6月10日 – 今日は何の日?

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出典:ネガポジ辞典(主婦の友社)

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「谷津干潟の日」とは?

「谷津干潟の日」とは、千葉県習志野市にある谷津干潟を記念する日です。1993年6月10日に谷津干潟がラムサール条約に登録されたことを記念して、習志野市は2003年にこの日を「谷津干潟の日」と制定しました。

 

谷津干潟は、東京湾に突き出た半島状の干潟で、約1,300ヘクタールの広さがあります。1972年に日本の重要湿地に指定され、1993年にはラムサール条約に登録されました。谷津干潟は、多くの野鳥の飛来地として知られており、約240種の野鳥が観察されています。また、谷津干潟は、水質浄化や水辺の生物多様性の保全に重要な役割を果たしています。

谷津干潟自然観察センター

「ラムサール条約」とは?

ラムサール条約は、湿地の保護と持続可能な利用を目的とした国際的な環境条約です。この条約は、1971年にイランのラムサールで開催された国際的な会議で採択され、1975年に発効しました。条約は、湿地が生物多様性の保護や人間の福祉に重要な役割を果たしていることを認識し、湿地の持続可能な利用と管理を促進することを目的としています。

ラムサール条約では、湿地の保護と持続可能な利用に関する国際的な枠組みを提供しています。湿地は、沼地、河川、湖沼、湿原、マングローブ、汽水域など、水によって支配される土地や水域を指します。これらの湿地は、植物や動物の生息地として重要であり、さまざまな生態系サービスを提供しています。

ラムサール条約の主な目標は、湿地の重要性を認識し、湿地の喪失や劣化を防ぎ、持続可能な利用と管理を推進することです。条約の締約国は、自国内の重要な湿地を特定し、これらの湿地の保護と持続可能な利用のための措置を講じることを義務付けられています。

具体的には、締約国は以下のような取り組みを行うことが求められます:

①湿地の登録と保護: 締約国は、自国内の特に重要な湿地を「ラムサール湿地」として登録する必要があります。登録された湿地は保護の対象となり、その価値や重要性が国際的に認められます。

②湿地の管理と持続可能な利用: 締約国は、登録された湿地の管理計画を策定し、湿地の持続可能な利用を促進するための措置を講じることが求められます。これには、湿地の生物多様性の保護、水質管理、漁業や農業の持続可能性の向上などが含まれます。

③国際協力と情報共有: 締約国は、湿地の保護と持続可能な利用に関する情報や経験を共有し、国際協力を進めることが求められます。定期的な会議や報告の提出を通じて、湿地保護の進捗状況や課題について情報を共有することが重要です。

ラムサール条約は、湿地の保護と持続可能な利用のための重要な国際的な枠組みであり、現在190以上の国と地域が締約国となっています。条約は湿地生態系の保全に寄与し、生物多様性の保護、水資源管理、気候変動の緩和や適応など、さまざまな環境課題に対処する上で重要な役割を果たしています。

セイタカシギ
谷津干潟に住み着いているセイタカシギ

「湿地」は渡り鳥の中継地

渡り鳥は、季節に応じて子育てや冬の間に遠くへ移動する鳥のことです。彼らの移動範囲や距離は種によって異なります。谷津干潟には、シギ・チドリ類と呼ばれる水鳥が飛来し、その中にはシベリアやアラスカからオーストラリアやニュージーランドまで、12,000キロメートル以上もの距離を旅するものもいます。

シギ・チドリ類の主な故郷は、シベリアやアラスカの北極圏などで、そこで親鳥は卵を産み子育てをします。このような場所を「繁殖地」と呼びます。寒さが厳しくなると、シギ・チドリ類は冬を過ごすために南のオーストラリアやニュージーランドへ向かいます。冬を過ごす場所を「越冬地」と呼びます。

彼らは越冬地まで12,000キロメートル以上を一気に飛ぶこともありますが、途中で谷津干潟のような湿地で休息し、エネルギーを補給しながら移動することもあります。湿地ではゴカイやカニ、昆虫などを食べます。このような場所を「中継地」と呼びます。

谷津干潟は、これらの渡り鳥にとって重要な「サービスエリア」となっています。渡り鳥の保護のためには、「繁殖地」、「中継地」、そして「越冬地」にあたる国々が協力することが必要です。これらの地域のいずれかが欠けてしまうと、渡り鳥の生存に深刻な影響が及ぶ可能性があります。

 

 歴史上の出来事

(資料:Wikipediaより抜粋)

 記念日・行事・お祭り

時の記念日 671年6月10日に漏刻と呼ばれる水時計を新しい台に置き、鐘や鼓で人々に時刻を知らせたと『日本書紀』に記されており、日本で初めて時計による時の知らせが行われたことから。
時間を大切にする意識を広めるため、東京天文台(現在の国立天文台)と生活改善同盟会が制定。
路面電車の日 地域の大切な交通手段として利用され、また街のシンボルとして愛されている路面電車の魅力を伝えるため、全国路面軌道連絡協議会が制定。日付は「ろ(6)でん(10)」(路電)と読む語呂合わせから。
谷津干潟の日 1993年6月10日に千葉県習志野市の谷津干潟が「ラムサール条約」の登録湿地に指定されたことを記念し、谷津干潟を通して自然保護や環境保全についての関心や理解を深めるため、習志野市が制定。
商工会の日 1960年6月10日に「商工会法」(商工会の組織等に関する法律)が施行されたことを記念して、全国商工会連合会が制定。
無糖茶飲料の日 健康への関心が高まるなか、無糖茶飲料にももっと注目して欲しいと、(株)伊藤園が制定。日付は「む(6)とう(10)」(無糖)と読む語呂合わせから。
ミルクキャラメルの日 1913年6月10日にミルクキャラメルが初めて販売されたことから。
製造発売元の森永製菓(株)が制定。
夢の日 夢の実現に力を貸してくれた人に感謝し、自分の夢について考え、語り合う日にと、香川県直島の女性が制定。日付は「む(6)ちゅう(10)」(夢中)と読む語呂合わせと、「夢は叶う」の「叶」の字に十が含まれることから。
ドリーム号の日 1969年6月10日に日本初の夜行高速バスとして「ドリーム号」が大阪 – 東京間の運行を開始したことから。
安全、安心、快適、リーズナブルな都市間輸送サービスとして親しまれてきた「ドリーム号」を、これからも多くの人に利用してもらいたいと、西日本ジェイアールバス(株)とジェイアールバス関東(株)が制定。
歩行者天国の日 1973年6月10日に、日本で初めて大規模な歩行者天国が実施されたことにちなんで制定された記念日。
この時行われたのは、東京・銀座〜上野までの5.5kmで、当時は 日曜遊歩道 とも呼ばれていた。
こどもの目の日 日付は、生まれたばかりの赤ちゃんも6歳くらいまでには視力1.0に成長する一方、1.0に成長していない「弱視」の発見・治療や、低年齢化する近視の発症の予防にとって「6歳。視力1.0」は大切な節目との考えから、6と10を日付にした6月10日に。
こどもたちの視力の成長を見守り、生涯にわたり目の健康を維持増進する基礎を培うこと、デジタル機器に触れるこどもたちの近視の発症や進行を予防すること、それらに関わる健全な視力を保つための知識と行動を多くの人に啓発するため、日本眼科啓発会議が制定。

 本日の誕生日

6月10日には、ジェームス三木(脚本家)、米長邦雄(将棋棋士)、喜納昌吉(音楽家)、鈴木健(アナウンサー)、いとうあさこ(お笑い芸人)、松たか子(女優)、山縣亮太(陸上競技)、寺田心(俳優)が誕生しています。(敬称:略)