【要約】早期退職か定年まで勤め上げるか?どっちがお得?【髙橋洋一チャンネル#1601】

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早期退職か? 定年まで勤めるか?
【要約】『高橋洋一チャンネル#1601』
早期退職と定年までの勤務は、健康リスクの負担が異なる
・番組では、割り増しの退職金を受け取る早期退職と、定年までの勤務のどちらがよいかを、労働者と企業の両方の立場から検討した。
・髙橋氏は、早期退職には会社を離れて自由になり、新しい仕事や事業に挑戦できる利点がある一方、定年までの勤務には給与を受け取り続けられる利点があると整理した。
・主に50代で選択を迫られ、定年が60歳や65歳の場合、その後のおよそ10年間の生活が大きく変わると説明した。
・特に、50代後半から60代前半は、若い頃と同様に働ける人と、急に体調を崩す人との差が大きくなるという自身の経験を挙げ、健康リスクを誰が負担するかが重要だと指摘した。
・髙橋氏は、退職後は本人が健康リスクを引き受けるのに対し、在職中は給与の支払いなどを通じて企業が相当部分を負担すると分析。企業が早期退職を募集する背景には、こうした負担を減らしたい意図があると述べた。
・健康に自信があっても、退職後に重大な病気が見つかる例があり、事前の健康診断でも将来のリスクを完全には取り除けないとして、自信や気持ちだけで判断することに警鐘を鳴らした。
キーワード:早期退職,定年までの勤務,50代後半から60代前半,健康リスク
会社を辞める前に、自分の市場価値を確かめる
・髙橋氏は、「今の仕事を続けたくないから、割り増しの退職金をもらって辞める」という判断では、会社の外での市場価値を十分に把握できていない場合があると指摘した。
・その確認方法として、40代・50代のうちにアルバイトなどを経験し、自分の能力が社外でどのように評価されるかを知ることを勧めた。
・社外でも仕事や収入につながる力があると分かれば、退職後に別の働き方を選ぶ判断材料になると説明した。
・一方、会社の外での市場価値を確かめず、現在の仕事への不満だけで退職し、起業して失敗する人も多いと述べ、退職後の見通しを持つ必要性を強調した。
キーワード:会社の外での市場価値,40代・50代,アルバイト,起業
数千万円の退職金を投資に回して暮らす構想への警戒
・退職金を投資に回して生活する案について、髙橋氏は、一般的な数千万円規模の元手で投資収益だけを頼りに暮らすのは、非常に難しいとの見方を示した。
・数千万円の退職金があれば老後資金は何とかなる、という考え方を安易に持つべきではないと批判した。
・数億円や十数億円を受け取れる場合なら話は異なり得るとしたが、通常の退職金でそうした規模を期待するのは現実的ではないと述べた。
・髙橋氏は、退職金を投資に回せば働かずに生活できると考えることには大きなリスクがあるとして、楽観的な資金計画に警鐘を鳴らした。
キーワード:数千万円,投資収益,退職金,老後資金
キャリア公務員の退職と天下りをめぐる分析
・自身の官庁退職について問われた髙橋氏は、キャリア公務員には、昇進の過程で組織に残れる人が絞られ、比較的早く退職する慣行があると説明した。
・ただし、多くは天下りによって次の仕事に移るため、形式上の退職であっても、本人にとっては勤務先の移動に近いという見方を示した。
・さらに、再就職先で再び退職金を受け取る例にも触れ、定年まで働くだけでなく、その後も仕事を続けられる構造になっていると批判した。
・髙橋氏は、こうした再就職の経路がある場合、自力で次の仕事を探す退職者と比べて、本人が負う収入面のリスクは小さいと分析した。
キーワード:キャリア公務員,天下り,再就職,収入面のリスク
髙橋氏自身の選択と「希少性」による価値
・髙橋氏は、自身については天下りを断り、組織に頼らず独立して活動する道を選んだと説明した。
・その選択には、キャリア官僚出身で天下りをせず、さらに理系の経歴を持って活動する人は少ないため、希少性が価値につながるという計算もあったと述べた。
・自分に似た人が多ければ同じ価値は生まれなかったとし、実際に希少性が仕事上の評価につながったという自身の手応えを語った。
・一方で、リスクを取らず安定した働き方を選ぶ人を否定するつもりはなく、それぞれの生き方や健康状態に応じて判断すればよいと述べた。
・最終的には、市場価値と健康状態の両方を見極めることが重要であり、健康であっても、それだけで退職後の仕事や収入が確保できるわけではないと結論づけた。
キーワード:独立,理系の経歴,希少性,市場価値と健康状態

