米不足は農水省の減反政策のせい 備蓄米は国会機密【髙橋洋一チャンネル#1217】
by hamn

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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。以下、動画より主な内容をまとめたものです。
米不足について
1. 米不足の原因
- 供給量が減少しているため、価格が高騰している。
- これは誰かが米を隠しているわけではなく、政策的に供給が減らされているため。
- 農林水産省の政策(転作奨励金など)により、作付面積が減少している。
- 安倍政権時代に転作奨励金を廃止したが、作付面積の減少は続いている。
2. 政策の問題点
- 農水官僚は国内の需給調整しか考えておらず、輸出の視点がない。
- 他の産業では輸出を想定した生産をしており、国内需要が変化しても対応できる。
- 米も輸出を視野に入れた生産をすれば、需給バランスの変動に対応できる。
3. 日本の米の競争力と輸出
- 日本の米は国際市場で競争力がある。
- 作付面積を減らさず自由に生産を行えば、輸出を増やせる。
- しかし、現在の政策では米の輸出が制限されている。
4. 政府の備蓄米について
- 政府の備蓄米の実際の保管量や保管場所は明らかにされていない。
- これは国家機密として扱われている。
- 財務省の外貨準備と同じように、詳細は公開されていない。
- 備蓄米の保管には高額な費用がかかり、天下りや利権に関わる可能性がある。
5. 山下氏の発言の影響
- 元農水官僚の山下氏が「政府の備蓄米の実態は不明」と発言。
- これは非常に際どい発言で、テレビ関係者も驚いた。
- 発言の影響を考え、高橋氏はあえて深掘りしなかった。
6. まとめ
- 米不足は政策的な作付面積の削減によるもの。
- 輸出を考慮した生産を行えば需給の変動にも対応可能。
- 政府の備蓄米の詳細は国家機密として非公開。
- 既得権益が関与している可能性もあり、議論の余地がある。
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