【要約】なぜ財務省は髙橋洋一を嫌うのか?3つの理由を解説【髙橋洋一チャンネル#1543】

INDEX(目次)
なぜ財務相は高橋洋一を嫌うのか
【要約】『高橋洋一チャンネル#1543』
財務省に嫌われる理由① 埋蔵金を具体的に政権中枢へ説明したこと
・髙橋氏は、財務省に嫌われる理由の一つとして、いわゆる埋蔵金の存在を具体的に指摘してきたことを挙げた
・財務省側は「昔から発表されているものだ」と説明するが、髙橋氏はそれを単なる一般論ではなく、時の政権トップに対して「どこに、どのような形で、いくらあるのか」まで具体的に説明していたと述べた
・政権側から「財源はどうすればよいか」と聞かれると、髙橋氏は財源の場所や引き出し方まで示していたため、増税を主張する財務省にとって非常に都合が悪かったという
・財務省としては、自ら政権トップに積極的に説明することは少なく、外部から具体的に指摘されることで、政策判断に影響を与えられる点を嫌がっていたと説明した
・髙橋氏は、ただ聞かれたことに答えているだけだとしつつも、結果として財務省の「財源がない」という説明を崩す役割を果たしていたと語った
キーワード:財務省,埋蔵金,財源,政権トップ,増税論,具体的説明
為替介入と外為特会の含み益をめぐる指摘
・髙橋氏は、現在の例として為替介入と外国為替資金特別会計の話を挙げた
・為替介入については、介入しても為替水準は元に戻りやすく、大きな効果は期待しにくいと説明した
・一方で、介入によって外為特会が保有する外貨資産の含み益が実益化するため、財源論の観点では重要な意味を持つと指摘した
・髙橋氏は、介入を数回行えば、利益が10兆円規模になる可能性もあると述べ、年度途中のため確定額は言いにくいが、決算後には数字として表れると説明した
・こうした具体的な財源の指摘は、「財源がない」と主張する側にとって、主張の根拠を崩されるようなものだと語った
キーワード:為替介入,外為特会,含み益,実益化,10兆円規模,財源論
財務省に嫌われる理由② 天下りの実態を具体名で話すこと
・髙橋氏は、財務省に嫌われる二つ目の理由として、行政改革や天下りの問題を具体的に話してきたことを挙げた
・自身は行政改革を進める立場であり、同時に埋蔵金などの財源論も扱ってきたため、一見すると矛盾して見えるかもしれないが、どちらも必要な議論だと説明した
・財務省はさまざまな組織に天下りしているため、その実態を具体的に話されることを非常に嫌がっていると述べた
・例として、読売テレビ出演時に、読売テレビホールディングスにも財務省出身者が天下っていると具体的に発言したことを紹介した
・髙橋氏は、抽象論ではなく「どこに何人いる」と具体的に話すため、関係者にとっては非常に都合が悪いのだと説明した
キーワード:行政改革,天下り,財務省OB,読売テレビホールディングス,具体名,利権構造
財務省に嫌われる理由③ 統合政府論への批判と反論
・三つ目の理由として、髙橋氏は自身の統合政府論に対する財務官僚側の批判を挙げた
・財務省側には「髙橋氏のロジックは曖昧でずさんだ」「会計を分かっていない」という批判があると紹介した
・髙橋氏はこれに対し、統合政府論は経済学では一般的な考え方であり、自分が独自に奇妙な主張をしているわけではないと反論した
・統合政府論では、政府の負債である国債と、日銀が資産として持つ国債を相殺して見ることができると説明した
・一方で批判側は、日銀には当座預金や日銀券という負債があるため、相殺しても意味がないと主張していると述べた
・髙橋氏は、日銀券や当座預金は実質的に無利子・無償還の性格を持つため、通常の債務と同じようにカウントするのは誤りだと説明した
・そのため、統合政府で見る際には、こうした無利子・無償還の負債は実質的にないものとして扱うのが基本だと強調した
キーワード:統合政府論,国債,日銀,当座預金,日銀券,無利子無償還,会計処理
IMFデータにより統合政府論を自分で説明する必要が減った
・髙橋氏は、最近あまり統合政府論を強調しなくなった理由について、「誤りに気づいたからではない」と説明した
・以前は各国のデータを自分で計算して発表する必要があったが、現在はIMFがパブリック・セクター・バランスシートとして具体的なデータを出しているため、自分で説明する必要が減ったという
・財務省側の一部には「髙橋氏は間違いに気づいたから言わなくなった」とする見方があるが、髙橋氏はそれをプロパガンダだと批判した
・IMFの処理も、自身の考え方と同様に、政府と中央銀行を一体として見る発想に基づいていると説明した
・髙橋氏は、統合政府論を理解していない人が会計論を持ち出して批判しているだけであり、基本を押さえていないと述べた
キーワード:IMF,パブリック・セクター・バランスシート,統合政府論,プロパガンダ,中央銀行,政府債務
日銀負債の扱いと財務官僚への批判
・髙橋氏は、日銀券や当座預金を通常の債務と同列に扱う批判に対し、それは会計的にも経済学的にも適切ではないと主張した
・特に日銀券は返済期限も利息もないため、一般的な借金とは性質が異なると説明した
・リーマンショック以前は、日銀当座預金にも金利が付いていなかったことを例に挙げ、現在の付利は制度上の「お小遣い」のようなもので、本質的な債務とは違うと述べた
・髙橋氏は、財務省には数学や会計を十分に理解していない官僚も多いと批判し、統合政府論への批判は基礎理解を欠いたものだとした
・過去にも財務省関係者から同様の批判を受けたが、髙橋氏はそれに対する反論をすでに文章でも示していると語った
・最後に、議論を挑んでくるなら受けて立つが、実際に正面から来る人はほとんどおらず、議論すればすぐに論破できると述べた
キーワード:日銀負債,日銀券,当座預金,無利子,無償還,会計,財務官僚批判

