11月7日 – 今日は何の日?

11月7日 – 今日は何の日?

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「 鍋の日」とは?

愛媛県伊予市に本社を置き、鍋料理に欠かせないつゆなどを作っている食品メーカーのヤマキ株式会社が制定。

 

日付はこの日が「立冬」(11月7日頃)になることが多く、冬の到来を感じる頃になることから。冬に向かい鍋物がより美味しくなることをアピールし、家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらおうとの願いが込められている。

日本の各地には、独自の鍋があり、採れたての野菜を使用したり、豊富な海産物を具材としたものなど、様々な鍋があります。

代表的な日本の鍋料理

鍋料理 主材料 都道府県
石狩鍋 サケ 北海道
もつ鍋 牛豚のもつ 福岡県
きりたんぽ鍋 きりたんぽ 秋田県
水炊き 鶏肉 福岡県
あんこう鍋 アンコウ 茨城県、福島県
てっちり(ふぐちり、ふぐ鍋) フグ 大阪府、山口県、福岡県
牡蠣の土手鍋 カキ 広島県
かにちり カニ 福井県、兵庫県
ぼたん鍋(猪鍋) 猪肉 神奈川県、兵庫県、岐阜県など
鴨鍋 鴨肉 滋賀県、千葉県、埼玉県
桜鍋 馬肉 東京都・長野県・熊本県
クエ鍋 クエ 和歌山県、高知県
しょっつる鍋 ハタハタ 秋田県
はりはり鍋 鯨肉と水菜 大阪府
せんべい汁 南部せんべい 青森県八戸市
せり鍋 せり 宮城県仙台市
芋煮 里芋 青森県を除く東北地方、新潟県

鍋のはじまりは?

鍋の始まりは、日本の縄文時代から弥生時代に遡り、主に煮炊き用の調理器具として使用されていました。この時期、鉄器の導入により鍋状の器具が現れ始めます。

 

しかし、当時の料理は汁物や煮物が中心で、現在の鍋料理とは異なっていました。また、食事文化として、各自が自分の膳で食事をする習慣があり、鍋料理は火にかけたまま食べるのではなく、調理後に分け合って食べられていました。

卓袱料理

この「みんなで鍋をつつく」形式が普及したのは、江戸末期から明治時代にかけて、卓袱(しっぽく)料理などの影響で一つの皿や鍋から料理をいただくスタイルが定着したからです。

江戸時代の鍋は?

江戸時代の都市部では人口が多く、多くの人々が狭い長屋で生活していました。この時期に七輪が普及し、持ち運びが可能で便利なこの道具により、「煮込みながら食べる」スタイルの鍋料理が登場しました。

 

この時代の鍋料理は多様で、「湯やっこ」(現在の湯豆腐)、どじょう鍋、貝殻を鍋代わりに使用する「貝焼き」など、バラエティに富んだメニューがありました。

 

また、「小鍋立て」という、直径20cmほどの小鍋を少人数、または一人で食べるスタイルも流行し、江戸後期の文献には肉や葱を入れた鍋料理を客に提供する記述も見られ、鍋料理の普及が伺えます。

明治時代の鍋は?

明治時代に入ると、富国強兵策の一環として、それまで禁止されていた肉食が奨励されるようになりました。この変化に伴い、「牛鍋」が登場します。この牛鍋は醤油ベースまたは味噌ベースで味付けされ、横浜や東京に多くの牛鍋専門店が開店しました。

 

牛鍋は、文明開化の象徴とされ、仮名垣魯文の『安愚楽鍋』にも登場し、社会各層に普及しました。一方で、「すき焼き」と牛鍋はしばしば同一視されますが、すき焼きの歴史は江戸時代にまでさかのぼり、肉を鋤(すき)で焼いたことから名付けられたとされています。

現代の鍋料理の多様性

現代の日本では、鍋料理は非常に多様化しており、100種類を超えるバリエーションが存在します。地域に根ざした「郷土鍋」には、鮭と野菜を味噌味で仕上げる石狩鍋や、鶏の旨味が効いた醤油ベースのきりたんぽ鍋などがあります。また、カレー鍋やコラーゲン鍋など、新しいスタイルの「新顔鍋」が近年ブームとなっています。

さらに、フランスのブイヤベースや、韓国の辛いチゲ、2色のスープで有名な火鍋など、世界各国の「外国鍋」も人気を集めています。具材や味付けに決まりはなく、その懐の深さから常に新しい種類の鍋料理が登場することが鍋の魅力です。

ブイヤベース

火鍋

 歴史上の出来事

Wikipediaより抜粋)

 記念日・行事・お祭り

鍋の日 冬に向かい鍋物がよりおいしくなることをアピールし、家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらいたいと、ヤマキ株式会社が制定。日付は、11月7日が「立冬」になることが多く、冬の到来を感じる頃になることから。
マルちゃん正麺の日 生の麺をそのまま乾燥してつくるなめらかでコシのある食感が人気の「マルちゃん正麺」。その美味しさをさらに多くの人に味わってもらいたいと、東洋水産(株)が制定。日付は、即席袋麺の価値が見直されるきっかけになったともいわれる「マルちゃん正麺」の発売日(2011年11月7日)から。
釧路ししゃもの日 「釧路ししゃも」をさらに多くの人に知ってもらい、その美味しさを味わってほしいと、釧路地域ブランド推進委員会が制定。日付は、釧路のししゃものいちばん美味しい時期に合わせて行っている「ししゃもフェア」の初日がこの日であり、「いい(11)な(7)釧路ししゃも」と読む語呂合わせから。
ソースの日 ソースのおいしさをアピールし、また、かけるだけでなく「焼く」「煮る」「隠し味に」など、さまざまなソースの使い方を普及させたいと、日本ソース工業会が制定。日付は同工業会の設立日(1947年11月7日)から。また、ウスターソースのエネルギー量が100グラムあたり117(イイナ)キロカロリーであることから。
いいおなかの日 ヨーグルトの良さを多くの人に知ってもらい、「いいおなか」を心がけるきっかけの日にしてほしいと、タカナシ乳業(株)が制定。日付は「いい(11)おなか(07)」と読む語呂合わせから。
にかわの日 「にかわ」は動物の皮や骨などを原料としている環境に優しい接着剤。ゼラチンの原点ともいえる「にかわ」の魅力をより多くの人に知ってもらいたいと、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定。日付は、前身の日本にかわ・ゼラチン工業組合の創立総会が開催された日(1963年11月7日)から。
鍋と燗の日 一家団らんの中心にある鍋と、その傍らに置かれた燗酒。この日本らしい古き良き風習をあらためて見直して、温かい鍋とともに、温かい日本酒を愉しむ機会を広めたいと、「日本酒がうまい!推進委員会」が制定。日付は、暦のうえでは本格的な寒さを迎える「立冬」に。
ココアの日 ココアの美味しさをより多くの人に味わってもらいたいと、森永製菓(株)が制定。
日付は、ココアは体が温まる飲み物として11月上旬から飲む機会が増えることから、冬の気配を感じ始める「立冬」に。
紀州山の日 和歌山県が1994年に制定。紀州の山村ではかつて旧暦11月7日に山の神に感謝する祭が行われていたことから。山林に対する理解を深め、人と山が共生する山村作りを啓発するための活動が行われる。

 本日の誕生日

11月7日には、キュリー夫人(物理学者)、上原謙(俳優)、飯島藤十郎(ヤマザキパン創業者)、アルベール・カミュ(小説家)、チャーリー浜(吉本新喜劇)、寺田農(俳優)、ジョニ・ミッチェル(歌手)、笑福亭笑瓶(お笑いタレント)、伊集院光(お笑いタレント)、戸次重幸(TEAM NACS)、小比類巻貴之(キックボクシング)、長瀬智也(俳優)、内山理名(女優)、片瀬那奈(女優)、村上佳菜子(フィギュアスケート)、馬場雄大(バスケットボール)が誕生しています。(敬称:略)

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