『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
石破政権の支持率が急上昇
・NHKの世論調査(6月9日発表)で内閣支持率は33%から39%に上昇
・自民党の支持率も約5ポイント上昇し、31.6%に
・一方、国民民主は一時的に支持を伸ばしたが山本代表の発言などで下落傾向
小泉ジュニア効果とメディアの演出
・米価格の話題をきっかけに「小泉劇場」的な盛り上がりを演出
・政策そのものは大した内容でなくとも、メディアが盛り上げることで政治的効果を発揮
・過去の小泉純一郎首相の「郵政フィーバー」に類似
衆参ダブル選挙の可能性
・参院選は7月20日予定だが、自民党が解散を打てばダブル選挙の可能性も
・支持率が高いうちに衆院解散に踏み切れば「千載一遇のチャンス」と高橋氏は指摘
・野党は候補者擁立が難しく、自民党は有利な状況にある
政治は一瞬で動く
・1ヶ月前は予想できなかった展開だが、支持率の急変で選挙戦略が激変
・「政治は一寸先は闇」であり、メディア戦略が勝敗を左右する
・小泉ジュニアの登場で財務省主導の構成が進んだと分析
小泉シニアと財務省の駆け引き
・小泉純一郎政権下では「郵政民営化」に注目が集まり、消費税増税が棚上げに
・財務省の計画が狂ったことは高橋氏いわく「良かったこと」
・消費税を政権内で抑える発言を連発した小泉元首相を評価
小泉ジュニア政権の限界と今後
・小泉進次郎氏は財務省と良好な関係を持ち、農協改革や年金改革は抑え込まれる可能性
・政権運営においては、公明党や立憲民主との距離感が重要になるとの見方
米価格騒動とマスコミの誘導
・米価格は本来「需要と供給」で決まるが、報道が過剰に取り上げて政治問題化
・味や評価は個人差があるのに、マスコミが「うまい米」を一方的に演出
・高橋氏自身も、脳水省の社員食堂で「美味い」と思ったが、新米ではなかったことに驚き
支持率上昇の裏にある現実
・国民の多くは政策内容よりも「演出されたイメージ」に影響されて支持
・米の話題や小泉ジュニアの露出によって、石政権と自民党の支持が上昇
・高橋氏は「くだらないが、現実だ」と冷静に分析
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