【要約】皇室典範改正“総意案”で左翼が高笑い【門田隆将チャンネル#0223】

INDEX(目次)
皇室典範改正“総意案”で左翼が高笑い
『門田隆将チャンネル#0223』を要約
皇位継承安定化の議論が「皇族数確保」にすり替えられた問題
・今回取り上げられたのは、皇族数確保をめぐる衆参両院正副議長の全体会議で、各党各会派に対して立法府の総意案が正式に提示されたというニュースである
・門田氏は、そもそも本来の課題は単なる皇族数の確保ではなく、将来の皇位継承者の確保、つまり皇位継承の安定化であったはずだと指摘している
・現在の皇位継承者は限られており、秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下以降の継承をどう安定させるかが国家的課題であるにもかかわらず、いつの間にか議論の名称が「皇族数確保」に変わっていることに強い違和感を示している
・門田氏は、皇族の人数自体は一定数存在しており、公務の回数が少ない皇族もいるため、「皇族数」そのものを問題にするのは本質から外れていると述べている
・そのうえで、今回の議論は本来の皇位継承者確保という焦点から、公的活動を担う皇族の人数確保へと論点がすり替えられていると批判している
・この時点で、保守派にとってはすでに議論の土俵が変えられており、門田氏は「完全に保守派の敗北」と表現している
キーワード:皇位継承,皇族数確保,皇位継承者確保,立法府の総意案,論点すり替え,保守派の敗北
女性皇族の婚姻後身分保持案が第1案として提示された問題
・提示された案の第1案は、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案であり、門田氏がこれまで強く反対してきた内容だとしている
・第2案は、旧宮家の男系男子を皇族に復帰させるための養子縁組案であり、門田氏はこちらについては皇位継承安定化のために重要な案として賛成の立場を示している
・ただし、問題はこの2案が同時に提示されたことであり、女性皇族の身分保持案が正式に制度設計へ進む対象として認められた点にあると指摘している
・門田氏は、女性皇族が結婚後も皇族に残る場合、配偶者や子に皇族の身分を与えるかどうかが最大の論点になると述べている
・配偶者や子に皇族の身分を与えれば、事実上の女性宮家創設につながり、将来的には女性天皇・女系天皇への道が開かれる危険があると警戒している
・今回の総意案には、「配偶者と子は皇族になれない」と明確に書かれておらず、代わりに「皇室の歴史に整合的」という曖昧な表現が使われている点を問題視している
・門田氏は、本当に配偶者や子を皇族にしない趣旨であれば、「配偶者と子は皇族の身分を取得しない」と一文で明記すればよいはずだと主張している
・それにもかかわらず、曖昧な表現にとどめたことで、将来的に解釈の余地を残す危険があるとしている
キーワード:女性皇族,婚姻後身分保持,女性宮家,女性天皇,女系天皇,皇室の歴史に整合的,配偶者と子の身分
「皇室の歴史に整合的」という曖昧な文言への懸念
・今回の案では、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することについて、「皇室の歴史に整合的であり、公的活動の継続性の観点などに鑑み、皇室典範を改正し具体的な制度設計に進むべき」という趣旨の文言が示された
・保守派の一部は、この「皇室の歴史に整合的」という表現があるため、過去に例のない配偶者や子の皇族化は認められないと解釈している
・しかし門田氏は、そのような曖昧な表現では不十分であり、制度上の歯止めにはならないと批判している
・本当に配偶者や子の皇族化を否定するならば、「配偶者および子は皇族としない」と明文化する必要があるとしている
・門田氏は、曖昧な言葉をもって「これで大丈夫」と考える保守派の姿勢を甘いと指摘している
・過去の政府報告書では、配偶者や子については一般国民として権利義務を保持し続けるものとする考え方が示されていたにもかかわらず、今回の総意案ではその趣旨が明確に書かれていない点を問題視している
・このため、将来的に配偶者や子を皇族とする議論が再燃する可能性が残されたと見ている
キーワード:皇室の歴史に整合的,曖昧な文言,制度設計,皇室典範改正,配偶者の皇族化,子の皇族化,歯止め
女性天皇・女系天皇派にとっては「希望がつながった」案
・門田氏は、女性皇族の身分保持を推進してきた側の関係者に取材したところ、彼らは露骨に勝利宣言こそしていないものの、「ほっとした」「希望がつながった」と受け止めていると紹介している
・その意味は、今回の案によって女性天皇・女系天皇への道が完全に閉ざされたわけではなく、むしろ可能性が残ったということだと説明している
・門田氏は、Yahooコメントの専門家コメントとして、名古屋大学大学院の葛西秀哉氏の見解を紹介している
・葛西氏は、今回の案は「第一歩」であり、女性天皇や女系天皇の道が塞がれたわけではなく、女性皇族が結婚後も皇室に残ることで、その可能性が生まれたとする趣旨の見解を述べている
・門田氏は、このような受け止め方こそ、今回の総意案が女系天皇容認派にとって将来への足がかりになっている証拠だと見ている
・保守派が「皇室の歴史に整合的」という文言で安心している一方、女系天皇派は「可能性が残った」と受け止めており、どちらが実質的に得をしたのかは明らかだと指摘している
・門田氏は、今回の案は女性天皇・女系天皇への道を完全に封じるものではなく、むしろ将来の議論の余地を残すものだと批判している
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日本維新の会・藤田共同代表の主張と限界
・門田氏は、日本維新の会の藤田共同代表について、今回の議論で最後まで戦った人物として評価している
・藤田氏は、皇位継承に関する議論では第2案である旧宮家男系男子の養子縁組案を優先すべきとの立場を取っている
・一方で、第1案の女性皇族の婚姻後身分保持案については、消極的に許容する姿勢を示している
・藤田氏は、各党各会派の議論の経過として、女性皇族の配偶者や子に皇族の身分を与えるべきではないという反対意見が多数を占めていることは明確だと述べている
・門田氏は、それならばなぜ総意案に「配偶者や子に皇族の身分を与えない」と明確に書かないのかと疑問を呈している
・藤田氏は、養子縁組案の制度設計に関して、年齢、範囲、具体的手続き、養子となった本人の皇位継承資格など4項目が示されたことにも不満を示している
・特に、15歳未満は養子縁組の対象外とするような年齢制限について、これまで議論されていない内容が入っているとして、より中立的に書くべきだと主張している
・門田氏は、藤田氏が孤軍奮闘したことを評価しつつも、自民党内の保守現実派が少なすぎることに失望を示している
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旧宮家男系男子の養子縁組案には制約が多く、女性皇族案には曖昧さが残る問題
・門田氏は、旧宮家の男系男子を皇族に復帰させる養子縁組案については、年齢制限や対象範囲、手続き、皇位継承資格の扱いなど、細かな制約が数多く設けられようとしていると指摘している
・一方で、女性皇族の婚姻後身分保持案については、配偶者や子の扱いという最重要部分が明確に書かれておらず、曖昧なまま制度設計に進もうとしている点を問題視している
・門田氏は、男系男子の皇族復帰案には厳しい条件を課しながら、女性皇族案には将来の解釈余地を残していることに不公平感を示している
・この構図により、将来的には女性皇族の配偶者や子を皇族とする議論が再び浮上し、女性天皇・女系天皇への道が開かれる可能性があると警戒している
・門田氏は、今回の総意案が正式に決まれば、将来に禍根を残す皇室典範改正になる可能性が高いと述べている
・今回の提示内容は、保守派が求めてきた男系継承の安定化という目的から見れば、極めて危うい内容であるとしている
・門田氏は、各党の保守派が今後どのような態度を取るのかが問われていると締めくくっている
キーワード:旧宮家,男系男子,養子縁組,女性皇族案,皇室典範改正,男系継承,将来への禍根
まとめ:今回の総意案は男系皇位継承の安定化から遠ざかる内容
・門田氏は、今回の総意案について、本来の目的である皇位継承の安定化から離れ、皇族数確保という別の論点にすり替えられたことを最大の問題としている
・第1案として女性皇族の婚姻後身分保持案が正式に提示されたことで、将来的な女性宮家や女性天皇・女系天皇への道を完全には封じられなかったと見ている
・「皇室の歴史に整合的」という文言では、配偶者や子の皇族化を明確に否定したことにはならず、将来の解釈変更の余地を残すと批判している
・一方で、旧宮家男系男子の養子縁組案には年齢や対象範囲など細かな制約が加えられようとしており、男系継承を守る案の方が厳しく縛られていると指摘している
・門田氏は、今回の案を「保守派の敗北」と位置づけ、自民党内の保守派の弱さにも強い失望を示している
・最終的に、今回の総意案が正式決定されれば、将来の皇位継承問題に大きな禍根を残す可能性があるとして警鐘を鳴らしている
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