【要約】トランプに憲法9条制約を説明 世界一変えにくいんです【髙橋洋一チャンネル#1474】

INDEX(目次)
高市首相トランプ大統領に「憲法9条の制約」説明
『高橋洋一チャンネル#1474』の要約
憲法9条が安全保障に与える制約
・高市氏がトランプ大統領に対し、日本の安全保障政策には憲法9条による大きな制約があると説明したことが明らかになった
・出演者は、こうした説明は今回が初めてではなく、安倍元首相も繰り返し同様の説明を行っていたと指摘し、日本の特殊な憲法体制が対米説明で常に問題になると述べた
・日本では憲法上、軍隊を持たないという建前があるため、自衛隊は通常の軍隊ではなく、事実上行政組織のような扱いを受けていると説明された
ポジティブリスト方式の限界
・このため、自衛隊は「何ができるか」を法律で細かく定めるポジティブリスト方式で運用され、戦時のような即応が求められる場面では極めて不利だと論じられた
・一方、世界の一般的な軍隊は「何をしてはいけないか」を定めるネガティブリスト方式であり、それ以外は現場判断で対応できるため、実戦的な運用が可能だと比較された
・その結果、日本のように行政組織型で運用すると、現場でいちいち法的根拠を確認しなければならず、戦争や有事では対応が遅れ、実質的に十分な防衛行動が取りにくいと批判した
平和安全法制でも残る限界
・安倍政権による平和安全法制は、こうした制約を一部緩和し、憲法の枠内でできる範囲を広げたものの、それでも本格的な戦闘地域に入ることは難しく、限界は残ったと説明した
・番組では、島の外側までは支援できても、その先の危険地域には入れず、途中で「行ってらっしゃい」と送り出すしかないような不合理が生じると指摘し、現行制度の弱さを強調した
・また、日本国憲法は**アメリカ製(Made in USA)**だという強い表現を使えば、対米側にも問題の根深さが伝わりやすいのではないかとの見方も示された
改憲の発議要件は世界でも最難関級
・ただし、現実には「改正するのは日本自身の問題だ」と返されることが多く、最終的には国内政治で改憲を実現できるかどうかが問われると整理した
・日本の憲法改正要件は極めて厳しく、衆参両院でそれぞれ3分の2以上の賛成を得て発議し、その後さらに国民投票で承認を得なければならないため、世界でも最難関クラスだと説明された
・比較では、ドイツなどは改憲のハードルが相対的に低く、頻繁に改正している一方、日本は改正難度が高すぎるため、一度も改正できていないと指摘された
・そのため、日本では単に「憲法を直せばよい」と簡単に言える話ではなく、制度設計そのものが改正を非常に困難にしているとの見解が示された
改憲勢力の確保に必要な政治条件
・さらに、改憲には単に与党が勝つだけでは足りず、参議院選挙を含めて継続的に改憲勢力を増やし、しかも他党の協力が不安定になりやすいため、実際には自民党単独で強い改憲発議力を持つ必要があるとの見方が語られた
・番組では、今後数年かけて衆参で十分な議席を確保しなければ現実的な改憲は難しく、高市氏にも長期政権で勢力拡大を進めてもらう必要があるとの認識が示された
・また、自衛隊法だけを改めてネガティブリスト化することはできず、根本にある憲法9条の「戦力を持たない」という規定を変えない限り不可能だと説明された
米イラン交渉をめぐる見方
・後半では、アメリカとイランの関係について、表向きは強硬発言が続いていても、水面下では何らかの交渉が進んでいる可能性が高いとの見方が示された
・ただし、イラン側は米軍の完全撤退など厳しい条件を掲げているとみられ、簡単に妥結する状況ではない一方、交渉中の発言を一つ一つ過剰に受け取るべきではないとも述べられた
・トランプ氏の「48時間以内に回答せよ」といった発言も、交渉上の圧力表現の一部とみるべきであり、メディアが毎回大騒ぎするのは適切ではないという批判があった
軍事優勢と終結シナリオ
・現状では、軍事的にはアメリカとイスラエルが優勢であり、イラン側の反撃は限定的で、散発的な攻撃をメディアが大きく取り上げているにすぎないとの評価が示された
・さらに、イランでは革命防衛隊幹部らの排除が進めば、意思決定できる人物がいなくなり、誰と交渉するのか分からなくなる可能性もあると指摘した
・その場合、アメリカ側が事実上「終結」とみなして大枠を決めてしまう可能性もあり、戦闘状態が長期化する可能性はそれほど高くないとの見通しが語られた
・そして、仮に戦闘が終結して地域が戦争地域ではなくなれば、日本がその後に支援や関与を行う余地はあり得るものの、終わり方次第であり現時点で断定はできないと締めくくられた
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