復興増税を防衛増税に転用したい財務省が「バレるから質問しないで」 【髙橋洋一チャンネル#1239】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
復興増税を防衛増税に? 転用したい財務省の思惑
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
森まさこ議員が「財務省の圧力」発言で波紋
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自民党の森まさこ元法相が、復興増税の防衛財源転用を巡る財務省の圧力を国会で暴露。
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不規則発言と思われるが、与党内でも驚きの声。
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森氏は、時に天然な言動をすることでも知られ、今回も悪気なく発言した可能性。
財務省の「復興増税」転用はおかしい
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復興増税は本来期限付きで終了するはずのもの。
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それを防衛費に転用し続けるのは、財務省による不当な延命措置。
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増税が一度実施されると、国民が慣れてしまうという財務省の思惑も。
財務省の「質問取り」レクチャーの実態
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国会質問前に財務省が議員に事前レクを行い、「この質問は避けてください」と依頼。
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若手官僚が派遣されるケースが多く、経験不足で思わず“本音”を漏らすことも。
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昔は質問取りにベテラン官僚が行っていたが、近年は1年目の職員も多い。
財務省の組織的な対応と対策不足
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若手職員のミスも、上司が質問内容を読み取って対応する体制になっている。
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慣れている幹部なら、うまく他の話題に誘導する技術があるが、若手には難しい。
森まさこ氏の発言は「暴露」ではなく「素の一言」
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森氏はカチンと来て発言したのではなく、軽いノリで話していた。
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財務省にとっては「なんで言うんだ!」という衝撃。
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国会答弁では財務省が森氏に丁寧に対応していたにもかかわらず、本人は流れを理解していなかった様子。
復興増税は「終わったはずなのに継続中」
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復興増税は期限が明示されていたが、実際にはそのまま税負担が続いている。
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国民がその負担に慣れてしまい、抗議の声が上がらない。
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財務省は「一度増税すれば国民は忘れる」と見ている。
国民の無関心と政治の沈黙
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復興増税が終わっていない事実を指摘する政党は存在しない。
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所得税の控除額が少し増えても、国民が気づきにくい・気にしない現状。
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厳選徴収により少額で複雑な税計算となるため、問題意識が薄れる。
財務省は「消費税減税論」を恐れている
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一度減税されると、国民が「減税も可能」と気づき、再増税が難しくなる。
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財務省は減税を極力避け、「増税慣れ」を維持したい意図がある。
声を上げなければ「認めた」ことになる
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復興増税が終了していない事実を、もっと多くの人が問題視すべき。
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声を上げないことで、既成事実化し財務省の思うままになる。
キーワード:復興増税、防衛財源転用、森まさこ、財務省の圧力、国会質問取り、税負担継続、増税慣れ、消費税減税の抑制
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