【要約】食い逃げされた加藤勝信氏が小泉進次郎支持 え?なんで?【髙橋洋一チャンネル#1354】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
加藤勝信氏が小泉進次郎支持
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
自民党総裁選と出馬順の特徴
・自民党総裁選では候補者が次々と名乗りを上げているが、髙橋氏は「当選しにくい候補ほど早く出馬表明する」と解説
・先に表明しないと注目を失い埋没するため、戦略的に“先出し”を選ぶ
・一方、有力候補は“後出しじゃんけん”を狙い、タイミングを見て出馬する傾向がある
・今回は木原氏や林氏、小泉氏らが早々に動いているが、本命視される高市氏は後出しを見込まれている
加藤勝信氏の動きと経歴
・加藤氏は前回総裁選に出馬したが、支持基盤は弱く「食い逃げされた」と揶揄されるほど票が集まらなかった
・今回は小泉進次郎氏支持に回る意向が報じられ、波紋を広げている
・加藤氏は安倍政権下で重用され、厚労相や官房長官など重要ポストを歴任
・安倍晋三元首相は加藤氏の財務省時代の働きまで細かく調べるなど、信頼を寄せていた
・安倍氏と加藤氏の義理の父の縁もあり、安倍家と加藤家は親密な関係だった
保守層と家族の反応
・安倍氏の遺志を継ぎ高市氏を支持すべきとの見方が強い中で、小泉支持は保守層に違和感を与えた
・義姉の加藤高子氏(元衆院議員)は「驚いた」とSNSに投稿し、高市支持を明言
・家族や親族の間でも困惑が見られ、保守層の支持者の反発を招く要因となっている
・保守層は「義理や伝統」を重んじるため、今回の判断は「裏切り」と受け止められやすい
メディア報道と情報操作の指摘
・大手メディアは「小泉支持で保守票のウイング拡大」と報道するが、髙橋氏は「影響は小さい」と否定的
・「麻生氏が小泉支持」という記事は誤りで、実際にはあり得ないと指摘
・報道の中には「事実を誇張し、操作的に世論を誘導する意図」が見えると批判
・加藤氏の動きは実際の票数には結びつかないが、ニュース価値として大きく扱われている
加藤氏の限界と今後の展望
・加藤氏は既に「推薦人20人を集められない」とみられ、総裁選出馬は不可能との見方が支配的
・小泉支持を表明しても保守層の支持を失い、自身の立場を弱める可能性が高い
・メディアは「保守取り込み」と報じるが、実際には保守層の多くが疑念や失望を抱いている
・最終的には高市氏ら有力候補を中心に戦局が進み、加藤氏の影響力は限定的にとどまる
キーワード:自民党総裁選、加藤勝信、小泉進次郎、安倍晋三、保守層、義理と伝統、メディア報道、情報操作、推薦人不足

