気になるニュース【2023年6月14日】

気になるニュース【2023年6月14日】
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 百田尚樹・有本香のニュース生放送 『あさ8時! 第138回』

下記のリストは番組で切り込んだニュース記事の順番です。

【ゲスト:加藤康子(産業遺産国民会議専務理事)/丸山穂高(前衆議院議員、政治家女子48党副党首)】

①LGBT法案、衆議院本会議で可決
②LGBT法案採決「おなか痛い」高鳥氏退席 杉田水脈氏は欠席
⑨政府「異次元の少子化対策」中身を決定 今後3年で取り組む具体策
⑧トヨタ、2027年にも全固体電池を実用化へ EV普及の「起爆剤」
……など。

 ニュースのキーワード「Woke」

アメリカでは「Woke」に関する書籍が多く出版されているとゲスト出演の加藤康子氏が提示。

この「Woke」とは、英語では「目覚めた」ということ意味ですが、アメリカでの「Woke」という言葉は、社会的正義や平等を追求する運動や意識を表すために使われています。「Woke」への反論が書籍になった、その背景には民主党政権によって左化しているアメリカに対峙する反論を象徴しているようです。

アメリカのWokeは、社会的な不平等や差別に対する敏感さを強調し、特に人種、ジェンダー、セクシュアリティ、障がいなどの要素における不平等に焦点を当てています。Wokeの人々は、社会の階層的な構造や制度的な偏りに対して批判的な視点を持ち、不公平や不正義に立ち向かうための行動を促進しようとします。

Wokeの運動は、社会的変革を求めるために様々な手段を用いることがあります。これには、プラットフォームやソーシャルメディアを活用した啓発活動、デモや抗議活動、教育や意識啓発の取り組み、差別的な制度や構造の変革を求める政治的な活動などが含まれます。

Wokeの運動は、一部の人々にとっては積極的な社会的変化を促進するものと見なされていますが、同時に批判や議論も呼んでいます。前述したように、一部の人々は、Wokeの運動が政治的正しさの過剰な強要や対話の制約をもたらすと主張しています。また、Wokeの運動に対する政治的な反発も存在します。

アメリカのWokeは、社会的な変革と公平を追求する意識を持つ一部の人々やグループによって駆り立てられていますが、この運動の範囲や具体的な目標は個人やグループによって異なる場合があります。

以下に、一般的に指摘されるWokeの問題点をいくつか挙げます。

  1. 過剰な政治的正しさ: Woke運動は、差別や偏見に対する敏感さを強調する一方で、時に過剰な政治的正しさを示す傾向があります。これにより、意見の多様性や自由な表現が制限される可能性があります。
  2. キャンセルカルチャーの強化: Woke運動は、社会的な変化を促す一方で、キャンセルカルチャー(個人や組織を非難・排除する傾向)を助長することがあります。これにより、対立する意見や進歩的でない意見に対して、寛容さや対話の機会が制限される可能性があります。
  3. 敵対的な環境の創出: Woke運動は、社会的な変革を目指す一方で、しばしば対立や敵対心を生み出すことがあります。個人やグループが敵対的な環境に晒され、分断が深まることが懸念されます。
  4. 一元的な視点: Woke運動は、しばしば特定のイデオロギーや視点に基づいており、他の視点や意見を排除する傾向があります。これにより、多様な意見や経験を持つ人々の声が抑圧される可能性があります。
  5. 問題の複雑性の無視: Woke運動は、社会的な問題を単純化する傾向があります。問題の背後にある複雑な要因や文化的な背景を無視することがあり、解決策が不十分になる可能性があります。

これらの問題点は、Woke運動全体に当てはまるわけではありませんし、個々の人々やグループによって異なる場合もあります。議論や対話を通じて、社会的な問題を解決するためにより包括的なアプローチが模索されることが重要です。

 天才!高橋洋一先生に聞いて見よう!

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