての地位を抛棄したナポレオンがエルバ島に転封される。
- 1868年(慶応4年4月11日) - 江戸城が明治政府軍に無血開城。官軍が入城し、将軍徳川慶喜は水戸へ退去。
- 1882年 - 東京気象学会設立(現在の日本気象学会)。
- 1928年 - 山東省済南で日本軍と国民政府軍が衝突。(済南事件、済南慘案)
- 1942年 - 第二次世界大戦・フロリダ諸島の戦い: 日本軍がツラギ(現ソロモン諸島)を占領する。
- 1946年 - 極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷。
- 1946年 - ソ連軍の満州からの撤退が完了。
- 1947年 - 日本国憲法施行。
- 1956年 - 東京・蔵前国技館で第1回世界柔道選手権開催。
- 1960年 - 欧州自由貿易連合 (EFTA) 発足。
- 1960年 - 創価学会第三代会長に池田大作が就任。
- 1978年 - ディジタル・イクイップメント・コーポレーションが、世界で初めてスパムメールを送信する。
- 1987年 - 赤報隊事件。朝日新聞社阪神支局が襲撃される。記者1人が死亡し、記者1人が重傷。
- 2000年 - 佐賀県で17歳の少年が福岡行の高速バスを乗っ取り、乗客1人を殺害。(西鉄バスジャック事件)
- 2018年 - ハワイ島のキラウエア火山が噴火。
記念日・行事・お祭り
- 世界報道自由デー
- 1991年のこの日にユネスコと国連によって「アフリカの独立、多元主義的な報道の促進に関するセミナー」で、「アフリカの独立、多元主義的な報道の促進に関するフイントフーク宣言」が採択されたことを記念したもの。1991年のユネスコ総会決議に基づき、1993年12月の国連総会で制定された国際デー。
- 博多どんたく
- 正式名称は「福岡市民のまつり 博多どんたく港まつり」。毎年5月3日、4日の2日間に渡って開催される日本国内で最大規模を誇る市民祭り。起源は室町時代に行われていたお正月の年賀「松ばやし」にまで遡る。
- 憲法記念日
- 国民の祝日の一つ。1947年のこの日に日本国憲法が施行されたことを記念。
本日の誕生日
5月3日には、ソウル歌手のジェームス・ブラウン、橋幸夫、タレントの三宅裕司、400mハードル日本記録保持者の為末大、トヨタ自動車の元社長(現:代表取締役会長)が誕生しています。(敬称:略)
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