3月7日 – 今日は何の日?

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消防自動車は、なぜ赤い?
さて、「消防自動車は、なぜ赤いのでしょうか?」という質問がありますが、
それは、「道路運送車両の保安基準」という運輸省令(昭和26年7月28日第67号)で決められているからです。
そして、その第49条第2項には、
「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする」と定められています。
消防車は赤といわれていますが、法規上は朱色が正規な色となります。(ここでは、信号の青のように、正確な色にこだわらずに無難に「赤」にしておきます。)
消防車が赤色とされた理由は定かではありません。しかし、海外の消防車が赤であったこと、また赤は注意をひく色、炎の赤を連想させて警戒心を起こさせるのも理由のひとつとされています。
白バイならぬ赤バイ登場!
交通取り締まりをおこなう白バイを目にすることがありますが、赤バイも存在します。警察車両ではなく、消防車両としてボディが赤く塗られたバイクのことです。
赤い色のボディであることから、赤バイとも呼ばれているオフロードバイクを所有する部隊は、主に東京消防庁や各消防署の消防団などに属しています。
渋滞が発生していても、バイクならば消防車より早く現場へ向かうことができます。また、大地震により街なかの塀や電柱が倒れるなどして、緊急車両が近づけない場面でも、その機動力が発揮することが可能です。
赤バイの誕生は、1965年代に、赤色灯とサイレンを付け、消火器を積んだバイクがはじまりとされています。
東京消防庁では1971年2月に正式運用が開始され、赤バイが一番乗りをして、逃げ遅れた人を救助するなど、さまざまな活躍をみせていた赤バイですが、1976年の5月20日をもって廃止されます。
赤バイの復活
しかし、1995年1月に発生した阪神・淡路大震災で、多数の建物の倒壊によって道路が使用できなかったことの教訓から赤バイが復活しました。
以前の赤バイとは異なり、大震災時の情報収集活動用として、1995年に都内の各消防署にバイクが配置されました。
クイックアタッカー
また東京消防庁では、1997年に高速道路や山間地域の火災や救助・救急活動に対応するために「消防活動二輪車」(通称:クイックアタッカー)の運用が開始され、現在でも災害時に機動性を発揮して活躍をみせています。
クイックアタッカーは、オフロードバイク2台1組で編成され、バイク2台に加え水槽付きポンプ車が連携して活動します。
火災や震災が発生した現場では、いち早く現場情報を収集したうえで、先行して救助の初期消化など重要な任務をおこないます。
連携しているバイクはそれぞれ搭載されている装備が異なり、1号車には可搬式消化器具取付装置、2号車には簡易救助器具収納ボックス固定装置や、消火器、応急救護資器材などが搭載されています。
バイクの基本装備には、一体型の赤色警光灯・サイレンスピーカーや、マイク、バックアップ電源装置、リアボックスなど(容量47リッター)が搭載されています。
赤バイは、火災や震災などの現場で必要となる機動力を兼ね備え、いち早く救助活動をおこなってくれる、重要な部隊であるといえるのです。
記念日・行事・お祭り
今日の誕生日
- 1602年 – 狩野探幽、狩野派絵師(1674年逝去)
- 1765年 – ニセフォール・ニエプス、発明家(1833年逝去)
- 1875年 – モーリス・ラヴェル、作曲家(1937年逝去)
- 1889年 – 堤康次郎、実業家、政治家、第44代衆議院議長(1964年逝去)
- 1900年 – 英百合子、女優(1970年逝去)
- 1903年 – 岩谷直治、実業家(2005年逝去)
- 1921年 – 藤原審爾、小説家(1984年逝去)
- 1924年 – 安部公房、小説家(1993年逝去)
- 1932年 – 河内桃子、女優(1998年逝去)
- 1940年 – 上條恒彦、俳優、歌手
- 1940年 – 上村一夫、漫画家(1986年逝去年)
- 1946年 – マシュー・フィッシャー、ミュージシャン(プロコル・ハルム)
- 1956年 – 岡まゆみ、女優
- 1957年 – オール阪神、漫才師(オール阪神・巨人)
- 1958年 – 高山文彦、ノンフィクション作家
- 1960年 – イワン・レンドル、テニス選手
- 1961年 – 高市早苗、政治家
- 1963年 – 広田レオナ、女優
- 1966年 – 櫻井敦司、ミュージシャン(BUCK-TICK)
- 1967年 – 矢沢あい、漫画家
- 1970年 – 王理恵、スポーツキャスター
- 1972年 – チャン・ドンゴン、俳優
- 1973年 – 川越達也、料理人
- 1973年 – はねだえりか、タレント
- 1977年 – 長谷川博己、俳優
- 1989年 – 永山絢斗、俳優
- 1995年 – 菊池風磨、アイドル、俳優(Sexy Zone)
- 1997年 – 矢作穂香、女優、ファッションモデル
- 2002年 – 羽賀朱音、歌手(モーニング娘。)
- 2003年 – 内村颯太、アイドル(ジャニーズJr.、少年忍者)