5月6日 – 今日は何の日?

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「フェミニスト」とは?

5月6日は、『国際ノーダイエットデー』世間のダイエットへのプレッシャーに対抗し、ダイエットによる健康影響を訴える日で、イギリスのメリー・エヴァンス・ヤングが提唱した日ですが、彼女はフェミニストとして紹介されています。この「フェミニスト」という概念は海外と日本では多少異なっているようです。

 

 

フェミニスト」の始まりは19世紀

フェミニストは性別にかかわらず、権利を尊重すべきだと主張し、19世紀以降、アメリカ・イギリス・フランスなどで運動を展開しています。アメリカでは1848年に女性の権利に関する運動が始まり、男性のみに認められていた参政権などの改善を求めていました。日本でも大正デモクラシーなどの時代に女性の参政権を求める運動がありました。女性の参政権がアメリカで認められたのは1920年になってからでした。

初期のフェミニストの主張は、男性や特権階級のみに認められていた権利を取り戻すという意味合いが強い傾向があります。

アメリカでフェミニズムの機運が高まる1950年代

女性の参政権や人権などが認められたアメリカでは、1950年代から1970年代にかけて再び女性の権利に関する運動が活発に行われるようになります。19世紀の政治・人権運動とは違い、ここで掲げられたのは、性別によって決められた身なりや所作、社会や家庭での役割といった、より身近な事柄に関する問題提起でした。

1970年代まで続いたフェミニスト運動は、女性の社会進出を促した一方で、「働くこと=女性らしさ」を強調しすぎて、女性の家庭的な役割を認めない頑なな側面もありました。

自分らしさの追求する現代のフェミニスト

1990年代に入ると、従来の女性らしさという固定観念に疑問を持つだけでなく、性別・人種・価値観などの違いを認め合う多様性を掲げるフェミニストが現れました。

現在でも、SNSを通じて性別によって決められてきた役割や服装に対する疑問が発信されており、海外のハリウッド俳優やアーティストもフェミニズムや男女平等について発言しています。SNSを中心に今後もこのような議論や問題提起が続くと思われます。

 歴史上の出来事

 記念日・行事・お祭り

  • 国際ノーダイエットデー
    イギリスのフェミニストのメリー・エヴァンス・ヤングが提唱。世間のダイエットへのプレッシャーに対抗し、ダイエットによる健康への影響を訴える日。無理なダイエットや減量手術などの危険性について多くの人に知ってもらい、肥満による差別をなくすことなどが目的。
  • コロコロの日
    株式会社ニトムズが開発した粘着カーペットクリーナー「コロコロ」の商標出願(1985年)から25周年を記念して2010年に制定。日付は5と6で「コ(5)ロ(6)コ(5)ロ(6)」の語呂合わせ。
  • 迷路の日
    「5月=may=5月の(5)と6月のロク(6)」の語呂合せ。
  • コロッケの日
    コロッケなどの冷凍食品を製造する株式会社味のちぬやが制定。「コ(5)ロ(6)ッケ」の語呂合せ。
  • ゴムの日
    日付は「ゴ(5)ム(6)」と読む語呂合せから。ゴム製品をPRすることが目的。
  • ふりかけの日
    「ふりかけの父」と呼ばれる大正時代の薬剤師・吉丸末吉の誕生日が5月6日であることにちなんで、一般社団法人「国際ふりかけ協議会」が制定。

 本日の誕生日

5月6日には、井上靖 (小説家)、向井千秋 (宇宙飛行士)、ジョージ・クルーニー (俳優)、高橋尚子 (マラソン)、武井壮 (タレント)、押尾学 (俳優)が誕生しています。(敬称:略)

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