そりゃそうだ!年金法案で立民に抗議【髙橋洋一チャンネル#1289】

年金法案で立民に抗議電話が殺到
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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

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『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

厚生年金流用の復活で立憲民主党に批判集中、年金制度改革の波紋広がる

・立憲民主党が復活させた厚生年金の流用案に対し、電話抗議が殺到し国民から批判が集中
・元々政府案で除外されていたが、立憲が「手柄」として復活させた形に
・政府(財務省)側は「狙い通り」と見ており、意図的に外した案を立憲に再提出させたとの見方も
・協議は短時間で終了し、法案はあと10日ほどで通過する見込み

106万円の壁撤廃とパート年金加入義務で企業側に負担増

・今回の法案には重大な変更が含まれており、特に「106万円の壁」撤廃が企業に大きな影響
・賃金に関係なく厚生年金の支払い義務が発生し、パート雇用者にも年金加入が義務化される方向
・企業側にとっては、従来の基準を超えない範囲でパートを雇っていた制度設計が崩れる

遺族年金縮小と3号被保険者廃止へ、年金負担は個人へ移行

・さらに「遺族年金の縮小」や「第3号被保険者(専業主婦など)の廃止」も視野に
・年金の個人負担の拡大が進み、配偶者の扶養に入っているだけで保険料免除という仕組みの見直しが進行中
・こうした動きが進むと最終的に消費税増税で年金財源を賄うという流れになる可能性

保険料と給付の不整合が課題、徴収業務は税務署への移管論も

・年金保険料と給付が対応しない現在の制度では、保険料を上げても給付増加に結びつかず不透明感が強い
・保険料中心の制度設計に戻すべきとの主張もあり、徴収業務を税務署に委託すべきとの意見も出ている
・現状、年金事務所は相談業務が中心で徴収能力に課題があり、統合が難航する要因に

キーワード:年金法案、高生年金流用、立憲民主党、106万円の壁、遺族年金、3号被保険者、企業負担、徴収業務、社会保険制度、消費税増税

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