大阪万博が開幕!経済効果は既に終わっている【髙橋洋一チャンネル#1249】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
万博が開催
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
万博の経済効果はすでに出ている
・2025年大阪・関西万博は赤字懸念があるが、すでに公共投資などによる経済効果は顕在化
・経済効果の計算は産業連関分析を用い、全国で2.9兆円と見積もられている
・大阪府の名目GDP成長率は全国平均を大きく上回り、すでに恩恵を受けている
キーワード:大阪万博、経済効果、GDP、産業連関分析、公共投資
万博の赤字はそれほど問題ではない
・万博収支の赤字は全体経済効果に比べれば軽微なもの
・公共投資で得た波及効果が大きいため、収支赤字を問題視する必要は少ない
・国や自治体の補填もあり得るが、それでも経済的には大きな損失ではない
キーワード:万博赤字、収支、公共投資、経済政策、財政支出
カジノ(IR)の期待収益と社会的影響
・カジノの期待収益率は97%とされ、少ない損失で長時間楽しめる構造
・他のギャンブル(例:パチンコ)の控除率は80%程度と、利用者の損失が大きい
・カジノはパチンコと比べて管理しやすく、依存症対策にもつながる可能性
・大阪ではパチンコ客がカジノにシフトすることで健全化が期待される
キーワード:カジノ、IR、期待収益率、パチンコ、ギャンブル依存
万博のネガティブ報道の背景
・維新の会が主導する事業であることから、政治的対立が影響してネガティブ報道が増加
・自民党は大阪で維新を批判したい思惑があり、メディア報道に影響を与えている可能性
・政治的立場によって万博への評価が分かれる構図になっている
キーワード:維新の会、自民党、メディア、万博報道、政治対立
万博はIR(カジノ)導入への前段階
・万博の後に控えるIR(カジノ)事業への導線としての意味合いが強い
・東京オリンピック後の都市開発のように、大阪もホテル建設などで発展が見込まれる
・万博単体ではなく、IRなどの長期計画の一環として評価すべき
キーワード:IR、都市開発、ホテル需要、万博後、長期経済戦略
本当の経済効果と「阪神優勝効果」の違い
・阪神優勝による経済効果は支出の移動に過ぎず、実質的な新規経済効果は少ない
・万博の場合は公共投資が起点であり、新たな需要創出が行われている
・「ゼロから生み出される」経済効果として意義が大きい
キーワード:経済効果、公共投資、支出移動、阪神優勝、需要創出
定期的な公共投資の重要性
・公共投資は経済刺激策として重要であり、都市博中止のような決定は再考すべき
・都市開発は継続的に行うことで地域経済の活性化につながる
・東京や大阪のような都市では積極的な投資が必要
キーワード:公共投資、都市開発、都市博、経済刺激策、地域活性化