【要約】「あの日から4年」自民党は変わったのか?【門田隆将チャンネル#0252】

INDEX(目次)
「あの日から4年」自民党は変わったのか?
『門田隆将チャンネル#0252』を要約
安倍晋三元首相の死去から4年と自民党の変質
・7月8日は、安倍晋三元首相が亡くなってから丸4年となる節目であり、門田氏は「もう4年」と「まだ4年」の両方の思いがあると振り返った
・門田氏は、安倍氏とは知人のホームパーティーなどで接点があり、朝日新聞の慰安婦報道問題やジャーナリズムについてよく語り合ったと述べた
・安倍氏はユーモアがあり、明るく、国際会議でのエピソードなどを面白く語る人物だったとして、個人的な思い出を紹介した
・安倍氏が亡くなった直後、門田氏は「日本が終わった」と感じたとし、安倍氏が総理退任後も自民党最大勢力を押さえ、岸田政権にも大きな影響力を持っていたと説明した
・安倍氏が存在していれば、日本の保守勢力にとって最後の支柱になっていたという認識があり、その喪失感が非常に大きかったと語った
・その日を境に、門田氏は日本のために著作だけでなく、より積極的に活動しなければならないと考えるようになったと述べた
・しかし安倍氏死去後の4年間で、岸田政権、石破政権と続き、国民に強い失望感を与える政権運営が続いたと批判した
・高市政権が誕生し、衆院で大勝しても、自民党の体質は変わっておらず、むしろさらに劣化しているのではないかと問題提起した
キーワード:安倍晋三,自民党,岸田政権,石破政権,高市政権,保守勢力,ジャーナリズム
村上誠一郎氏・船田元氏への批判と「左翼自民党」問題
・門田氏は、村上誠一郎氏が自身のパーティーで、消費税廃止論や皇室典範改正をめぐって高市政権を批判したことを取り上げた
・村上氏は「なぜ消費税をなくそうとするのか」「これほどナンセンスな政策はない」と発言し、さらに皇室典範改正についても「皇室の皆様のお気持ちを忖度していない」と批判したと紹介した
・村上氏が「なぜ日本だけが男系男子なのか理解できない」と述べたことに対し、門田氏は「あなたがなぜ自民党にいるのか理解できない」と強く批判した
・続いて船田元氏についても、女性皇族が民間人と婚姻した場合の扱いなどをめぐり、政府案を「血の通った議論になっていない」と批判したことを取り上げた
・門田氏は、村上氏や船田氏のような議員を「左翼自民党議員」と位置づけ、保守現実路線の足を引っ張っていると批判した
・高市政権が大勝しても、自民党内にはこうした勢力が残り、政権の足元を揺るがしていると指摘した
・門田氏は、彼らが声を上げ始めたことは、マスコミや野党が高市政権への攻勢を強める流れと連動していると見ている
・自民党内の保守派と左派的議員の対立が、現在の政権運営を難しくしている大きな要因だと述べた
キーワード:村上誠一郎,船田元,消費税廃止,皇室典範,男系男子,左翼自民党,高市批判
朝日新聞社説と定数削減法案をめぐる政権批判
・門田氏は、朝日新聞が配信した社説「国会混乱で露呈した政権運営の稚拙さ、その責任は首相にある」を紹介した
・社説では、政権の強行姿勢が国会混乱を招き、定数削減法案の見送りに追い込まれたと主張していると説明した
・朝日新聞は、比例代表45議席の削減について「多様な民意の反映を損なう」と批判し、見送りではなく断念が妥当だと主張していると紹介した
・さらに、皇室典範改正や副首都関連法案についても欠陥が目立つとして、拙速に進めるべきではないという論調だったと述べた
・門田氏は、朝日新聞が勢いに乗って高市政権を批判しているとし、野党の審議ボイコットを後押しするような構図になっていると批判した
・世論調査では、審議ボイコットに対して多くの国民が否定的であるにもかかわらず、メディアは政権側の責任に転嫁していると指摘した
・門田氏は、こうした社説が出る背景には、自民党側が野党に譲歩し、結果的にボイコット戦術を成功させてしまったことがあると述べた
・このような対応では、高市政権の支持率上昇にはつながらず、むしろ保守支持層の失望を招くと警鐘を鳴らした
キーワード:朝日新聞,社説,定数削減法案,比例代表45議席,皇室典範改正,副首都構想,政権批判
審議ボイコットへの世論と自民党の譲歩
・門田氏は、JNN世論調査で審議ボイコットを「理解できない」とする回答が71%に達したことを紹介した
・さらに、週刊フジの世論調査では、審議ボイコットに反対・理解できないとする声が84.9%に達したと述べた
・つまり、国民の7割から8割が野党の審議ボイコットに否定的であり、本来なら野党側が追い込まれる状況だったと説明した
・門田氏は、野党が審議ボイコットを続ければ続けるほど、国民の怒りが高まり、野党5党は壊滅に向かうはずだったと主張した
・しかし、自民党の国対政治や衆参両院の調整によって、結局は野党側に手を差し伸べる形になったと批判した
・その結果、定数削減法案は継続審議となり、今国会での成立は見送られることになったと指摘した
・一方で、皇室典範改正や副首都関連法案を優先する形になり、ボイコット野党は「成果」を得たように振る舞っていると述べた
・門田氏は、これでは「審議ボイコットは有効だ」という誤ったメッセージを野党に与えてしまうと強く批判した
キーワード:審議ボイコット,JNN世論調査,週刊フジ,野党5党,国対政治,継続審議,自民党の譲歩
高市政権の大勝後も変わらない自民党体質
・門田氏は、高市政権が衆院で330議席中316議席を獲得する歴史的大勝を収めたにもかかわらず、自民党の体質は変わっていないと述べた
・国民が高市政権に大きな負託を与えたにもかかわらず、その力を十分に生かせていないことが今回の国会対応で明らかになったと指摘した
・本来であれば、審議ボイコットを行う野党に対し、毅然とした態度で臨み、会期延長や60日ルールを活用すべきだったと主張した
・しかし実際には、いつも通りの「落としどころ」に向けて走り、野党側の要求を一定程度受け入れてしまったと批判した
・門田氏は、こうした対応を「欺瞞の国会」と表現し、信念や公約を守る高市首相の「がむしゃらな姿」が見たいと述べた
・少数野党や左翼メディアが「数の横暴」と批判しても、民主主義は多数決を原理としており、国民の負託に基づいて進めればよかったと語った
・高市政権が大勝した意味を十分に理解せず、従来型の国会運営に戻ってしまったことが最大の問題だと指摘した
・その結果、保守層の期待に応えきれず、「自民党は安倍氏死去後に変わったのか」という問いに対して、むしろ劣化したと結論づけた
キーワード:高市政権,316議席,国民の負託,会期延長,60日ルール,数の横暴,民主主義
ABEMA番組での高市首相批判と人権侵害的発言
・門田氏は、現在のメディア状況について「高市バッシング一色」だと述べ、その例としてABEMAニュースでの議論を取り上げた
・番組では、女性ジャーナリストや評論家らが集まり、「高市総理に失望した」という趣旨で発言していたと紹介した
・その中で、高市首相を「疑似的な男性」「名誉男性」と表現したり、「女性や母親の発想を持っていない」と批判したりしていたと述べた
・また、「主婦感覚がない」「料理ができない」「子どもがいない」など、政策論とは関係のない人格・属性攻撃が行われていたと批判した
・門田氏は、これらの発言を「人権侵害発言」だと位置づけ、左翼メディアが行う場合には問題視されにくいと指摘した
・高市首相は人間的にも感情豊かで、落ち着きがあり、女性らしい細やかさも持つ人物だと門田氏は評価した
・そのような人物に対し、同じ女性たちが人格否定的な言葉を投げかける状況は異常だと述べた
・門田氏は、高市首相が対中問題や安全保障で国のために努力している一方、国内のメディアや言論人が足を引っ張っていると批判した
キーワード:ABEMAニュース,高市バッシング,名誉男性,主婦感覚,人権侵害,女性評論家,属性攻撃
週刊文春報道への批判と「ガセネタ」問題
・門田氏は、月刊誌の対談で週刊文春問題について話してきたと述べ、かつてライバル誌である週刊新潮のデスクを務めていた立場から見解を語った
・週刊文春は、高市事務所が総裁選のライバル候補を誹謗中傷する動画の作成・拡散を依頼したという疑惑を複数回にわたって報じたと説明した
・門田氏は、この一連の報道を「ガセネタ」と断じ、動画そのものの捏造疑惑や、告発者の経歴の不自然さなどを過去にも指摘してきたと述べた
・最初に騙されて1回報じたとしても、2回目以降に続けるべきではなく、裏取りが不十分だと分かった段階で謝罪や撤回をすべきだったと批判した
・さらに、文春側が告発者と直接連絡を取れず、弁護士を通じてしか連絡できない状況で第7弾まで報じたことを「前代未聞」と表現した
・門田氏は、現在のマスコミには「高市氏を傷つける内容なら何でも飛びつく」傾向があると指摘した
・高市首相が国民のために対中国問題などで取り組んでいるにもかかわらず、国内のメディアが貶めようとしている構図を「内なる敵」と表現した
・文春が安倍氏の命日に合わせて、高市首相の重大欠陥を指摘する記事を出すことについても、ジャーナリズムではなく一方的な印象操作だと批判した
キーワード:週刊文春,ガセネタ,誹謗中傷動画,捏造疑惑,告発者,裏取り不足,印象操作
週刊誌ジャーナリズムの劣化と裏取り不足
・門田氏は、かつての週刊文春や週刊新潮には、主力記者と優秀なデスクが徹底的に裏取りを行い、政権を揺るがすような記事を作る力があったと述べた
・特に週刊新潮については、「新潮が歩いた後はペンペン草も生えない」と言われるほど、徹底した取材力があったと振り返った
・しかし現在の文春については、文春リークスに集まった情報や垂れ込みを十分に検証しないまま発信しているのではないかと推測した
・門田氏は、裏取りが甘くなり、情報処理のスピードや話題性を優先するあまり、ジャーナリズムとしての基本が崩れていると批判した
・先週号の文春が、天皇陛下が高市首相の旧宮家案に懸念を示されたかのような記事を出したことについても、根拠の乏しい印象操作だと述べた
・週刊誌が一方的に特定人物を貶める記事を続けることは、ジャーナリズムの否定であり、媒体存続の問題にも関わると指摘した
・門田氏は、過去の文春ジャーナリズムには敬意を持っているからこそ、現在の報道姿勢には強い疑問を感じると述べた
・先輩記者たちに顔向けできるのかというほど、現在の記事づくりは劣化していると厳しく批判した
キーワード:週刊誌ジャーナリズム,週刊新潮,週刊文春,裏取り,文春リークス,取材力,媒体劣化
野党・メディア・一部政党が乗った文春ネタと国会混乱
・門田氏は、文春報道をきっかけに野党が同じ質問を繰り返し、国会を混乱させたと批判した
・高市首相は、相手と「面識がなかった」と説明していたにもかかわらず、野党や一部メディアはそれを「接点がなかった」とすり替えて批判していると指摘した
・Zoom会議で同じ画面上にいたとしても、長時間の会議の中で数十秒話しただけでは、互いに名刺交換や認識を伴う「面識」とは言えないと説明した
・しかし、後からZoom会議への参加が確認されると、「虚偽答弁だ」と攻撃される構図になっていると述べた
・門田氏は、このような批判の仕方はあまりにも粗雑であり、言葉の意味を意図的にずらした印象操作だと主張した
・さらに、文春ネタに乗って審議ボイコットを行った野党側に、国民民主党、参政党、チーム未来なども加わったと批判した
・結果として、審議ボイコット側の要求が一部認められ、定数削減法案の今国会成立断念につながったと述べた
・門田氏は、これにより「審議ボイコットすれば要求が通る」という悪しき前例を作ったと問題視した
キーワード:文春ネタ,虚偽答弁,面識,接点,Zoom会議,審議ボイコット,国民民主党,参政党,チーム未来
安倍氏の功績と現在の自民党への失望
・門田氏は、安倍晋三元首相の功績として、7年8か月に及ぶ長期政権、国政選挙6連勝、国際社会での存在感を挙げた
・安倍氏は、自由で開かれたインド太平洋戦略を打ち出し、中国包囲戦略として米国や欧州にも広げた人物だったと評価した
・安倍氏が亡くなって4年が経過した今、自民党は変わるどころか、さらに劣化しているのではないかと述べた
・国民が高市政権に大きな議席を与えたにもかかわらず、会期延長もせず、60日ルールも活用せず、野党に譲歩したことに強い失望を示した
・本来なら、少数野党やメディアが騒いでも、民主主義の多数決原理に基づいて堂々と進めればよかったと主張した
・門田氏は、今の自民党は安倍氏がいた時代のような強さや信念を失い、従来型の調整政治に戻ってしまっていると批判した
・「スカッとする話をしたいが、現実はこういう状態だ」と述べ、現在の政界やメディアの劣化を正直に語ったと締めくくった
・安倍氏の死去から4年を迎えた今こそ、自民党が本当に変わったのか、国民の負託に応えられるのかが問われていると問題提起した
キーワード:安倍晋三,自由で開かれたインド太平洋,国政選挙6連勝,高市政権,会期延長,60日ルール,自民党劣化

