1989年(平成元年)ランキングNo.1 

1989年(平成元年)は、こんな年
新しい年となった1月7日、昭和天皇の崩御によって昭和時代が終焉。社会の自粛ムードにより、テレビCMやバラエティ番組の中止や延期、新年会や祝賀行事も取りやめとなった。

しかし、日本経済のバブル景気は絶頂期を迎えつつあり、OLや女子大生は「ボディコン」(ボディ・コンシャス)なる服に身を包み、長い髪は「ワンレン」(ワンレングス)というスタイルで女性パワーを全開にする。

また、バブル景気の副産物として「新卒求人倍率」は2倍を超えて、売り手市場となり、大学初任給は16万900円、日経平均株価も12月に史上最高の3万8957円を記録する。4月に消費税3%導入されるも景気は空前の絶好調にあった。

ヒット曲で時代をプレイバック

1989年(平成元年)ランキング No.1

シングル Diamonds(プリンセスプリンセス)
Delight Slight Light KISS(松任谷由実)
邦画 魔女の宅急便(宮崎駿)
洋画 インディー・ジョーンズ/最後の聖戦(ハリソン・フォード)
人気番組 青春家族(NHK総合)
本 TUGUMI(吉本ばなな)

Diamonds(プリンセス プリンセス)

シングル「Diamonds」(ダイアモンド)は、プリンセス プリンセスの7枚目のシングル。1989年4月21日にCBSソニーから発売。
作詞:中山加奈子 作曲:奥居香 編曲:PRINCESS PRINCESS

ソニーの「オーディオテープ」CMソングとなり、オリコンシングルチャートで初の1位を獲得し、最終的にミリオンセラーを記録し、グループ最大のヒットシングルとなる。次作「世界でいちばん熱い夏」と年間チャートで1位・2位を独占し、『プリプリ』旋風を巻き起こした。

プリンセス プリンセス(PRINCESS PRINCESS)は、日本のガールズロックバンドで、活動期間は1983年 - 1996年および再結成の2012年 - 2016年。女性のみで構成されたバンドの中では日本で最も成功したグループであり、ヒット曲を連発した。

Delight Slight Light KISS(松任谷由実)

『Delight Slight Light KISS』(ディライト・スライト・ライト・キス)は、松任谷由実(ユーミン)の20枚目のオリジナルアルバム。1988年11月26日に東芝EMIからリリース。

アルバムのテーマは「純愛」でタイトルの意味は「舌を入れないキス」。
1988年フジテレビ系『オレたちひょうきん族』最終エンディングテーマの「恋はNo-return」、石川秀美主演の1989年TBS系ドラマ23『東京ホテル物語』主題歌の「リフレインが叫んでる」を収録。

1989年の第31回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。発売一ヶ月余りで100万枚の売上を達成し、邦楽アルバム史上、最速ミリオンを記録する。1989年度のアルバム売上年間1位となり、自身初の年間チャート首位にもなった。

このアルバム作品以降、ユーミン・ブームがバブル期における社会現象の一つとなり、三年間に渡り年間チャートを制覇し続けることとなる。

魔女の宅急便(宮崎駿)

邦画『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん)の原作はは角野栄子による児童書(児童文学)であるが、1989年に宮崎駿監督によってアニメ映画化された。

一人前の魔女になるために旅に出た13歳の少女キキが、新たな場所で出会った人々を通じて成長していく心温まる感動ストーリー。

映画『魔女の宅急便』では、そのロケハンの大半をスウェーデンで行い、監督の宮崎駿が個人的に旅行した、クロアチアのドブロヴニク、ポルトガルのリスボン、イタリアのナポリ、歴史あるヨーロッパ諸国やアメリカのなどの素晴らしい景色の組み合わせで『魔女の宅急便』の世界観を築き、多くのファンに愛されている。

スタジオジブリとして4作目にあたる映画だが、観客動員数で「天空の城ラピュタ」の77万人、「となりのトトロ/火垂るの墓」の80万人から、『魔女の宅急便』は264万人となり、スタジオジブリの知名度と人気を一挙に押し上げた作品。

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(ハリソン・フォード)

洋画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(原題:Indiana Jones and the Last Crusade)は、1989年のアメリカ映画で、インディ・ジョーンズ シリーズの第3作目。日本公開は1989年7月8日で配給収入は44億円。

インディの12歳の少年時代、ボーイスカウト活動での活躍や名前の由来、そして冒険家として、また考古学教授として多忙な日々を過ごす彼にイエス・キリストの聖杯の探索中に行方不明になった父親を探すべく冒険に立ち上がる。。

監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル
出演:ハリソン・フォード、ショーン・コネリー
音楽:ジョン・ウィリアムス

青春家族(NHK総合)

人気番組『青春家族』(せいしゅんかぞく)は、1989年(平成元年)4月3日から9月30日まで放送されたNHK連続テレビ小説。

太平洋戦争の前後を舞台にした「女性の一代記」というパターンが定着していたNHK朝ドラが、「現代」を舞台に「家族の1年」を描くという新しい設定で話題を呼び、平均視聴率は37.8%、最高視聴率は44.2%の人気を集めた。

主演は、清水美砂いしだあゆみ。ひとつの「家族」が、いろんな問題に直面しながら葛藤する、まさに「青春まっただ中」の家族模様を明るく描き、バブル時代の社会風潮にマッチングした。

当時結成されたばかりのSMAPのメンバー全員がオーディションを受け、稲垣吾郎(当時15歳)が合格し、レギュラー出演。逸見政孝が俳優として出演した数少ないドラマでもあった。

TUGUMI(吉本ばなな)

本『TUGUMI』(つぐみ)は、吉本ばななの代表作である青春小説。英題はGoodbye Tsugumi。1989年3月20日に中央公論社より刊行。

病弱な少女つぐみが、夏に帰省してきた従姉妹のまりあと遭遇する海辺の町と心もようを鋭い感性と透明感のある描写で描き、女性たちの心を取り込んだ。

この1989年に年間ベストセラーの総合1位を記録。初版部数は30万部で日本における平成時代初のミリオンセラーを記録した単行本となる。

吉本ばななは、1988年1月30日に単行本『キッチン』で文壇デビュー。平成元年のベストセラーランキングでは、吉本作品の4冊が入り、デビューから1年未満の新人が前代未聞の偉業を成し遂げ、平成の出版界の幕開けを見事に飾った。

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