都議選自民惨敗!小泉旋風吹かず!また予測が当たりました【髙橋洋一チャンネル#1302】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
都議選の結果をおさらい
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
都議選に行けず、予想は事前に北國新聞へ
・都議選当日、高橋氏はぎっくり腰で投票に行けず、期日前投票も未実施
・応援したかった候補者は、中国人オーナーによる家賃高騰問題を取り上げた唯一の人物で、無事当選した
・選挙当日はテレビで開票速報をチェック、自身は北國新聞から依頼を受け、6月10日時点で予測を出していた
小泉旋風は東京では難しいと予測
・米価問題など、地方で響く話題は東京では関心が薄く、小泉進次郎氏の「風」も東京では吹きにくいと分析
・「国民の風」も弱まりつつあり、都民ファーストの勢いが強いと判断
トミンファーストの強さと小池都知事の影響力
・小池知事は土地勘と実績があり、生活密着型政策を打ち出す政党都民ファーストを強く後押し
・「水道料金を下げる」といった公約が都民に刺さったと分析
・思想性が薄くても、実利的な訴求が効果的であり、都内では有効に機能した
選挙予測の結果は「ほぼ的中」
・6月10日時点の予測と実際の結果を比較:自民40(的中)、立民31(的中)、都ファ29→実際31、国民11→実際9
・大筋では的中しており、候補者単位での誤差はあれど「答え合わせ」として上出来との自己評価
都議選は国政選挙の前哨戦
・過去データに基づくと、都議選の結果は1ヶ月後の国政選挙(例:参議院選挙)に大きく反映される傾向あり
・そのため都議選の分析は今後の予測に役立つ
小泉進次郎氏の演出は「見せかけ」?
・車内で牛丼を食べる動画などが話題になったが、「いかにも作られた感」が強く、逆に支持が伸びない懸念
・官公庁の職員食堂で電話をかける姿も「かっこ悪い」と評し、演出過剰との批判的見解
国政選挙では受け皿不在の問題も
・都議選ではトミンファーストが自民票の一部を吸収したが、国政には同様の「受け皿」が存在しない
・立民・共産・国民民主がその役割を果たせず、賛成党が3議席獲得と予想外の結果
・国政での再現性は未知数であり、さらなる分析が必要と述べた
1ヶ月後の参院選に向け今後も分析継続
・参院選までは時間があるため、都議選データを元に引き続き予測を行う方針
・賛成党の動向や国民の支持動向を注意深く見守る必要がある
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