2月24日 – 今日は何の日?

- 今日の名言
- 「夢、これ以外に将来を作り出すものはない」
フィンセント・ファン・ゴッホ(オランダ出身のの画家)
月光仮面のキャラクターは?
登場人物として、大瀬康一演じる私立探偵の祝十郎(いわい・じゅうろう)。彼が姿を消すと入れ違いに月光仮面が現れる。しかし、エンドのテロップでも「月光仮面:?」と表記され、断定されていない。
その月光仮面は、白いターバンと覆面の上に黒いサングラスと白マフラー、白の全身タイツに黒いベルトを着け、裏地に色のついた白マントをまとい、手袋とブーツを着けている。そして、祝探偵と同じ声色をしている。ターバンの前面には三日月のシンボルをつけ、これは月の満ち欠けを人の心になぞらえ、「今は欠けていても、やがて満ちることを願う」という理想で、「月光は善人のみでなく、悪人をもひろく照らす」との意味が込められているという。
なお、ヘルメット着用義務(罰則なし)が開始されたのは1965年から、現在の形での義務化は1986年であり、この当時はノーヘルやターバンでも特に問題なく、ノーヘルでの登場である。
悪事のある所に「月光仮面の歌」と共にオートバイで現れ、悪を退け正しい人々を救う。
生身の人間であるが、少なくとも4M~5M以上は跳べるジャンプ力や瞬間的に他の場所に姿を表したりなど普通なのか超人なのか曖昧であるが、アメコミみたいな強い超能力などを持っているわけでは無い。ハッキリした設定をせずに視聴者に想像の幅を広げてもらおうという意図かもしれない。
「憎むな!殺すな!赦しましょう!」 という理念を持ち、悪人といえども懲らしめるだけで命は奪わず、超絶的な二丁拳銃の技量を持つが、威嚇や相手の武器を撃ち落とすのみに使う。
レコード10万枚以上の大ヒット!
テレビ番組は、子どもたちの圧倒的な支持を受け、平均視聴率は40%、最高視聴率は67.8%(東京地区)を記録し、放送期間は当初の3ヶ月から大幅に延長された。放送時間には銭湯から子どもの姿が消えたという。
そして、川内康範作詞、小川寛興作曲の主題歌『月光仮面は誰でしょう』(歌は近藤よし子、キング子鳩会)のレコードは当時の子ども向け楽曲としては異例の10万枚以上を売り上げる大ヒットを記録した。
時代を超えて『月光仮面』
1958年~1959年まで白黒テレビ放送は、その後のヒーロー番組に多大な影響を与えている元祖となったが、漫画化された後に実写映画化(モノクロで6作品)された。
1972年にテレビアニメ化され、「正義を愛する者 月光仮面」のタイトルで1972年に全39話がカラー放送された。さらに1999年~2000年にはギャグテイストの「ごぞんじ!月光仮面くん」(全25話)が放送された。
1981年に再度の実写映画され、カラーで制作された。設定が一部変更され、月光仮面の肩書きも「愛の助っ人」に変わっている。ジョージ小原という科学者が月光仮面に扮装して悪事と戦い、取り戻された大金のテン・パーセント(10%)を手数料として徴収してしまうという、日本のバブル時代に向けての予兆だったかもしれない。