【要約】米中首脳会談直後にトランプから電話 反高市が黙り込む【髙橋洋一チャンネル#1593】

INDEX(目次)
米中首脳会談後 緊急電話会談
【要約】『高橋洋一チャンネル#1593』
米中首脳会談後の電話連絡と「35分」の日米会談の意味
・番組では、米中首脳会談の直後に、トランプ氏から高市首相へ電話連絡があったことを取り上げた。髙橋氏は、日米首脳会談が不調だったとする批判に対し、両首脳の意思疎通が続いていることを示す出来事だと評価した。
・日米首脳会談の時間が35分だったことについて、短すぎるとの指摘があった一方、髙橋氏は、米中首脳会談前の各国首脳との会談の中では最も長かったと説明した。
・国連で各国首脳の予定が集中する状況で、35分を確保するのは容易ではなく、ほかの首脳が同じように時間を取れなかったことにも意味があると述べた。
・髙橋氏は、高市首相が事前にさまざまな意見を伝え、その結果、トランプ氏が日本にとって問題となる発言をしなかったのではないかと分析した。
・今回の電話連絡も「問題になることは言わなかった」という報告だったのではないかと推測。実際の通話内容を断定せず、会談後に連絡があったこと自体を重視し、日本が見捨てられたとする見方は外れたと述べた。
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米国から見た日本の戦略的位置と「不沈空母」
・髙橋氏は、米国が中国と交渉するうえで、中国に近い日本の戦略的位置は重要だと説明した。交渉が決裂した場合、日本を対中対応の前面に立たせるという計算も米国側にはあるのではないかと述べた。
・その見方を説明するため、かつて日本を不沈空母と表現した発言を紹介。海に囲まれ、米軍基地も置かれている日本を、米国が地域の軍事拠点として捉えているとの分析を示した。
・一方、韓国は朝鮮半島で陸続きになっており、攻撃を受けた際の脆弱性が日本とは異なると指摘した。朝鮮戦争で一度押し込まれ、その後に押し返した経緯にも触れた。
・日本が海を隔てた位置にあることは、米国にとって防衛上の足場となる一方、日本自身が対立の矢面に立つ可能性も意味すると説明した。
・髙橋氏は、こうした地理的条件が日米の協力関係の背景にあるとし、単純な友好感情だけでは捉えられない「厳しい現実」だと述べた。
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首脳の親密さによる抑止力と、米国の防衛判断の不確実性
・髙橋氏は、日本が中国と米国のどちらと協力するかを考えれば、現実的には米国を選ぶことになると述べ、良好な日米関係を維持する重要性を強調した。
・ただし、首脳同士が親しくても、実際に米国が日本を守るかどうかは別問題であり、友好関係だけで米国の軍事介入が保証されるわけではないと指摘した。
・安倍氏との会話を振り返り、トランプ氏との親密な写真を見せることには、中国側に「日本を攻撃すれば、トランプ氏が動くかもしれない」と思わせる意味があると説明した。
・髙橋氏は、その「動くかもしれない」という認識が抑止力になる一方、実際にどう行動するかは分からないと述べた。
・沖縄にいる数万人の米兵を犠牲にしてまで対応するかは、米国自身の判断になるとの見方を示し、日本はその不確実性を踏まえながら米国との関係を築く必要があると論じた。
キーワード:日米関係,米国の軍事介入,安倍氏,抑止力
米中交渉は「3回の会談」を通じて評価する必要がある
・髙橋氏は、今後さらに2回の米中首脳会談があるという見通しを前提に、今回を含む3回の会談全体で結果を判断する必要があると述べた。
・今回については、日本にとって問題となる発言が出なかったとして、「第1回戦は高市首相の勝ちだった」と評価した。ただし、これですべてが決まったわけではないと強調した。
・同じ結果が3回続けば日本にとって勝利だが、2回目や3回目で米国の姿勢が変われば、日本が厳しい状況に置かれる可能性があるとの認識を示した。
・高市首相は、次の米中首脳会談の前にもトランプ氏へ働きかけるのではないかと予測し、事前の意思疎通を重ねることが重要だと説明した。
・中国側については、習近平氏も初回で目的を達成できなくても、残る会談のどこかで成果を得ればよいと考えているのではないかと推測した。
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パンダ貸与と厚遇を、外交の実質的成果と分けて見る
・髙橋氏は、今回の中国側の具体的な提供内容として、パンダ2頭の10年間の貸与を挙げ、負担の小さい措置だったとの見方を示した。
・レッドカーペットやトランプ氏による空港での出迎えなど、習近平氏への厚遇を重視する見方に対しては、外交では形式と実質を分けて考える必要があると述べた。
・実質的な成果が乏しい場合には、儀礼や演出を手厚くすることがあると分析。歓迎の形式だけで、中国が大きな譲歩を引き出したと判断すべきではないとの趣旨を説明した。
・複数回の会談が予定されているなら、初回から交渉内容をすべて出すとは限らないと指摘。中国側にとっても、負担を抑えながら次の交渉につなぐ初回として、一定の満足はあったのではないかと推測した。
キーワード:パンダ2頭,10年間の貸与,厚遇,形式と実質
「第二次世界大戦の同盟国」発言と中国の呼称の曖昧さ
・番組では、トランプ氏が米中について第二次世界大戦時の同盟国だったと述べた発言を取り上げた。髙橋氏は、英語ではチャイナという呼称や代名詞が使われ、対象を曖昧にした表現になっていると指摘した。
・髙橋氏は、当時米国と同盟関係にあったのは「Republic of China」、日本語では中華民国であり、現在の中華人民共和国とは異なると説明した。
・米国側もその違いを理解したうえで、チャイナという幅のある呼び方を使っているのではないかとの分析を示した。
・両者を単なる政権交代として同一視する意見に対し、髙橋氏は、中華民国と中華人民共和国は別の国だという立場を表明した。これは番組内で示された髙橋氏の見解である。
・現在も台湾側が中華民国を名乗っている点を挙げ、両者を同じものとして扱うことは台湾側の立場と衝突すると指摘。同一視する説明は、中華人民共和国側の主張に沿うものだと批判した。
キーワード:第二次世界大戦,チャイナ,中華民国,中華人民共和国,台湾

