11月12日 – 今日は何の日？
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「 留学の日」とは？
「留学の日」は、日本の留学業界の健全な発展を目指し、留学に関わる活動を行う一般社団法人・海外留学協議会（JAOS）によって制定された記念日です。
この日は、1871年11月12日に日本初の女性国費留学生、山川捨松（1860-1919年）と津田梅子（1864-1929年）を含む5人の学生が、岩倉使節団と共にアメリカへ留学したことを記念しています。これは、男性だけでなく女性にも留学の機会が与えられ、日本人に留学が広く開放された象徴的な日とされています。
留学の日は、グローバルに活躍し日本に貢献する人材を育成することを目的とし、留学の普及を促進するきっかけとされています。この記念日は2022年に一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定されました。
女性国費留学生とは？
女性国費留学生とは、日本政府が奨学金を支給して日本に招へいする外国人留学生のうち、女性のことを指します。女性国費留学生は、日本の大学や専門学校などで学ぶ学部留学生や研究留学生、日本語教育機関で日本語を学ぶ日本語留学生など、さまざまな種類があります。
女性国費留学生は、日本の文化や教育に触れるとともに、自国の発展や国際交流に貢献することが期待されています。
女性国費留学生の歴史は古く、日本で最初に女性留学生として受け入れられたのは、1871年に来日したアメリカ人のアリス・モウンドという女性だと言われています。
その後、日本の女性教育の先駆者である津田梅子や、日本初の女性医師である小島瑳枝子など、多くの女性が国費留学生として海外に渡り、日本の女性の地位向上に尽力しました。現在では、日本に留学する女性は増えており、2020年には国費留学生の約4割が女性でした。
女性国費留学生は、日本の大使館や大学などを通じて申請することができます。申請方法や条件は、国費外国人留学生制度についてのページや、各国の日本大使館のウェブサイトなどで確認することができます。女性国費留学生は、日本の教育や文化に興味があり、自国や世界の発展に貢献したいという女性にとって、魅力的な機会です。
海外留学協議会（JAOS）とは？
海外留学協議会とは、留学事業の健全な発展と国内の留学啓蒙のために1991年に設立された一般社団法人です。留学サービス事業者を中心に60以上の団体が加盟しており、パートナー会員として、オーストラリア大使館マーケティング事務所、ブリティッシュ・カウンセルなど公的機関も会員になっています。海外留学協議会は、以下のような事業を行っています。
- 留学に関する情報提供や相談助言
- 留学に関する研修・研究や認定試験の実施
- 留学に関するガイドラインの策定と遵守の推進
- 留学に関する統計調査や広報活動
- 留学に関する国内外の教育機関や関係省庁、在外公館等との連携
海外留学協議会は、消費者の保護と国際社会に貢献できる人材の育成に寄与することを目指しています。
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