【要約】自衛隊が原潜運用へ?沈黙の艦隊の世界が!【髙橋洋一チャンネル#1362】

【要約】自衛隊が原潜運用へ?沈黙の艦隊の世界が!【髙橋洋一チャンネル#1362】
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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

 防衛省有識者会議で原潜を提言

『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

有識者会議で「原子力潜水艦」提言とその背景

・防衛力の抜本的強化に関する有識者会議で、潜水艦の「次世代動力」が議題となり、公式には全固体電池や燃料電池が例示されたが、実際は原子力潜水艦(原潜)の導入を示唆していると受け止められている
・通常動力潜水艦はバッテリーを使用するため航続力や潜航持続力に限界があり、定期的に浮上を余儀なくされる。これに対し原潜は燃料切れ以外では長期間潜航可能で、作戦の自由度や抑止力で圧倒的な優位性を持つ
・原潜の強みは「航続距離・潜航時間・速力」であり、食料が尽きない限り潜航を続けられるため、戦略兵器として格別の存在となる
・作品「沈黙の艦隊」では原潜「シーバット」を題材に日本の安全保障や国際政治を描いており、防衛関係者も強い影響を受けた。映画の続編も公開予定で、社会的関心が高まっている
・原潜の保有は安全保障上の抑止効果が極めて大きいが、同時に国内外で政治的論争を呼びやすく、導入には世論形成や国際的調整が不可欠
・日本が独自に建造・整備するのは技術的にも資金的にも困難であり、現実的なステップは「米第7艦隊との協力」が想定される
・具体案としては、日本が第7艦隊の運用経費の一部を負担し、日本人乗員を同乗させる方式。将来的に日本人指揮官の育成や自立的運用に発展させるプランが考えられている
・米軍との共同運用で技術習得と経験蓄積を行い、段階的に「日本独自の原潜保有」に近づくことが現実的シナリオ
・防衛省や自衛隊関係者の中にも「まずは米国艦への参加・協力」を現実路線として支持する声がある
・原潜導入は日本の安全保障政策の転換点となり得るため、国内政治(総裁選や国会)、国際関係(米国・中国・ロシア)を巻き込む重要テーマとして扱われる必要がある

キーワード:原子力潜水艦/航続力/防衛力強化/日米艦隊協力/安全保障政策

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