【要約】国連で獅子奮迅「高市首相」へ日本の新聞が“唖然”報道【門田隆将チャンネル#0324】

【要約】国連で獅子奮迅「高市首相」へ日本の新聞が“唖然”報道【門田隆将チャンネル#0324】
『門田隆将チャンネル」は、作家・ジャーナリストの門田隆将氏が日本の政治経済世界情勢などの側面や裏側をジャーナリストの視点で切り込むYouTubeチャンネルです。

『門田隆将チャンネル#0324』を要約

米中首脳会談直前の日米会談と、高市首相の働きかけ

・門田氏は、今回の日米首脳会談を、直後に控える米中首脳会談で日本が譲ってほしくない点を、トランプ大統領に直接伝える重要な機会だったと位置づけた。
・高市首相は冒頭、ユーモアを交えて挨拶した後、報道陣の退出を促して本題に入ったと紹介。門田氏は、安全保障上の懸念を伝えるため、速やかに実質的な協議へ移ったと受け止めた。
・会談は35分間行われ、その大部分が中国問題に充てられたと門田氏は説明した。ただし、具体的な協議内容は公表されていないとしている。
・門田氏は、交渉内容が事前に中国側へ伝われば国益を損なうため、詳細が表に出ないことには理由があるとの見方を示した。
・最大の狙いは、台湾問題が米中間の取引材料になることを防ぐ点にあると分析し、高市首相の働きかけを、東アジアの平和を守るための行動として評価した。
キーワード:日米首脳会談,米中首脳会談,35分間,中国問題,台湾問題

各紙の見出しを比較し、報道の重点の違いを批判

・門田氏は新聞報道を比較し、朝日新聞は首相がICC制裁に触れなかった点、毎日新聞はICCをめぐる日米の溝、東京新聞は米国によるICC脱退の訴えを見出しで取り上げたと紹介した。
・一方、読売新聞は日米の対中連携とICCをめぐる率直なやり取りを、産経新聞は経済安全保障での対中連携とICC問題が議題になったことを報じたと説明した。
・日経新聞についても、日米が対中政策で緊密に連携する点を伝えたと紹介し、門田氏は、この会談で重視すべき論点が報じられていると評価した。
・門田氏は、朝日・毎日・東京の扱いについて、日本の安全保障に関わる会談の重要性を小さく見せ、重要な点を外していると強く批判した。
・さらに「嘘を書いている」とも述べたが、これは門田氏自身の評価であり、番組では各紙の見出しや取り上げ方を比較する形で主張された。
・門田氏は、ロイターや読売・産経の報道を参考にしていると述べ、どの媒体を読むかによって外交の重大な論点の伝わり方が変わると訴えた。
キーワード:新聞報道,ICC制裁,対中連携,経済安全保障,ロイター

国連演説での旧敵国条項削除要求と「三つの柱」

・門田氏は、高市首相が国連演説旧敵国条項の削除を求め、ICCや北朝鮮による拉致問題にも言及したと紹介した。
ロイターについては、首相がICCに触れたことに加え、国際情勢の緊迫化に対応する三つの柱を提唱したと具体的に報じていると評価した。
・第一の柱は、エネルギーや重要鉱物・物資のサプライチェーンを強化し、安定した供給体制を確保することだと説明した。
・第二の柱は、平和と安定に向けた連携の強化、第三の柱は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・発展への貢献だと紹介した。
・門田氏は、日米会談と国連演説を、日本の将来や安全保障に関わる一連の外交活動として高く評価し、その意味を十分に伝えない報道に不満を示した。
キーワード:国連演説,旧敵国条項,ICC,拉致問題,ロイター,三つの柱

台湾向け武器供与と1982年の米中共同コミュニケ

・門田氏は、米中首脳会談で最も注視すべき点として、総額140億ドル超とする米国の台湾向け武器供与が継続されるかどうかを挙げた。
・これだけの規模の装備が台湾に届けば、中国は軍事行動を取りにくくなると分析し、習近平氏には供与を阻止する狙いがあるとの見方を示した。
・中国側は1982年の米中共同コミュニケを持ち出し、台湾への武器供与を段階的に縮小し、最終的に停止する約束ではなかったかと迫る可能性が高いと予測した。
・これに対し門田氏は、当時のレーガン大統領の立場には、台湾をめぐる問題を平和的手段で解決するという前提があったと説明した。
・その前提が揺らいでいる現在、米国が台湾向け武器供与をやめるべきではないと主張し、会談後の報道では供与の扱いを重点的に確認してほしいと呼びかけた。
キーワード:米中首脳会談,140億ドル超,台湾向け武器供与,1982年の米中共同コミュニケ,平和的手段

中間選挙を前にした対中譲歩と、台湾への関与をめぐる懸念

・門田氏は、米国の中間選挙まで約40日とする状況の中、トランプ大統領が巨額の経済協力レアアースなどで成果を得ようとする可能性を指摘した。
・中国側が最も求めるのは台湾問題での譲歩だとみており、経済面の成果と引き換えに、トランプ大統領が中国側に配慮した発言をすることを懸念した。
・特に、米国の台湾への関与が弱まったと中国側に誤解させるような言葉は避けるべきだと主張し、会談後の発言や表現の変化を注意深く見る必要があると述べた。
・門田氏は、自衛隊関係者や駐在関係者との会話でも懸念が強かったと紹介したが、高市首相の働きかけがトランプ大統領にどこまで届いたかは、実際の会談を見なければ分からないとしている。
・また、台湾侵攻が起きれば北朝鮮やロシアも連動し、第三次世界大戦につながりかねないとの強い危機感を示した。これは門田氏の情勢認識として述べられたものだった。
・そのうえで、高市首相の外交を台湾海峡の平和と日本の存続に関わる取り組みとして評価し、報道にはその重要性を伝えてほしいと訴えた。
キーワード:中間選挙,経済協力,レアアース,台湾問題,台湾への関与,第三次世界大戦