【要約】最新内閣支持率にばらつき!世論調査のカラクリを暴く【髙橋洋一チャンネル#1611】

INDEX(目次)
内閣支持率はなぜバラつく
【要約】『高橋洋一チャンネル#1611』
内閣支持率のばらつきと不支持率への着目
・番組では、10月の各社調査で高市内閣の支持率が42.4~62.6%となり、調査機関によって20ポイント以上の開きがあると紹介された。
・前回より低下した調査が目立ち、ANNでは11.2ポイント低下した一方、FNNでは62.6%と高い水準を維持したと説明された。
・髙橋氏は、支持率に大きな差がある一方、不支持率は各社とも30%強で、おおむね共通している点に注目した。
・各社の違いを理解するには、支持率だけでなく、不支持率と「分からない・どちらでもない」という回答の割合を併せて見る必要があるとの見方を示した。
キーワード:高市内閣,支持率,不支持率,20ポイント以上の開き
追加質問によって支持率が変わるという仮説
・髙橋氏は、最初に「支持する・支持しない・どちらでもない」と尋ねた後、どこまで追加質問を行うかによって、最終的な数字が変わるという仮説を示した。
・不支持の意思は比較的明確な一方、支持することを言いにくい雰囲気があると、最初は「分からない」と答える人もいるのではないかと推測した。
・その後、質問を重ねることで、当初態度を明示しなかった人の潜在的な支持が回答に表れ、支持率が高くなる可能性があると説明した。
・概数として、支持60%・不支持30%・分からない10%の調査と、支持40%・不支持30%・分からない30%の調査を比較し、態度未定層への尋ね方で差を説明できると述べた。
・政権に批判的な媒体は質問をあまり重ねず、好意的な媒体は詳しく尋ねている可能性にも言及したが、これは確認された事実ではなく、髙橋氏の推測として語られた。
・この仮説は、実際の質問方法や内部データを入手すれば検証できるものの、細かな調査手順が分からないため、現段階では断定できないとした。
キーワード::追加質問,仮説,潜在的な支持,質問方法
サンプルの偏りより聞き方を重視
・各社の数字が違うのはサンプルの偏りが原因ではないかという意見に対し、髙橋氏は、それなら不支持率にも差が出るはずだと指摘した。
・実際には不支持率が各社とも30%強で、その違いはほぼ統計上の誤差の範囲だという自身の見方から、サンプルの偏りだけで説明することに疑問を示した。
・そのうえで、支持率の差は、態度を明示しない回答者にどこまで質問するかという聞き方の違いに、より強く依存しているのではないかと分析した。
・質問を重ねる途中のどの段階で数字を確定するかによっても結果が変わり得るとして、公表された支持率だけでなく、その作られ方を見る必要があると述べた。
キーワード:サンプルの偏り,不支持率,統計上の誤差,聞き方
調査の外注化と質問手順の統一
・髙橋氏は、各報道機関がそれぞれ独自に世論調査を続けるには負担が大きく、将来的には外注化が進むのではないかと予測した。
・現在も関係会社などに委託している場合があると説明し、今後は大きなシンクタンクのような組織が調査を担う可能性に言及した。
・調査の担い手が集約されれば、各社の数字の違いに関わる質問手順も、より共通化される可能性があるとの見方を示した。
・統計的に扱うための方法として、あらかじめ設問や順序を決め、最初の回答を公表値にするなど、結果の採用方法を固定する考え方を挙げた。
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政府は支持率の絶対値より傾向を参考にする
・髙橋氏は、自身が政府にいた際、各社の世論調査を集め、過去からの動きをグラフにした資料が回ってきたと説明した。
・ただし、自身は資料を見て状況を確認する程度だったとし、政府関係者全員が同じように数字を気にしているかは分からないと述べた。
・政治解説で「政府は支持率を非常に気にしている」と語られることについて、報道機関に対する社交辞令や配慮も含まれるのではないかとの見方を示した。
・報道機関が作った数字を「役に立たない」とは通常言わず、「参考になる」と答えることもあるため、その発言を額面どおりには受け取れないと説明した。
・髙橋氏は、支持率の絶対的な水準を過度に重視するより、上昇・下落という変化の傾向を、ある程度参考にするものではないかと述べた。
キーワード:世論調査,社交辞令,絶対的な水準,変化の傾向
自民党の内部調査にも注意が必要
・髙橋氏は、自民党も独自の内部調査を行っているため、政治家は報道機関の数字だけでなく、複数の調査を判断材料にしていると説明した。
・党の数字と報道機関の数字に開きがあることもあり、内部調査だから必ず正確だというわけではないと述べた。
・また、選挙に向けて陣営を引き締めるため、数字を意図的に低めに示すことがあると語った。
・高い数字を示すと陣営が緩むため、「もっと頑張れ」と促す引き締めに使われる場合があるというのが髙橋氏の説明だった。
・党の調査結果がネット上に出ることにも触れ、数字には公表・伝達する側の意図が入り得るため、どの調査が正しいかを単純には決められないとした。
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発足から約1年の支持水準と選挙の相対評価
・髙橋氏は、各社の支持率をおおまかに40~60%と見れば、その中間は50%程度であり、発足から約1年の内閣としては高い方だと評価した。
・1年ほどで支持率が30~40%に下がる内閣もあると述べ、現在は30%という水準から約20ポイントの余裕があるとの見方を示した。
・この状況について、選挙を行うには好都合だと考える人もいるだろうと推測し、その背景として野党の弱さを挙げた。
・ただし、選挙は与党の支持だけで決まるものではなく、相手が強ければ厳しく、相手がより弱ければ戦いやすいという相対的な評価が重要だと強調した。
・複数社の調査を平均すれば一定の参考値になり得るとし、個々の数字に加え、全体の水準と動きを見ることに意味があると述べた。
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