【要約】「政策遂行のみ」の高市首相に弾かれる“妨害勢力”とは【門田隆将チャンネル#0316】

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政策遂行のみ」の高市首相に弾かれる“妨害勢力”とは
『門田隆将チャンネル#0316』を要約
石井準一参院幹事長の交代
・門田氏は、自民党役員人事で石井準一参院幹事長が交代したことについて、各紙が続投の可能性を報じていただけに驚いたと述べた。
・参議院自民党には独自に人事を決める慣行があり、党則上も首相が参院幹事長を直接交代させることは難しいと説明した。
・今回は松山政司参院議員会長が会長権限を用いて人事を行い、石井氏を交代させた形だと紹介した。
・高市首相は記者団に対し、自身に参院人事の権限はなく、役職と氏名も当日の朝に聞いたとの趣旨を述べたという。
・門田氏は、この説明は建前であり、実質的には官邸主導と参議院の独立性が正面から衝突した末の交代劇だと分析した。
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予算の年度内成立をめぐる官邸との対立
・門田氏によると、今年3月から4月にかけて、高市首相は予算の年度内成立を目指したが、参議院側の国会運営によって実現できなかった。
・少数与党の参議院で、石井準一参院幹事長が野党側の審議日程へ譲歩し過ぎたとして、高市首相と麻生氏が強く反発したとの見方を示した。
・その後、石井氏は参院自民党議員の約半数を集めたとされる参院クラブを立ち上げ、官邸からの介入を拒む姿勢を強めたと説明した。
・門田氏は、これが官邸側への対抗措置と受け止められ、今回の交代につながった可能性があると分析した。
・また、衆院選で330議席を大きく上回る議席を獲得した政権の政策日程を、参議院側が十分に尊重しなかったことも問題視した。
キーワード:年度内成立,石井準一参院幹事長,参院クラブ,政策日程,少数与党
松山氏の判断と青木一彦氏の就任
・門田氏は、松山政司参院議員会長が麻生派に所属し、麻生氏の支援を受けて参院議員会長まで昇進した人物だと説明した。
・予算の年度内成立ができなかった際、松山氏が麻生氏から強く叱責される様子を見たとして、両者が高市首相の不満を共有していたとの見方を示した。
・このため今回の交代は、麻生氏の意向も背景にあり、松山氏が石井氏を交代させざるを得なかったのではないかと推測した。
・後任の参院幹事長には、参院自民党の実力者だった青木幹雄氏の息子である青木一彦氏が就任したと紹介した。
・青木氏については、旧茂木派から小渕優子氏らと離脱した議員の一人であり、門田氏は緊縮財政派に近い人物だと評価した。
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村井英樹氏の国対委員長起用への疑問
・門田氏は、今回の党役員人事の中で、村井英樹氏を国対委員長へ起用したことには疑問が残ると述べた。
・村井氏は東京大学法学部から財務省へ入り、岸田内閣で官房副長官を務めた経歴を持つ、官僚出身の政治家だと紹介した。
・門田氏は、村井氏を岸田氏に近い財務省出身の緊縮派と位置付け、国対委員長として実績を積めば、将来さらに大きな政治的影響力を持つ可能性があると懸念した。
・一方、飲食料品の消費税減税を円滑に実現できるのであれば、その働きを評価する余地はあるとも述べた。
・高市首相を長く支援してきた議員にも国対委員長を務められる人材がいるとして、今回の起用が麻生氏の要望だったのかと推測した。
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閣僚待機組49人と人材登用
・門田氏は報道記事を基に、当選6回で閣僚経験のある議員が8人なのに対し、未経験者が49人に上ると紹介した。
・この世代は、安倍政権が民主党から政権を奪還した衆院選で大量当選した、いわゆる安倍チルドレンが多いと説明した。
・高市首相を支えてきた議員にも閣僚未経験者が多数いるため、今回の組閣でどこまで登用されるのかが焦点になると述べた。
・一方、報道では茂木氏、片山財務相、小泉防衛相、木原官房長官らの留任が伝えられていると紹介した。
・門田氏は、さらに林芳正総務相まで留任すれば刷新感がなくなるとして、交代する可能性が高いとの見方を改めて示した。
・維新所属の入閣候補者についても、過去の司法判断を国会で追及される恐れがあるとして、その起用に疑問を呈した。
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政策遂行を最優先する内閣改造
・門田氏は、高市首相が今回の内閣改造で最も重視しているのは、閣内や党内の融和よりも政策遂行だと分析した。
・政策の実現を妨げる勢力は人事で整理される可能性があり、今回の参院幹事長交代は、その姿勢を象徴する出来事だと評価した。
・門田氏は、高市政権の政策と相いれない親中派や緊縮財政派は党内で対抗するより、自民党を離れて公明党や旧立憲民主党系の勢力と新党をつくればよいとの持論を述べた。
・自民党は衆議院で安定した議席を持つものの、所属議員の全員が保守現実派ではなく、党内には政策上の大きな隔たりがあると指摘した。
・また、中国国営放送が、日本の台湾有事への関与を念頭にDF-41による威嚇を伝えたとして、中国へ融和的な政治勢力は日本の安全を損なうと主張した。
・内閣改造を契機に、外交・安全保障や財政政策をめぐる党内対立が明確になることを期待すると述べた。
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