【要約】議員定数削減断念!あまりに世間とずれている国会【髙橋洋一チャンネル#1544】

【要約】議員定数削減断念!あまりに世間とずれている国会【髙橋洋一チャンネル#1544】
『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

  定数削減法案 今国会成立断念

【要約】『高橋洋一チャンネル#1544』

衆議院定数削減法案の今国会成立見送り

・日経新聞によると、自民党の国対委員長が、衆議院定数削減法案について今国会での成立を見送り、臨時国会での成立を目指して継続審議にする方針を伝えたとされる
・国会では、与党側は自民党、野党側は中道改革連合が中心となって国対協議を行い、他党はその枠組みに巻き込まれる形になると説明
・会期末が近づく中で、終盤の焦点として皇室典範改正福祉関連法案衆議院定数削減法案の3つが浮上していた
・髙橋氏は、国会のルール上、会期を60日延長すれば各法案を処理できる可能性があると指摘
・しかし実際には、政府提出法案である皇室典範改正を優先し、議員立法である福祉関連法案定数削減法案には差をつけた形になったと見ている
・その結果、衆議院定数削減法案は今国会では成立せず、継続審議になる可能性が高いと述べた
キーワード:衆議院定数削減法案,継続審議,国対委員長,会期末,皇室典範改正,議員立法

皇室典範改正を優先する国会運営

・髙橋氏は、皇室典範改正は内閣提出法案であり、政府としては優先的に成立させたい法案だと説明
・一方で、福祉関連法案衆議院定数削減法案は議員立法であり、政府提出法案とは扱いが異なると指摘
・この違いから、国会終盤では皇室典範改正を最優先し、他の法案をどう処理するかが国対協議の焦点になったと見ている
・髙橋氏は、定数削減法案をいったん下ろし、福祉関連法案を通すという調整が行われた可能性があると述べた
・その場合、会期延長を大きく行わなくても、最低限の重要法案は成立させられるとの見方を示した
・ただし、定数削減法案の先送りは国民感覚から見ると違和感が大きいと指摘した
キーワード:皇室典範改正,内閣提出法案,福祉関連法案,議員立法,国会運営,法案優先順位

審議拒否が悪い成功体験になった問題

・髙橋氏は、野党側が週刊文春報道を材料に審議拒否を行ったことについて強く批判した
・その報道については、元々の前提が疑わしく、いわばガセネタに近いものだったため、審議拒否の根拠としては無理があると述べた
・意見や反対論があること自体は問題ではないが、国会議員である以上、まずは国会で議論すべきだという立場を示した
・審議拒否をした結果、衆議院定数削減法案の成立が先送りになれば、野党にとっては得をしたような形になると指摘
・しかし国民から見れば、審議をサボった側が結果的に有利になるように見え、悪い成功体験を与えることになると批判
・髙橋氏は、こうした対応は国民の一般的な感覚から大きくずれており、野党を甘やかしすぎていると述べた
キーワード:審議拒否,週刊文春報道,ガセネタ,悪い成功体験,国会議論,野党批判

定数削減反対の背景にある少数政党の事情

・髙橋氏は、衆議院定数削減法案に反対している政党には、少数政党が多いと指摘
・反対派は「民主主義の根幹」などと主張するが、髙橋氏は、衆議院を政権選択の場と考えるなら、小選挙区制を中心にすればよいと述べた
・比例代表をなくせば、比例復活もなくなり、選挙制度としては分かりやすくなるという見方を示した
・髙橋氏は、少数政党の存在そのものを否定しているわけではなく、少数政党の役割は参議院で担えばよいと説明
・衆議院と参議院が同じような選挙制度や役割になると、両院の違いが見えにくくなり、議論もつまらなくなると述べた
・そのため、衆議院は政権選択、参議院は多様な意見の反映というように、両院の役割を差別化すべきだと主張した
キーワード:定数削減反対,少数政党,小選挙区制,比例代表,比例復活,衆参の役割分担

比例代表と比例復活への批判

・髙橋氏は、衆議院選挙における比例代表比例復活について、制度を複雑にしている要因だと批判
・本来、衆議院を政権選択の場とするなら、小選挙区制に一本化した方が分かりやすいと述べた
・小選挙区制だけになると、少数政党は議席を取りにくくなるため、過去に比例代表が導入された背景には少数政党側の抵抗があったと見ている
・髙橋氏は、比例代表があることで、衆議院と参議院の違いが薄れ、両院が似たような役割になってしまっていると指摘
・また、週刊誌ネタ程度しか質問できない議員が比例で復活するような仕組みは不要だと厳しく批判した
・比例代表をなくせば、選挙制度がより明快になり、国民にとっても理解しやすくなると述べた
キーワード:比例代表,比例復活,小選挙区制,政権選択,少数政党,選挙制度改革

野党カルテル化と国民感覚とのズレ

・髙橋氏は、野党が国対協議で一体化し、審議拒否を行う構図について、カルテルのようだと批判
・実際には、週刊誌ネタを強く扱っていたのは一部の政党であっても、国対の場では野党全体が同じ行動を取ったように見えると指摘
・その結果、国民からは「野党全体が審議を拒否している」と受け止められ、野党全体への失望につながると述べた
・髙橋氏は、今回の対応を見て「野党はこの程度なのか」と国民が感じてもおかしくないと批判
・国会で議論すべき法案を、週刊誌報道や審議拒否によって止めることは、国民感覚から大きく外れているとした
・今回の一連の国対判断は、国会内の理屈国民の常識のズレを浮き彫りにしたと結論づけた
キーワード:野党カルテル,審議拒否,国対協議,国民感覚,国会不信,野党への失望