5月26日 – 今日は何の日?

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「ル・マンの日」とは?

1923年(大正12年)5月26日、フランスのル・マンで「第1回ル・マン24時間レース」が開催されたことにちなんで制定された記念日です。

ル・マン24時間レース(Le Mans 24 Hours)は、世界的に有名な自動車レースの一つであり、フランスのル・マン市近郊のサルト・サーキットで行われます。1923年に初めて開催されて以来、毎年開催されており、世界耐久選手権(World Endurance Championship)の一戦でもあります。

ル・マン24時間レースは、24時間という長時間にわたって行われることが特徴であり、参加するチームはドライバー交代や給油などの戦略を駆使してレースを進めます。このレースでは、速さだけでなく信頼性や耐久性も重要であり、チームは車両のパフォーマンスと燃費のバランスを考えながら走ります。

ル・マン24時間レースの最も有名なクラスは「LMP1(Le Mans Prototype 1)」で、ここでは高速で先進的なプロトタイプ車が競います。また、GTクラスでは市販車をベースにした高性能なスポーツカーやグランドツーリングカーが競われます。

このレースは、世界中から多くの自動車メーカーやチームが参戦し、熱狂的なファンも多く集まります。ル・マン24時間レースはモータースポーツの最も厳しい試練の一つとされ、勝利を収めることは自動車メーカーやドライバーにとって大きな名誉となります。

始まりは市販車による公道耐久レース!

1923年5月26日、フランスのル・マン市内のサーキットで33台の車両による初めてのル・マン24時間レースが開催されました。このレースはフランス西部自動車クラブ(ACO)によって企画され、市販車による耐久レースとして注目されました。

当初の意図は、一般の市販車による耐久性をテストすることであり、また、当時まだ不完全だった自動車の照明装置のテストも含まれていました。レースコースは通常は公道として使用されるル・マン市内に設定され、グランプリカーとは異なる市販車の性能を反映する意図がありました。

最初のル・マン24時間レースは天候にも配慮して5月最終週の土曜日にスタートしました。17のメーカーから35台の車両がエントリーし、排気量に基づいて4つのクラスに分けられ、各クラスごとに最低走行距離が設定されました。ドライバーは自ら車両の修理を行わなければならなかったため、過酷な条件下での競争が行われました。

雨の中で行われたレースを制したのは、直列4気筒2,978ccエンジンを搭載したシュナール&ワルケールを駆るA.ラガシュ/R.レオナール組でした。彼らの走行距離は2209.536kmであり、平均時速は92.064km/hでした。

この初めてのル・マン24時間レースは、ル・マンの歴史として記念すべき出来事となり、自動車メーカーやモータースポーツ愛好家の関心を大いに集めることとなりました。

WEC2022年シーズン 第3戦 ル・マン24時間 決勝

 歴史上の出来事

 記念日・行事・お祭り

  • ラッキーゾーンの日
    1947年のこの日に阪神甲子園球場にラッキーゾーンが設置されたことを記念。ラッキーゾーンとはフェアグラウンド内で最も短い距離でホームランが出る場所であり、野球ファンや選手にとって特別な意味を持つ場所です
  • 東名高速道路全通記念日
    1969年のこの日に東名高速道路大井松田IC - 御殿場IC間が開通し、東京都から愛知県小牧市までの全線が開通したことから。東名高速道路は当時世界最長級の高速道路であり、交通や経済に大きな影響を与えました。
  • 県民防災の日(秋田県)
    1983年5月26日に日本海中部地震が発生し、津波などにより104名の犠牲者を出したことから。田県ではこの日を機会に防災訓練や啓発活動を行っています。

 本日の誕生日

5月26日には、ジョン・ウェイン(俳優)、モンキー・パンチ(漫画家)、レニー・クラヴィッツ(ミュージシャン)、伊東美咲(女優)、小平奈緒(スピードスケート)、渡部暁斗(ノルディック複合)が誕生しています。(敬称:略)