【要約】まさに日本の岐路「国力研究会」ができた意味【門田隆将チャンネル#0198】

【要約】まさに日本の岐路「国力研究会」ができた意味【門田隆将チャンネル#0198】
『門田隆将チャンネル」は、作家・ジャーナリストの門田隆将氏が日本の政治経済世界情勢などの側面や裏側をジャーナリストの視点で切り込むYouTubeチャンネルです。

『門田隆将チャンネル#0198』を要約

国力研究会の発足と高市政権を支える政治的意味

・門田氏は冒頭、自身の動画を無断で切り抜き動画として転載したり、本人の意図と異なるタイトルを付けて拡散したりする行為について、著作権侵害であり迷惑だとして警告した
・そのうえで、現在の永田町では国力研究会の発足が大きな話題になっており、改めてその政治的意味を考える必要があると述べた
・門田氏は、現在の日本は単なる政局ではなく、日本民族の存続国家の存続に関わる「歴史の岐路」に立っていると強調した
・高市政権のもとで、首相や閣僚がゴールデンウィーク中に各国を訪問したことについて、従来の漫然とした外遊とは異なり、明確な国家戦略に基づく外交だったと評価した
・特に、高市首相のベトナム・オーストラリア訪問、小泉防衛相のインドネシア・フィリピン訪問、茂木外相のアフリカ訪問などは、単なる交流ではなく、資源確保対中包囲網構築の一環だと位置づけた

反中国サプライチェーン包囲網と安全保障政策

・門田氏は、今回の閣僚外交の核心は反中国サプライチェーン包囲網の形成にあると説明した
・中国に依存しない供給網を構築することは、経済面だけでなく、安全保障の観点からも極めて重要だとした
・中国の圧力に苦しんできた国々と連携し、力による現状変更を許さないために、各国がスクラムを組んで平和維持を目指す必要があると述べた
・武器輸出をめぐる五類型問題についても、これまで制約が大きかったが、中国の覇権主義に対抗するためには、防衛装備の供与や協力を進める必要があるとした
・ロシアによるウクライナ侵攻のように、力による現状変更は現実に起こり得るものであり、中国による同様の行動を防ぐためにも、同盟国・友好国との連携が不可欠だと強調した
・高市政権は発足から半年ほどで、脱中国を軸にした外交・経済安全保障戦略を急速に進めていると評価した

麻生氏・山田宏氏らによる高市支援体制の構築

・門田氏は、国力研究会が高市政権を支える政治的基盤として重要な意味を持つと述べた
・同研究会には、麻生太郎氏を中心に、茂木外相、小泉防衛相、小林鷹之氏ら、かつて総裁選で競った有力議員たちも参加する動きがあると紹介した
・産経新聞のスクープによって、この動きが表面化し、永田町では大きな話題になっているとした
・門田氏は、民主主義政治において政策を実行するには数の力が不可欠であり、無派閥の高市首相が政権運営を進めるには、党内の支援勢力が必要だと説明した
・山田宏氏が各方面に働きかけ、麻生氏とのパイプも活かしながら、高市政権を支える議員グループを形成していると述べた
・櫻井よしこ氏との対談でも、この国力研究会の意味が大きな論点になったとし、今後は300人規模の大勢力になる可能性もあると語った

高市総裁再選の可能性と国力研究会のプラス面

・門田氏は、国力研究会の発足によって、来年の自民党総裁選で高市総裁が再選される可能性はかなり高まったと分析した
・小泉氏、茂木氏、小林氏らが高市政権を支える側に入ることで、党内で高市氏を倒す動きは極めて難しくなると見ている
・高市内閣の支持率が半年経っても70%前後を維持していることも、自民党議員が集まる大きな背景になっているとした
・衆議院で大きな議席を持つ状況と高い支持率を背景に、自民党議員が高市政権のもとに結集し始めていると説明した
・この意味では、国力研究会は高市政権の安定化に寄与し、高市体制の確立を後押しする重要な政治的動きだと評価した
・一方で、門田氏はこの動きには大きな懸念もあるとして、単純に歓迎するだけでは済まないと指摘した

国力研究会が大きくなりすぎることへの懸念

・門田氏は、国力研究会が150人から180人程度の保守現実派中心の塊であれば理想的だと述べた
・しかし、300人規模に膨れ上がると、それはもはや自民党そのものに近くなり、従来の自民党の問題点まで持ち込まれる恐れがあると懸念した
・林芳正氏や武田良太氏など、親中派・媚中派と見なされる勢力まで入ってくると、会の本来の意味が薄れる可能性があるとした
・国力研究会は本来、保守現実政策を推進するための会であるはずだが、旧来型の自民党議員が多数入れば、政策推進力が弱まる可能性があると指摘した
・門田氏は、高市政権を支える政治基盤ができること自体はプラスだが、その中身が「高市政策を本当に進める勢力」なのかが重要だと述べた
・数が増えることで高市政権の安定にはつながるが、政策の純度や実行力が損なわれる可能性があると警戒感を示した

皇位継承問題と自民党の思考停止

・門田氏は、女性皇族の身分保持問題について、自民党の従来路線がそのまま続いていることを強く問題視した
・旧宮家の男系男子の養子縁組を進める案と、女性皇族の身分保持を認める案を同時に成立させようとする流れに疑問を呈した
・高市首相や日本維新の会は、男系男子の養子縁組を第一優先とする考えを示しているにもかかわらず、自民党内では二案同時成立の方向で動いていると批判した
・門田氏は、女性皇族の身分保持が将来的に女性天皇女系天皇への道を残す可能性があるとして、慎重であるべきだと主張した
・しかし、自民党内には「これまで積み上げてきた議論だから二案同時で行くべきだ」とする議員も多く、ここに旧来型の思考停止が表れているとした
・高市政権誕生後、時代は大きく変わったにもかかわらず、自民党議員の多くがそれを受け入れられていないと指摘した

憲法9条改正案と公明党時代の残滓

・門田氏は、憲法9条改正についても、自民党が旧来の思考のまま進んでいると批判した
・現在の自民党案は、9条1項・2項を維持したまま、3項で自衛隊を明記する方向だと説明した
・しかし、戦力不保持や交戦権否認を残したまま自衛隊を明記するのは矛盾があり、高市氏の本来の考え方とは違うと指摘した
・このような案が続いているのは、長年連立を組んできた公明党への配慮が残っているからだと述べた
・高市政権が成立し、公明党に縛られない状況になったにもかかわらず、自民党は公明党時代の憲法改正案をそのまま続けていると批判した
・門田氏は、これも自民党議員が時代の変化を理解できず、思考停止している証拠だとした

オールドメディアの高市バッシングと実態との乖離

・門田氏は、現在のオールドメディアによる高市政権批判には、事実と異なるものが多いと批判した
・「焼き魚定食に箸をつけなかった」「麻生氏と不協和音がある」「高市氏が孤立している」などの報道や雑誌記事は、実態とかけ離れているとした
・実際には、麻生氏は高市氏を支えなければ自民党の未来はないと考え、国力研究会の形成に関わっていると説明した
・門田氏は、毎日新聞をはじめとする一部メディアが、事実に反する高市バッシングを続けていると批判した
・国力研究会の発足は、高市氏が孤立しているという報道を否定する動きであり、むしろ高市体制が整いつつある証拠だとした
・ただし、国力研究会が大きくなりすぎることで、旧来型の自民党体質まで温存される危険があるため、単純に楽観はできないと締めくくった


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