【要約】W杯商業化を批判 毎日新聞のアホ主張…プロだから当たり前【髙橋洋一チャンネル#1555】

【要約】W杯商業化を批判 毎日新聞のアホ主張…プロだから当たり前【髙橋洋一チャンネル#1555】
『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

  ワールドカップ商業化批判

【要約】『高橋洋一チャンネル#1555』

スペインの優勝と高速パスサッカー

・ワールドカップはスペインの優勝で幕を閉じ、髙橋氏は決勝戦だけでなく3位決定戦もほぼすべて観戦したと振り返った
・中学生時代にサッカーをしていた経験から、試合の戦術や選手の技術にも強い関心を持って見ていたと説明
・スペインの最大の特徴として、非常に速いテンポで正確にボールをつなぐ高速パス回しを挙げた
・各選手が速いボールを確実に止め、次のプレーへ移る技術が高く、練習中のパス回しを試合で高度に実践しているようだったと評価
・高いボール保持率によって試合の主導権を握り、アルゼンチンやフランスを圧倒したと述べた
・スペインの強さは単なる組織力ではなく、一人ひとりの高い個人技術に組織的な戦術が加わった結果だと分析した
・かつて中田英寿氏が高速パスを中心としたサッカーを目指しても、周囲の選手が十分に対応できなかったことと比較し、現在は選手全体の技術水準が向上していると指摘した
キーワード:ワールドカップ,スペイン優勝,高速パス,ボール支配,個人技術,組織力

プロスポーツの商業化批判に反論

・髙橋氏は、新聞などでワールドカップが商業主義へ傾いていると批判する記事が見られたことを取り上げた
・ワールドカップはプロスポーツであり、大会運営や競技の発展を継続するには、収益を確保することが不可欠だと反論した
・参加国や試合数を増やすことで興行収入が伸び、大会の利益が増加すること自体は、プロの世界では当然だとの考えを示した
・将来的に参加国数がさらに増える可能性にも触れ、一国開催では難しくても、複数国による共同開催なら試合数の増加に対応できるとした
・オリンピックも1984年のロサンゼルス大会以降、民間資金や放映権、スポンサー収入を重視する商業的な運営へ転換したと説明
・収益を上げることを否定すれば、選手への報酬、施設整備、大会運営などを維持できず、結果的にプロスポーツそのものを否定することになると主張した
キーワード:プロスポーツ,商業主義,大会収益,参加国拡大,共同開催,ロサンゼルス五輪

高額チケットと市場価格の考え方

・ワールドカップのチケットが高額化し、富裕層しか観戦できないとの批判について、髙橋氏は、日本では受け入れられやすい議論だが、海外では異なる考え方が一般的だと説明
・米国などではチケットの自由売買やリセールが認められ、需要の高い試合は価格が上がり、需要が低い試合は価格が下がるとした
・人気のある試合や公演の価格が高くなるのは、観戦を希望する人が多いことを反映した市場の調整機能だと述べた
・一律価格にすると、人気公演には購入希望者が集中して抽選や品不足が生じる一方、人気の低い公演では空席が増える問題があると指摘
・価格を需要に応じて変動させれば、高価格によって需要が抑えられたり、値下げによって空席が埋まったりするため、限られた座席を効率的に配分できると説明した
・高額でも観戦したい人が購入し、価格に見合わないと考える人は購入を控えるという選択ができるため、市場価格を尊重すべきだと主張した
キーワード:高額チケット,市場価格,自由売買,需要と供給,価格調整,座席配分

チケット転売禁止と非公式取引の問題

・日本ではチケットの転売禁止が広く採用されている一方、米国などでは公式なリセール市場が整備されていると説明した
・公式リセールでは、チケット価格の変動を認めながら、取引手数料や収益の一部を主催者へ還元する仕組みを設けられるとした
・日本で転売を全面的に禁止しても、実際にはダフ屋や個人間取引による非公式な売買が水面下で行われ、高額な価格が付くことがあると指摘
・禁止によって需要が消えるわけではなく、取引が見えにくい場所へ移るだけなら、購入者保護や不正防止の面でも問題が残るとした
・非公式市場へ追いやるより、主催者が管理する公式リセール市場を設け、取引履歴や価格を透明化した方がよいと主張
・北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールドなど、日本のプロ野球でもリセールを認める動きが広がっていると紹介した
・球団や主催者が転売サイトを管理すれば、不正なチケットを排除しながら、安全な売買と収益還元を両立できると述べた
キーワード:チケット転売,公式リセール,ダフ屋,取引透明化,主催者還元,エスコンフィールド

価格変動による資源配分と市場機能

・髙橋氏は、チケット価格を固定せず、需要に応じて変動させる方が、市場の機能を通じて座席を有効活用できると説明した
・人気の高い公演は価格が上昇し、人気の低い公演は価格が下がることで、実際の需要に応じた観客動員が可能になるとした
・購入者は提示された価格を見て、購入するか見送るかを判断できるため、価格が重要な情報として働くと指摘
・リセール価格が大幅に上がった場合、当初の販売価格が需要に対して低すぎたことが分かり、逆に価格が下がれば、当初価格が高すぎた可能性を確認できると説明した
・早期にチケットを購入した人が有利になることも、市場参加者が負う判断やリスクに対する結果として容認できるとの考えを示した
・転売を感情的に否定するのではなく、主催者への還元、不正防止、購入者保護を備えた制度として設計することが重要だと主張した
キーワード:市場機能,変動価格,需要と供給,資源配分,リセール価格,購入者保護

ハーフタイムショーやCMもビジネスの一部

・決勝戦のハーフタイムショーや試合途中の演出が商業的すぎるとの批判について、髙橋氏は、ビジネスとして成功しているなら問題はないとの考えを示した
・演出を見たくない視聴者には、その時間だけ視聴を中断するという選択肢があるため、大会全体から排除する必要はないとした
・試合中の中断がCM放送を目的としているとの批判に対しても、放映権料や広告収入は大会と競技を維持する重要な財源だと説明
・プロスポーツに利益を上げるなと求めれば、選手への高額な報酬や契約金を支払うこともできなくなると指摘した
・大谷翔平選手のような巨額契約が成立するのも、球団やリーグが十分な収益を確保できているからだと例示
・選手には実力や人気に応じた報酬格差があり、球団や大会にも市場価値に応じた収益差が生じるのは、プロの世界では避けられないと述べた
キーワード:ハーフタイムショー,CM,放映権料,広告収入,球団経営,選手報酬

球団や主催者の利益は競技発展に必要

・髙橋氏は、選手が高額報酬を得ることは評価される一方、球団や大会主催者が利益を上げると批判される風潮には矛盾があると指摘した
・球団が利益を確保できなければ、選手の年俸、施設の維持費、スタッフの人件費、育成費などを支払えないと説明
・興行収入、チケット代、スポンサー料、放映権料などから得た利益が、競技環境の改善や選手への還元を支えているとした
・プロスポーツは公共的な文化という側面を持つものの、事業として継続するには採算性を無視できないと述べた
・「利益を得ることは悪い」という考え方では、長期的に競技の質が低下し、ファンが楽しめる大会や試合も維持できなくなると警告した
・商業的な成功と競技の魅力を対立させるのではなく、収益を競技発展へ還元する仕組みを整えることが重要だと主張した
キーワード:球団経営,主催者利益,選手年俸,競技環境,収益還元,プロスポーツ

メディアの市場原理批判に対する疑問

・髙橋氏は、毎日新聞などが高額チケットや大会の商業化を批判していることについて、市場原理そのものを否定するような議論だと批判した
・商品やサービスの価値は、提供者が一方的に決めるのではなく、消費者が実際にいくら支払うかという市場評価によって示されると説明
・市場価値を無視して一律の価格や形式的な平等を優先すれば、需要と供給の不一致が起こり、商品やサービスを適切に配分できなくなると指摘した
・新聞も市場で販売される商品であり、購読者が減少しているのであれば、その内容や価格が市場から十分に評価されていない可能性を考えるべきだと述べた
・自らも市場競争にさらされるメディアが、スポーツや興行の市場価格を否定するのは整合性を欠くとの見方を示した
・髙橋氏は、市場価格は絶対的な価値を示すものではないが、人々の需要や評価を測る重要な指標であり、感情的に排除すべきではないと結論づけた
キーワード:メディア,市場原理,市場価値,価格形成,需要と供給,毎日新聞