3月15日 – 今日は何の日?
- 今日の名言
- 「人間には夢が必要だ。夢には食べ物と同じぐらい豊富な栄養がある」
ドロシー・ギルマン(米国の推理作家)
INDEX(目次)
ピックアップ TODAY!
映画『ドラえもん』のはじまり
1980年の3月15日にドラえもん映画の第一作『のび太の恐竜』公開がスタートしましたが、この映画は、藤子・F・不二雄によって描かれた漫画「大長編ドラえもん」を原作としています。
毎年3月(作品によっては異なるものもあり)に子供の春休みの時期に合わせ公開され、例年数百万人の観客動員と数十億円台の配給収入を維持しており、春休みの映画ランキングの上位に必ず登場する大ヒットシリーズとなっています。
「大長編ドラえもん」の第1作『のび太の恐竜』から第17作『のび太のねじ巻き都市冒険記』までは藤子・F・不二雄による原作のアニメ映画化ですが、ただし、1988年公開の『のび太のパラレル西遊記』は、作者が入院中であったため「大長編ドラえもん」は執筆されていません。さらに作者逝去により、1998年公開の『のび太の南海大冒険』以降の作品については、藤子プロのスタッフが、映画を原作とした漫画を執筆するという逆パターンの制作となっています。
「大長編ドラえもん」が映画を生んだ!
「ドラえもん」の連載が始まったのは1970年、小学館の学年誌『小学一年生』から『小学六年生』に連載されていましたが、1977年に創刊された『コロコロコミック』で、「大長編ドラえもん」の連載が始まりました。
その後、毎年1作のペースで掲載され、1996年に藤子・F・不二雄氏が絶筆した後も藤子プロが「大長編ドラえもん」の漫画制作を引き継ぎ、2004年掲載の「のび太のワンニャン時空伝」まで24作品が『コロコロコミック』誌上と映画の形で発表されました。
「ドラえもん」映画に注がれるクリエイターたち
2006年以降の映画はリメイクだけではなくオリジナルの新作も加わり、著名なクリエイターたちが参加しているのも、時代に遅れをとることのない「ドラえもん」映画の真髄があります。
2007年「のび太の新魔界大冒険」や2009年「新・のび太の宇宙開拓史」、2010年「のび太の人魚大海戦」の脚本は、推理小説、サスペンス小説の作者として知られる真保裕一氏が務めました。
また、2018年「のび太の宝島」の脚本はヒットメイカーの川村元気氏が、2019年「のび太の月面探査記」は本屋大賞・直木賞受賞作家の辻村深月さんがそれぞれ脚本を手がけ、話題になりました。
これらの制作面にも、ドラえもん映画の興行成績が年々上がっていく理由に一つでしょう。
1980年公開『のび太の恐竜』と2020年公開『のび太の新恐竜』のYoutube動画で40年間の比較をどうぞ。
1980年公開『のび太の恐竜』
2020年公開『のび太の新恐竜』
歴史上の出来事
(Wikipediaより国内抜粋)
記念日・行事・お祭り
万国博デー | 1970年(昭和45年)3月15日、日本万国博覧会(大阪万博)が大阪府吹田市の千里丘陵で開幕しました。 大阪万博は同年9月13日まで開催され、来場者数は約6400万人におよびました。 |
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靴の記念日 | 1870年(明治3年)3月15日、旧佐倉藩士・西村勝三が東京の旧築地入船町に日本初の西洋靴工場「伊勢勝造靴場」を開設しました。 これを記念して、日本靴連盟が制定。 西洋靴の製造を始めたのは日本陸軍の創始者・大村益次郎の依頼によるもので、輸入された軍靴が大きすぎたため、日本人の足に合う靴を作るためでした。 |
ドメインの日 | 新しいドメインや世界各国に割り当てられているドメインの認知度向上を目的に、(株)インターリンクが制定。 日付は、ドメイン名「symbolics.com」が世界で初めて登録された日(1985年3月15日)から。 |
オリーブの日 | 1950年(昭和25年)3月15日、昭和天皇が香川県の小豆島にオリーブの種をまかれたことから。これを記念して、オリーブを守る会が制定。 この日に合わせて、さまざまなイベントやキャンペーンが開催されます。 |
世界消費者権利デー(World Consumer Rights Day) | 1962年(昭和37年)3月15日、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領が消費者の権利(安全への権利、情報を与えられる権利、選択をする権利、意見を聴かれる権利)を初めて明確にしました。 これを記念し、消費者の権利を促進するため、国際消費者機構が制定。 |
冠婚葬祭互助会の日 | 冠婚葬祭互助会とは、加入者が毎月一定額の掛金を払うことで、冠婚葬祭の儀式に対するサービスが受けられるシステムです。より多くの人に冠婚葬祭互助会のことを理解してもらいたいと、(一社)全日本冠婚葬祭互助協会日付は、冠婚葬祭互助会が対象事業となった「割賦販売法」の施行日(1973年3月15日)から。 |
本日の誕生日
3月15日には、原敬(内閣総理大臣)、ライトニン・ホプキンス(ミュージシャン)、五味川純平(小説家)、関根潤三(プロ野球)、平岩弓枝(小説家)、正司照枝(かしまし娘)、マイク・ラヴ(ザ・ビーチ・ボーイズ)、井上堯之(ミュージシャン)、スライ・ストーン(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)、ツトム・ヤマシタ(打楽器奏者)、ライ・クーダー(ミュージシャン)、屋良有作(声優)、伊東たけし(サクソフォーン奏者)、朝比奈マリア(タレント)、武豊(騎手)、山本”KID”徳郁(総合格闘家)、とにかく明るい安村(お笑い芸人)、喜矢武豊(ミュージシャン)、北乃きい(女優)、黒島結菜(女優)が誕生しています。(敬称:略)