トランプ「日本は車にボウリングの球をぶつけて検査」発言の本質は・・・【髙橋洋一チャンネル#1259】

トランプ「日本は車にボウリングの球をぶつけて検査」発言の本質は・・・【髙橋洋一チャンネル#1259】
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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

 トランプの発言 日本はボウリング球で検査

『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

トランプ氏「ボーリング玉検査」発言と日米車検制度の違い

・トランプ氏が日本車に対する「ボーリング玉を落として凹んだら不合格」という例を挙げ、日本に非関税障壁があると主張
・高橋氏は「それは事実ではない」としつつ、アメリカ側は「一例にすぎない」と言い逃れる可能性が高いとコメント

・高橋氏は過去に米国でも車検(Vehicle Inspection)を受けた経験があり、日本との制度の違いを解説
・日本の車検は定期的な受検が義務で、整備工場などで高額な費用がかかることが多い
・一方アメリカは原則「ユーザー車検」で、自分でモータービークルサービスに車を持ち込み、簡易な検査を受けるだけ
・検査内容は「体育館のような場所」を車で1周する程度で、問題があればその場で整備店(例:Pep Boys)に行き部品を交換して終了

・アメリカでは車が走ればOKという考え方が強く、日本のように厳格な安全基準や細かい規定(メーター、部品指定など)はない
・日本ではスピードメーターの仕様や取り付け部品のメーカー指定が厳しく、「官僚的すぎる」と海外から批判されることもある

・アメリカの駐車事情や車文化も大きく異なり、「S字・クランク」などの教習内容が役立つ場面はほとんどない
・路上駐車ではバンパーを使って前後の車を押すように停めることも一般的で、車体の小傷に神経質になる人は少ない
・このような違いを背景に、「アメ車が売れないのは日本の道が狭いから」といった議論にすり替わることも多い

・高橋氏は「細かい規制ではなく、大きな話(例:第7艦隊や安全保障)を持ち出して対処するべき」と提言
・日本の役所は「きめ細かい制度」を維持しようとするが、国民性やインフラの違いから米国と歩調を合わせるのは難しいと指摘


キーワード:日米車検制度、非関税障壁、ボーリング玉検査、ユーザー車検、トランプ発言、自動車規制、文化の違い、アメ車販売問題

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