3月16日 – 今日は何の日?

3月16日 – 今日は何の日?
今日の名言
「成功とは、熱意を失うことなく、失敗から失敗へと渡り歩くことから生まれる」

ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家)

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「十六団子」とは?

「十六団子」とは、3月16日、春になり山から下りてくるとされる「農事の神様」のために作られる16個の団子のことで、「じゅうろくだんご」または「じゅうろうだんご」と読みます。

 

日本では、古くから、田植えが始まる春になると神様が山から種子を抱えて里へ下りてきて、収穫を終える秋になると山へ帰っていくという、「神去来(かみきょらい)」という言い伝えがあります。
そこから、神様がやってくる3月16日に豊作を祈願し、11月16日は神様が山へ帰る日としてお見送りする風習が生まれました。

 

なぜ、団子?

団子をお供えする理由ですが、団子を杵(きね)や臼(うす)で餅をついて作るのときにゴンゴンと音を鳴らすことで神様に「お迎えの用意ができました」と知らせる合図になり、神様はこの音を聞いて里山へ降りてくるとされているからです。

杵&臼

 

なぜ、16日で16個?

「十六」という数字にも意味があります。
平安時代の中期、仁明天皇の時代に疫病が蔓延してしまったことから6月13日に元号を「嘉祥」と改め、6月16日には十六にちなんだ数の菓子や餅を神前に供え、疫病退散・健康招福を祈願しました。これが、「嘉祥の祝(かじょうのいわい)」の始まりとなります。

 

「嘉祥の祝」は、朝廷や室町時代の武家で受け継がれ、安土桃山時代、江戸時代には盛大に祝うようになります。

江戸時代には「嘉祥の祝」が町民の間にも広まり、「嘉定喰い(かじょうぐい)」といって、餅や菓子を十六個お供えしたり、銭16文で買った餅やお菓子を食して無言で食べきれば無病息災が叶うという風習がまりました。

 

「十六団子」は、「嘉祥の日」の日付「16日」とお菓子の数「16個」にちなみ、米作りを始める時期の3月16日と、収穫終わりの11月16日に16個の団子を供えるようになったとのことです。

 

 

記念日・行事・お祭り

十六団子(じゅうろくだんご、じょうろうだんご)
田の神が山から戻ってくるとされる日で、東北地方の各地で団子を16個供えて神を迎える行事が行われる。
国立公園指定記念日
1934年3月16日に内務省が、瀬戸内海・雲仙(現在の雲仙天草)・霧島(現在の霧島屋久)の3か所を国立公園に指定し、日本初の国立公園が誕生したことに由来。
財務の日
日付は「ざ(3)い(1)む(6)」(財務)と読む語呂合わせと、所得税確定申告の期限である3月15日の翌日に、企業が財務状態を把握して欲しいとの趣旨から。株式会社戦略財務(現:トリプルグッド税理士法人)が制定。
 

歴史上の出来事

2013年(平成25年)
東急東横線渋谷駅地下化みなとみらい線 – 東武東上線西武池袋線の相互直通運転開始。
2012年(平成24年)
NHKで半世紀にわたり放送されたテレビドラマ『中学生日記』が最終回を迎える。
2006年(平成18年)
北九州空港開港。
1988年(昭和63年)
イラククルド人の住むハラブジャを毒ガス・神経ガスで攻撃し、5,000人を殺害。(ハラブジャ事件
1978年(昭和53年)
フランス・ブルターニュ半島沖で大型タンカー「アモコ・カディズ」が座礁し、史上最大の海洋汚染事故。
1966年(昭和41年)
アメリカ合衆国の人工衛星「ジェミニ8号」が打ち上げられ、同日、史上初の宇宙ドッキングに成功。
1952年(昭和27年)
有楽町日劇ミュージックホールが開場。
1946年(昭和21年)
片岡仁左衛門一家殺害事件
1934年(昭和9年)
瀬戸内海・雲仙(現 雲仙天草)・霧島(霧島屋久)の各国立公園が日本初の国立公園に指定。
1910年(昭和9年)
鈴木梅太郎ビタミンB1(オリザニン)の抽出に成功。
1872年
世界で最も古いサッカー大会・FAカップ第1回大会の決勝戦が行われ、ワンダラーズFCが優勝。
1934年(昭和9年)
浄瑠璃竹本義太夫らが道頓堀に竹本座を開設する

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