「音の日」は、12月6日に制定された記念日です。この日は、1877年にトーマス・エジソンが世界で初めて蓄音機による録音・再生の実験に成功した日です。エジソンは、錫箔に覆われた円筒に針をつけた蓄音機「フォノグラフ」を発明し、童謡「メリーさんのひつじ」を録音・再生しました。これにより、音を記録・再生する技術が誕生し、オーディオの歴史が始まりました。

「音の日」は、1994年に日本オーディオ協会が、日本レコード協会や日本音楽スタジオ協会などと協力して制定しました。音の日の目的は、音楽やオーディオ、レコードなど「音」の文化について多くの人々に認識を深めてもらうとともに、音の文化・産業の一層の発展に寄与することです。
