【要約】緊縮共同体が高市降ろしで財政がー!【髙橋洋一チャンネル#1440】

【要約】緊縮共同体が高市降ろしで財政がー!【髙橋洋一チャンネル#1440】
『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

  忍び寄る財政破綻の足音??

『高橋洋一チャンネル#1440』の要約

日経の社説と「財政破綻論」をめぐる違和感

・日経新聞の論説(「財政破綻の足跡」「高市首相論を封じるな」趣旨)を取り上げ、執筆者は政権・官庁と接触が多いタイプだと指摘
・「論を封じるな」と言いながら、そもそも紙面で論説が出ている=封じられていない、とツッコミ
・「財政危機が忍び寄る」式の煽りに対し、根拠の示し方が弱い(反論が簡単)という立て付け

金利上昇=即破綻、ではない(成長率との関係)

・「金利が上がって大変」論に対し、名目成長率と金利の関係が重要だと整理
・基本ロジック:成長率 > 金利なら、稼ぐ力(税収・所得増)があるので破綻リスクは小さい
・OECD諸国の長期データでは、金利が成長率を3%程度上回る局面もあるが、それ自体で「破綻」が起きるわけではない、という趣旨
・日本の名目成長率を**4.2%程度と置くと、単純化すれば「金利が7%**近辺まででも“よくある範囲”」という見立てを提示
・現状は金利がそこまで到達しておらず、危機論としては誇張だと結論づける

政府のバランスシート:資産と「税外収入」で利払いは賄える

・政府は資産(運用収入)も持っており、そこで得られる金利収入=いわゆる税外収入がある
・この税外収入で利払いの相当部分が賄えるため、「金利上昇=直ちに詰む」構図ではない、と強調
・ただし、こうした説明が世論に伝わりにくい(分かりにくい話が嫌われる)という嘆き

「縮小共同体」図の指摘:オールドメディア×財務省的フレーミング

・ネットで回ってきたという「縮小共同体」的な整理図を紹介
・構図として、オールドメディア財務省、周辺勢力が、金利上昇円安を「積極財政の弊害」と結びつけて語りがちだと批判
・金利については上のロジックで「今の程度なら大問題ではない」で終わる、と反論
円安も、輸出・企業収益面ではプラスがあるため一概に悪ではなく、「何が問題なのか」が曖昧なまま恐怖だけが拡散されるとする

「トラス・ショック」との比較は雑だ、株価が示す温度感

・「日本はトラス・ショック(英国・2022年頃)になる」論を取り上げ、当時の特徴を整理
・トラス局面の「トリプル安」=通貨安債券安(金利高)株安
・日本は少なくとも「株安」になっていない(むしろ株高局面)なら、市場ストレスのシグナルとして弱い=危機論は盛り過ぎ、という見立て
・「株が高い局面は、だいたい致命的状況ではない」という経験則を提示

物価高対策・減税をめぐる「印象操作」への警戒

・「選挙のせいで物価高対策が止まる」系の言説に対し、すでに対策は実施中であり、論点がズレていると批判
・成長を通じた税収増で財政改善→「その場しのぎ」からの脱却、という説明を置き
消費税の「2年間ゼロ」などの政策主張も、「責任ある財源」込みで語られているのに、ネガティブに見せたい力が働くのでは、という疑念
・結局「高市(側)が勝つと困る人たちがいる」から、論調がそうなるのでは…という推測

画像ネタとAI:拡散物の作られ方も変わった

・支持者作成の「チャーリーズエンジェル」的な画像(女性3人が国会を震わせる、というイメージ)を紹介
AIでこうした画像が簡単に作れる時代になり、拡散素材が増える点に言及
・「回してもいい」と共有を促す流れ(支持者コミュニティ発の素材)

CDSの動き:市場は「日本破綻」を織り込んでいない

・最後にCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の推移を見て、「全然上がらない=危機感が薄い」と確認
・一時的に高かった局面として2013年頃(民主党政権期の不安)、**2020年(コロナ)**に触れつつ、いずれもすぐ低下
・結論として「財政破綻が忍び寄る」系は、長年言われ続けても当たっておらず、足元の市場指標的にも“忍び寄っていない”という整理
・円安・金利上昇も、日銀が余計なことをしなければ通常パターンで説明可能、として過度な恐怖煽りを警戒

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