11月1日 – 今日は何の日?
準備中でごめんなさい!
ピックアップ TODAY!
「 紅茶の日」とは?
「紅茶の日」は11月1日に定められた記念日で、日本人が初めて紅茶を飲んだ日を記念しています。この日は、1791年11月にロシアに漂流した伊勢の船主、大黒屋光太夫が、ロシアの女帝エカテリーナ2世に謁見し、茶会に招かれた際に日本人として初めて外国で正式な茶会で紅茶を飲んだことを祝っています。
紅茶の日は、日本紅茶協会によって1983年に制定されました。この団体は紅茶の普及と振興を目的としており、紅茶の品質や安全性の確保、紅茶に関する教育や研究、紅茶の文化や情報の発信などを行っています。紅茶の日には、日本紅茶協会の主催で紅茶の歴史や文化、健康効果に関する様々なイベントやキャンペーンが行われ、紅茶の魅力を広く伝える機会となっています。
「日本の紅茶の歴史」について
日本人が初めて飲んだ紅茶は、1782年にアラスカに漂着した船頭の大黒屋光太夫によって記録されています。彼はロシアに渡り、皇帝エカチェリーナ二世の茶会に招かれ、紅茶を飲んだとされています。その後、紅茶が日本に持ち込まれたのは、1854年にアメリカの総領事タウンゼント・ハリスが幕府に献上した時でした。当時の日本では紅茶は高級品であり、一般には普及していませんでした。
紅茶が日本で広まるきっかけは明治時代になってからで、明治政府は紅茶の輸出を目指し、国産紅茶の生産を始めました。静岡の茶栽培家である多田元吉は中国やインドで紅茶の製造技術を学び、日本に持ち帰りましたが、当初の日本産紅茶は品質が低く、海外での評判は芳しくありませんでした。国内でも紅茶はまだ高級品であり、一般家庭には手が届きませんでした。
紅茶が日本で身近なものになったのは、1927年に三井紅茶(現・日東紅茶)が缶入りの紅茶を発売したことが大きな要因です。これにより、紅茶を気軽に楽しめるようになりました。また、日本文学の作家たちが紅茶を作品の中に登場させ、紅茶は優雅でハイカラな飲み物として魅力的に見えるようになりました。
紅茶の日本での歴史は、その後も進化を続け、1971年に紅茶の輸入が自由化されると、様々な種類や産地の紅茶が日本に入ってきました。ティーバッグの登場や缶入り紅茶ドリンクの開発も、紅茶の消費を増やす要因となりました。現在では、日本には紅茶の専門店やカフェが多く、紅茶は日本人の生活に欠かせない飲み物の一つとなっています。
作品に登場した紅茶
夏目漱石は、1907年に発表された小説「虞美人草」で紅茶に言及しています。この作品では、主人公の大学教授・大岡が博覧会に行った友人からアイスクリームを勧められるシーンがあります。当時、アイスクリームや紅茶は高級品であり、西洋文化の象徴と見なされていました。夏目漱石自身も紅茶やアイスクリームを好んでいたと言われており、彼がイメージした紅茶は、甘いバニラフレーバーが特徴で、砂糖とミルクをたっぷりと入れたスタイルでした。
一方、宮沢賢治は1934年に発表した童話「銀河鉄道の夜」で紅茶を取り上げています。この物語では、主人公のジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道の旅の途中で燈台看守に出会い、彼に美しく色づいた大きなリンゴと紅茶をもてなされます。この時代の紅茶はまだ珍しい飲み物で、特別なごちそうとして描かれています。宮沢賢治が描いた紅茶は、甘酸っぱいリンゴフレーバーのもので、熱い状態で楽しむものとされていました。
歴史上の出来事
- 1587年(天正15年10月1日)- 北野天満宮で豊臣秀吉主催の茶会北野大茶湯が行われる。
- 1873年 - 東京・神田川の万世橋が竣工。
- 1880年 - 官設鉄道の全列車で日本人運転士が乗務開始。
- 1890年 - 石川倉次の日本語の6点式点字が正式に採用される(点字の日)。
- 1892年 - 黒岩涙香が『萬朝報』を創刊。
- 1897年 - 東武鉄道創立。
- 1913年 - 常総鉄道(現関東鉄道常総線)取手駅 - 下館駅間開業。
- 1914年 - 岩越線(現在の磐越西線)・郡山 - 新津が全通。東北本線・磐越西線経由で上野 - 新潟の直通運転を開始。
- 1920年 - 明治神宮創建。鎮座祭に群衆が殺到し、死傷者38人が生じる事故も発生[1]。
- 1925年 - 神田 - 上野の高架線路が開通し、山手線が環状運転を開始。
- 1928年 - ラジオ体操が放送開始。
- 1930年 - 日比谷交差点に国内初の自動交通信号が登場(米国製)。
- 1930年 - 名古屋市で市営電気バス登場。
- 1934年 - 南満洲鉄道が特急列車「あじあ」の運行を開始。
- 1935年 - 汪兆銘狙撃事件。
- 1935年 - 思想犯保護観察法に基づき、全国15カ所に保護観察所および保護観察所出張所が設置される。以後、思想犯保護の名目で言論弾圧が進められた。
- 1939年 - 中勢鉄道(三重県)の列車(ガソリンカー)が脱線転覆する事故。死者2人、負傷者多数。
- 1940年 - 日本海軍の戦艦「武蔵」が進水。
- 1940年 - 日本統治下の南洋群島で南洋神社の鎮座式。
- 1942年 - 日本工業新聞など西日本(愛知県以西)の産業経済紙数社が合同して産業経済新聞(現・産経新聞)が発刊。
- 1943年 - 逓信省・鉄道省・商工省・企画院を廃止し、運輸通信省・軍需省・農商省を設置。
- 1943年 - 節米を目的に全国主要駅の駅弁が一斉に芋弁当に切り替わる。
- 1945年 - 日比谷公園にて餓死対策国民大会が開催。
- 1946年 - 京都・大阪で第1回国民体育大会秋季大会が開幕。
- 1949年 - 日本で、道路交通取締法改正により、歩行者は右側、車は左側の対面交通に。
- 1952年 - ラジオ静岡(現:静岡放送)開局。
- 1958年 - 東海道本線東京駅 - 大阪駅間で、国鉄初の電車特急「こだま」が運転開始。
- 1958年 - 静岡放送テレビジョン本放送を開始。
- 1959年 - 国民年金法施行。
- 1959年 - 琉球(アメリカ施政下の沖縄)初のテレビ局・沖縄テレビ放送 (OTV) 開局。
- 1961年 - 国立国会図書館東京本館が開館。
- 1963年 - 従来の聖徳太子の肖像から伊藤博文にデザインを変更した新千円札(C号券)を発行。
- 1965年 - 国鉄がダイヤ改正実施。
- 1966年 - 国立劇場が開場。
- 1967年 - 東急百貨店本店(渋谷区道玄坂)開店。
- 1967年 - 八郎潟干拓地への入植開始。
- 1968年 - テレビ静岡が開局。
- 1969年 - 日本銀行券C号500円(岩倉新500円)が発行。
- 1971年 - 『テレビマガジン』創刊号発売。
- 1973年 - 第一次オイルショック: トイレットペーパー騒動が発生。
- 1973年 - 日本科学技術振興財団のテレビ事業本部を引き継ぐ形で、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)が発足。
- 1973年 - 日本教育テレビ(NETテレビ。現在のテレビ朝日)が教育専門局から一般総合局に移行。
- 1973年 - 読売ジャイアンツが日本シリーズで南海ホークスを破り、史上初の9年連続日本一を達成。
- 1974年 - 気象庁のアメダスが運用開始。
- 1984年 - 日本の新紙幣(D号券)が発行開始。一万円札は福沢諭吉、五千円札は新渡戸稲造、千円札は夏目漱石の肖像。
- 1986年 - 国鉄最後となる大規模ダイヤ改正。
- 1987年 - 10年間開催が休止されていたF1日本グランプリが開催場所を鈴鹿サーキットに移して復活。
- 1992年 - ソニーがMDプレーヤー1号機、MZ-1を発売。
- 1995年 - 食糧管理法廃止。米の生産・流通・販売が自由化。
- 1995年 - ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)の新橋駅(仮駅) - 有明駅間が開業。
- 1995年 - 東京メトロポリタンテレビジョン (TOKYO MX) 開局。
- 1995年 - V6がMUSIC FOR THE PEOPLEでCDデビュー。
- 2002年 - 軽自動車の字光式ナンバーの払い出しが全国で始まる。
- 2004年 - 日本の新紙幣(E号券)が発行開始。一万円札はD号券に引き続き福沢諭吉、五千円札は樋口一葉、千円札は野口英世の肖像。
- 2006年 - 国際自由労働組合総連盟(国際自由労連)と国際労連が合併、国際労働組合総連合 (ITUC) を結成。
- 2007年 - 改正少年法が施行。少年院送致の対象年齢が「14歳以上」から「おおむね12歳以上」へ引き下げられる。
- 2007年 - 中日ドラゴンズが53年ぶりの日本一を達成。この試合で山井大介と岩瀬仁紀の継投による完全試合となる(2007年日本シリーズ完全試合リレー)。
- 2008年 - 任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSiが日本国内で発売。
- 2009年 - ソニー・コンピュータエンタテインメントが日本でPlayStation Portable goを発売。
- 2017年 - 日本で第195特別国会が召集され、第48回衆議院議員総選挙で当選した465名が正式に衆議院議員に就任。第4次安倍内閣も発足。
- 2021年 - 日本で3代目となる500円硬貨(バイカラークラッド貨幣)が発行開始。素材のバイメタル技術に、縁の異形斜めギザ、表面の一部に微細文字を施し、偽造抵抗力をより強化した。
- 2021年 - V6がこの日行われたコンサートツアーのファイナル公演をもって解散。26年の活動に終止符を打つ。
(Wikipediaより抜粋)
記念日・行事・お祭り
日本点字制定記念日 | 1825年にフランスで考案された点字。日本でも研究が進められ、1890年(明治23年)11月1日に日本語用の点字が決められました。 これを記念するとともに、点字の普及を促進するため、(特非)日本点字普及協会が制定。 |
---|---|
すしの日 | 11月が新米の季節であり、ネタになる海の幸に脂がのって美味しい時期であることから、全国すし商生活衛生同業組合連合会が制定。 |
野沢菜の日 | 長野県の食を代表する名産品「野沢菜」のPRを目的に、野沢温泉観光協会が制定。 日付は、のざわな蕪四季会社の蕪主総会が毎年11月1日に開かれることと、野沢菜の収穫時期にあたることから。 |
ソーセージの日 | 日本の食肉加工業界に多大な貢献を果たした大木市蔵氏の功績を後世に伝え、大木式ハム・ソーセージを復刻して地域の特産品にするため、大木氏の出身地である千葉県横芝光町の横芝光町商工会が制定。日付は、大木氏によって日本初のソーセージが世に出た日(1917年11月1日)から。 |
紅茶の日 | 1791年11月1日、嵐のためロシアに漂着した船頭・大黒屋光太夫が、ロシア帝国のサンクトペテルブルクで女帝エカチェリーナ2世の茶会に招かれ、日本人として初めて外国での正式な茶会で紅茶を飲みました。これを記念して、日本紅茶協会が制定。 |
玄米茶の日 | 緑茶と炒ったお米を混ぜてつくる「玄米茶」のPRを目的に、全国穀類工業協同組合が制定。日付は、11月1日が新しい米穀年度の始まりの日であることから。 |
本格焼酎の日 | 本格焼酎や泡盛についての関心や理解を深めるため、日本酒造組合中央会が制定。 日付は、8月~9月頃に仕込みが始まり、その年の新酒が飲めるようになるのが11月1日頃になることから。 |
犬の日 | 犬についての知識を身につけ、犬をかわいがる日として、ペットフード工業会(現在のペットフード協会)が制定。日付は、犬の鳴き声を「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」と読む語呂合わせから。 |
ラジオ体操の日 | ラジオ体操制定90周年を記念して、(株)かんぽ生命保険が制定。 日付は、初めてラジオ体操の放送が行われた日(1928年1月1日)から。 |
いい医療の日 | より良い医療のあり方について、国民と医師とがともに考えながら、さらなる国民医療の向上に寄与していきたいと、(公社)日本医師会が制定。日付は、日本医師会が設立された日(1947年11月1日)であり、「いい(11)い(1)りょう」(いい医療)と読む語呂合わせから。 |
自衛隊記念日 | 1954年(昭和29年)7月1日、「防衛庁設置法」「自衛隊法」が施行され、防衛庁・自衛隊が発足しました。 これを記念して、防衛庁(現在の防衛省)が制定。 日付は、7月は台風などの自然災害に伴う自衛隊の出動が予想されるため、天候が安定する11月1日を記念日としました。 この記念日行事の一環として、10月~11月頃に自衛隊殉職隊員追悼式、海上自衛隊の観艦式、航空自衛隊の体験飛行、音楽まつりなどが実施されます。 |
計量記念日 | 計量制度に対する理解を深めるため、経済産業省が制定。日付は、現行の「計量法」の施行日(1993年11月1日)から。また11月を「計量強調月間」として、計量制度の普及や社会全体の計量意識の向上を目指しています。 |
灯台記念日 | 灯台についての関心や理解を深めるため、海上保安庁が制定。日付は、日本初の洋式灯台である観音埼灯台(神奈川県横須賀市)の起工日(1868年11月1日)から。 |
古典の日 | 古典の親しんでもらう機会をつくるため、源氏物語千年紀委員会が2008年に制定。 その後、2012年に「古典の日に関する法律」が制定され、国の定める記念日となりました。 日付は、『紫式部日記』によって源氏物語の存在が確認される最古の日付が1008年11月1日であることから。 |
ウェザーリポーターの日 | 一般の方(ウェザーリポーター)から現地の空の様子を写真やコメントで送ってもらい、それを天気予報に反映する参加型の天気予報サービスを行っている(株)ウェザーニューズが制定。日付は、ウェザーリポーターの企画が始まった日(2005年年11月1日)から。 |
サービス介助の日 | 「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を修得する「サービス介助士」(ケアフィッター)の育成を通じて、誰もが安心して暮らせる共生社会にしたいと、(公財)日本ケアフィット共育機構が制定。日付は「サービス介助士」が誕生した日(11月1日)から。 |
グリーン電力証書の日 | 第三者認証機関による「グリーン電力証書」というしくみを活用し、グリーン電力の普及・拡大に努め、地球環境の保全と温暖化の防止に貢献したいと、日本自然エネルギー(株)が制定。日付は同社の設立日(2000年11月1日)から。 |
警備の日 | 社会の安全・安心への関心の高まりとともに、役割と需要が大きくなっている警備業。警備業に対する理解と信頼をさらに高めたいと、全国警備業協会が制定。日付は「警備業法」の施行日(1972年11月1日)から。 |
低GIの日 | 食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す「Glycemic Index」(GI)。このGI値の低い「低GI」の認知度向上と理解を深めるため、日本Glycemic Index研究会が制定。 日付は「体にいい(11)」の語呂合わせと、「Index(指標)のIを1と見立て」て11月1日に。 |
名木伝承の日 | 名木のことをより多くの人に知ってもらい、ともに楽しめる記念日にしていきたいと、銘木総研(株)が制定。日付は、数字の「1」を「木」に見立てると「1」が2つで「林」、「1」が3つで「森」となり、一本一本の木のつながりを連想させることから11月1日に。 |
スーパーカーの日 | スーパーカーの魅力を広く発信するため、日本スーパーカー協会が制定。日付は、スーパーカーを公道走行車の中でもっとも速く、もっとも美しく、もっとも官能的なクルマと位置付け、パフォーマンス、スタイル、エモーションの3つにおいてナンバーワン(No.1)であるとの視点から、「1」が3つ並ぶ11月1日に。 |
本日の誕生日
11月1日には、萩原朔太郎(詩人)、西園寺公一(政治家)、佐治敬三(経営者)、いかりや長介(俳優)、大村崑(俳優)、亀井静香(政治家)、服部克久(作曲家)、今陽子(女優)、阿川佐和子(エッセイスト)、石丸謙二郎(俳優)、ジョン・カビラ(タレント)、アンソニー・キーディス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、西原理恵子(漫画家)、全美貞(ゴルフ)、田中将大(プロ野球)、福原愛(卓球)が誕生しています。(敬称:略)
LEAVE A REPLY