【要約】レアアースを止めたら逆に「中国が大変な事になる」理由【門田隆将チャンネル#0085】

レアアースを止めたら逆に「中国が大変な事になる」理由
『門田隆将チャンネル#0085』を要約
中国との「経済戦争」激化:レアアースと半導体素材(フォトレジスト・ABF)、NHK報道への疑義
1) NHKのベネズエラ報道に「世界と逆」との指摘
・配信時点(1月7日 20:40)にニュースを確認し、NHKのベネズエラ報道が「米国の動きにベネズエラ国民が怒っている」という趣旨で強調されていた点に驚いたと述べる
・世界の報道は、マドゥロ政権の失速(崩壊)や国民の歓迎・喜びを伝える文脈が中心で、NHKは逆向きだと批判
・政権下の深刻な実態として、国外へ逃れた難民800万人超、裁判外殺害、拷問・国家暴力、政治犯、検閲・メディア閉鎖などを列挙し、「怒り」より「解放への歓喜」が大勢だという見立てを示す
2) 「CCTVと同質」に見えるオールドメディア批判
・こうした全体像(歓喜の広がり)を十分に報じないNHKの姿勢は、CCTV等の中国側報道と同じ方向に見えると指摘
・結果として、視聴者が「いま何が起きているか」を把握しづらい構造になっているとして、発信者自身が整理して解説すると宣言
3) すでに始まった「凄まじい経済戦争」:レアアースが切り札
・本題は、対中関係での経済戦争がすでに進行しているという認識
・象徴例として、2010年の尖閣をめぐる対立期に中国がレアアース輸出停止を行った前例を挙げ、レアアースが外交カードであると強調
・当時、日本は代替調達先を求めて奔走し、現在はオーストラリア等との連携で依存度を下げてきたため、2010年ほどのショックは小さい可能性があると整理
・ただし、もし再び止めるなら中国は“ルビコンを渡る”に等しく、日本も対抗措置を取らざるを得ないという危機感を示す
4) 日本の対抗カード:フォトレジストとABFという「供給網の要」
・対抗カードとして、半導体製造の要所にあるフォトレジストを解説(回路形成の初期工程で必須)
・発言上、日本企業が世界シェアの大半(「5社で9割」)を握るとして、日本の強みを明確化
・加えて、半導体の配線周辺に用いる絶縁層材料のABFにも言及し、供給の大部分を日本企業(例:味の素)が担うと説明
・結論として、レアアースを止められるなら、日本側も(宣言せずに)フォトレジストやABFを止める選択肢があり得る、という抑止ロジックを提示
5) 「輸出制限報道」をめぐる経緯:朝鮮日報→政府否定
・12月初旬、韓国紙(朝鮮日報)が「日本がフォトレジスト輸出制限で中国先端半導体に打撃」と報じた件に触れる
・これに対し、木原官房長官が「変更は行っていない」と否定した経緯を紹介
・発信者も業界関係者に確認し、現状は「実際に止めていない」との感触で、報道の真偽には慎重
6) 供給源の多角化と資源開発:南鳥島などの可能性
・日本は代替供給国との連携を強めており、資源面では南鳥島周辺の深海での海底レアアース開発にも触れ、中長期の打開策として位置づけ
・「やるならやってみろ」という形で、対中カードの相互作用を見据えた構図を提示
7) 対中依存の縮小を主張:中国経済の不安定化と統治の恐怖
・最終的に「中国の言いなりの時代は終わる」とし、対中依存低減の必要性を強調
・中国経済は想像以上に危ういとし、群衆形成を恐れて行事が抑えられる状況や、いわゆる寝そべり(躺平)的な消費抑制の空気が広がるという情報にも言及
・今後も分かりやすい整理・解説を継続するとして締める
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