中国機が尖閣領空侵犯して逆ギレ!このままでは本当に盗られる【髙橋洋一チャンネル#1267】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
中国機が尖閣領空侵犯 新たなフェーズに突入
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
中国海警局の船からのヘリ離陸、領空侵犯で新たなフェーズに突入
・中国の会海警局所属の船からヘリが飛び立ち、日本の領空を侵犯したのは前例がなく、専門家も「新たなフェーズに入った」と警戒している
・これまで中国側は「間違いだった」と言い訳していたが、今回は意図的であり、もはや誤認では済まされない状況
・日本領海内からヘリが飛び立ったことで、単なる領海侵犯ではなく領空侵犯まで行われた深刻な事態
・無害通航の原則が適用される領海と異なり、領空侵犯は即座に撃墜も許容されうるが、日本は今回も対応を見送った
・中国側は逆に「日本が中国領空に侵入した」と主張し、日本大使を呼び出すなど外交圧力をかけてきた
・これは中国による意図的な既成事実化の一環であり、次は尖閣周辺の支配を狙ってくる可能性がある
・日本側が撃墜などの対応をしないことが、中国に「やっても問題ない」との誤ったメッセージを与えている
・現行の自衛隊体制では、こうした緊急事態に即応できず、ヘリ離陸からの侵入に航空機で対応するのは間に合わない
・中国の海警局は実質的に海軍組織であり、準軍事行動と見るべきだが、日本の海保には対応能力や装備が限られている
・警告射撃や物理的対応もせず、現場で事態が終了してしまったのは問題で、今後は警戒強化が不可欠
・尖閣に施設や基地を作ることすら今は難しく、日本の実効支配の証拠がないため、中国が先手を取る懸念がある
・過去に石原慎太郎氏が尖閣に施設を作ろうとしたが、当時の民主党政権が国有化して何もせず、結果的に好機を逃した
・現在の政治家も行動を伴わず、「口だけ」の対応に終始しており、根本的な安全保障戦略の再構築が求められる
キーワード:領空侵犯、中国海警局、尖閣諸島、ヘリコプター、実効支配、海上保安庁、無害通航、既成事実、石原慎太郎、安全保障