『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

石破総理「金利がある社会は恐ろしい」発言

・石破総理が参院予算委で「我が国の財政はギリシャより悪い」「金利がある社会の恐ろしさを認識すべき」と発言
・この発言は政府の公式見解として記録に残るが、内容に事実誤認があると高橋氏は指摘
・財政悪化と金利上昇の懸念に関して「金利が上がっても政府は金融資産の運用収入が増えるため大きな問題ではない」と説明
・政府全体の財務は「連結決算」で見るべきであり、資産と負債のバランスを無視して金利だけを恐れるのは誤り
・財務省は過去に金利上昇時のインパクト分析システムを構築済みで、実際に試算すればリスクは低いことが分かると指摘
・高橋氏はそのシステムを自身が開発したことに触れ、「財務大臣なら当然知っているべき」と苦言
・「ギリシャより悪い」という発言も虚偽であり、財政状況を反映するCDS（クレジット・デフォルト・スワップ）では日本はG7で2番目に良好
・CDSの数値で見ると、イタリア55.35、アメリカ47.22、フランス36.94、日本は12.52で、ギリシャよりはるかに安全
・客観的な市場の評価に反する発言をする財務大臣の姿勢は「無能」と批判し、「国会で嘘を言ってはならない」と強調
・外から見て財務内容が良好なのに「ギリシャより悪い」と言えば、逆に「隠れた不正があるのでは」と疑念を持たれかねないと警鐘

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