【要約】高市総裁の「意向」が通じない自民党の「闇」【門田隆将チャンネル#0206】

【要約】高市総裁の「意向」が通じない自民党の「闇」【門田隆将チャンネル#0206】
『門田隆将チャンネル」は、作家・ジャーナリストの門田隆将氏が日本の政治経済世界情勢などの側面や裏側をジャーナリストの視点で切り込むYouTubeチャンネルです。

『門田隆将チャンネル#0206』を要約

中野区での講演と保守派との意見交換

・門田氏は冒頭、中野区を訪れたことを紹介しました。
・目的は、文化人放送局の仲間である吉田康一郎氏の応援と、保守系団体での講演でした。
・吉田氏は中野区長選への立候補を予定しており、門田氏はその応援を兼ねて中野区を訪問したと述べました。
・特に、中野サンプラザ問題をめぐり、定期借地方式で活用すべきものを売却しようとする現区政に対し、吉田氏が反対の立場で戦っていると紹介しました。
・その後、日本会議関係の講演会に参加し、保守派の参加者と懇談する中で、現在の政治状況について活発な議論が交わされたと述べました。
・門田氏は、その場で保守派の人々に対し、いまの自民党や皇位継承議論について、あえて苦言を呈したと説明しました。

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高市総裁の意向が通じない自民党

・門田氏が今回の主題として掲げたのは、「高市総裁の意向は通じない」という問題です。
・これは、皇位継承問題をめぐる与野党協議の動きに対する強い危機感から出た言葉です。
・読売新聞が報じた内容として、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案について、与野党が大筋合意に向かっていると紹介しました。
・門田氏は、これまで繰り返し、女性皇族の身分保持案は容認してはならないと主張してきたと述べました。
・その理由は、この案が将来的に女性天皇・女系天皇への入口
になる可能性が高いからだと説明しました。
・高市氏は党大会などで、旧宮家の男系男子を皇族に養子として迎える案を第一優先とする立場を示していました。
・しかし現実には、女性皇族の身分保持案が優先される形で議論が進んでおり、門田氏はこれを高市総裁の意向が自民党内で通じていない証拠だと批判しました。

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女性皇族の身分保持案への強い反対

・門田氏は、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案は、一見すると皇族数の確保策のように見えるが、実際には極めて危険な制度変更だと指摘しました。
・たとえば、愛子内親王が結婚後も皇族の身分を保持した場合、当初は配偶者や子どもは民間人のままとされる可能性があります。
・しかし、時間が経てば、配偶者や子どもも皇族にすべきだという議論が出てくることは避けられないと述べました。
・その結果、愛子内親王が男系の女性天皇となった後、その子どもが皇位を継ぐ場合には、女系天皇となると説明しました。
・女系天皇は、父方をたどって神武天皇に連なる男系継承とは異なるため、門田氏は、そこで皇統が途絶えることになると主張しました。
・門田氏は、これを世界最古の王朝の終焉につながる重大問題だと位置づけました。
・そのため、女性皇族の身分保持案は、単なる皇族数確保策ではなく、女系天皇への道を開く制度変更だと強く批判しました。

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連立合意書にも反する皇位継承議論

・門田氏は、自民党と日本維新の会の連立政権合意書にも、旧宮家の男系男子を皇族に迎える案が第一優先として書かれていると指摘しました。
・合意書では、古来例外なく男系継承が維持されてきた重みを踏まえ、現状の皇位継承順位を変更しないことが前提とされていると説明しました。
・そのうえで、皇族には認められていない養子縁組を可能にし、皇統に属する男系男子を皇族とする案を第一優先とすると明記されていると述べました。
・しかし実際には、その合意書の内容や高市総裁の発言が十分に反映されず、女性皇族の身分保持案と旧宮家男系男子の養子縁組案がセットで進められていると批判しました。
・門田氏は、これは連立合意書の軽視であり、同時に高市総裁の方針の無視だと受け止めています。
・高市氏が明言し、連立合意書にも書かれているにもかかわらず、それが通らないことに、自民党の体質的な問題が表れていると述べました。

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自民党内の体質と国力研究会への見方

・門田氏は、自民党内には、高市政権を支えると言いながら、実際には自分たちの都合に合う政策だけを通し、気に入らない政策は止める勢力があると批判しました。
・今後発足する国力研究会についても、高市政策を支えるという建前はあるものの、すべての政策を前進させる力になるとは限らないと警戒感を示しました。
・ただし、国力研究会の存在によって、来年の自民党総裁選で高市氏が再選される可能性は高まるだろうとも述べました。
・一方で、再選が見込まれたとしても、高市政策そのものが自民党内で実現できるとは限らないと指摘しました。
・門田氏は、外国人政策や憲法改正など、高市政権なら進むと期待されていた政策についても、自民党内で妨害やブレーキがかかる可能性があると見ています。
・つまり、総裁が高市氏であっても、自民党全体が高市路線に一致しているわけではないというのが、門田氏の問題意識です。

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男系継承と万世一系を守る意義

・門田氏は、日本の皇室が世界最古の王朝として続いてきた理由は、男系継承という明確な原則を守ってきたからだと説明しました。
・父方をたどれば神武天皇に至るという皇統のルールがあるため、権力者であっても天皇にはなれなかったと述べました。
・具体例として、平清盛、源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のような権力者でさえ、皇統の外にいたため天皇にはなれなかったと説明しました。
・このように、日本では権力と権威を分離し、皇統を男系で維持してきたことが、長期的な皇室存続の知恵だったと強調しました。
・門田氏は、女性皇族の身分保持案によって、この万世一系の原則が揺らぐことを強く危惧しています。
・そのため、皇位継承問題は単なる制度改革ではなく、日本の国柄そのものに関わる問題だと位置づけました。

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女性皇族の身分保持に立法事実はあるのか

・門田氏は、女性皇族が結婚後に皇族の身分を離れても、公的役割を担うことは可能だと述べました。
・その例として、黒田清子さんが皇族を離れた後も、伊勢神宮の祭祀や名誉職などの役割を続けていることを挙げました。
・過去の例を見ても、女性皇族が結婚後に皇族の身分を離れたからといって、公的活動が不可能になるわけではないと説明しました。
・そのため、女性皇族の身分保持を制度化しなければならない明確な理由、つまり立法事実がないと批判しました。
・門田氏は、女性皇族の身分保持案には、皇族数確保という表向きの理由以外に、実質的には女系天皇につなげる狙いがあるのではないかと見ています。
・この点からも、同案を容認することは将来に大きな禍根を残すと警鐘を鳴らしました。

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保守派への呼びかけと今後の危機感

・講演後の懇親会では、多くの保守派参加者から、女性皇族の身分保持案に対する強い疑問や怒りの声が出たと門田氏は紹介しました。
・「なぜ自民党は女系天皇につながる可能性のある案を進めるのか」という声が多く上がったと述べました。
・門田氏は、保守系団体や支持者が、女性皇族の身分保持案に賛成する自民党議員に対し、支援しないという姿勢を明確に示すべきだと呼びかけました。
・ただ批判するだけではなく、支持団体や有権者の側から、政治家に対して強い意思表示をする必要があると訴えました。
・門田氏は、圧倒的な議席を持つ政権であっても、重要政策が思い通りに進むわけではないという現実を強調しました。
・最終的に、高市総裁の意向が通じない自民党という現実を直視しつつ、日本を守るためには国民側が声を上げ続けるしかないとまとめました。

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