【要約】若者の叫び「自分達の命を守ってくれるのは誰なのか」【門田隆将チャンネル#0073】

【要約】若者の叫び「自分達の命を守ってくれるのは誰なのか」【門田隆将チャンネル#0073】
『門田隆将チャンネル」は、作家・ジャーナリストの門田隆将さんが日本の政治経済世界情勢などの側面や裏側をジャーナリストの視点で切り込むYouTubeチャンネルです。

『門田隆将チャンネル#0073』を要約

1. 若者支持92.4%という「異常値」が示すもの

・FNN系の調査として、18〜29歳の高市政権支持が92.4%、不支持が**6.9%**と紹介
30代:83.1%40代:77.8%、**50代:78.0%**と、現役世代で高水準が続く点を強調
・単なる人気ではなく、「現役世代ほど切実に政治の実行力を見ている結果ではないか」という問題提起につなげる

2. 「若者の叫び」=自分たちの命を守るのは誰か

・この数字を「若者の叫び」と定義し、核心は「自分たちの命を守ってくれるのは誰か」だと整理
・右肩下がりの環境で育った世代は、理想論より現実を見て判断しているという世代論も提示
・支持率の背景を「安全保障への現実的な危機感」として読み解く

3. 被団協の談話と「核廃絶」理想への違和感

被団協が、オフレコの核関連発言を受けて談話を発表した流れに言及
・内容は「核兵器は一発たりとも持つべきでない」「政府は核廃絶へ先頭に立つべき」という趣旨
・理念としては理解しつつも「現実に核が無くなるのか」という疑問を提示

4. 「では誰が守るのか」——理念への“説明責任”要求

・「核廃絶を言い続けるのは自由だが、現実にどう命を守るのかを示すべき」と主張
ロシア・中国・北朝鮮に対して廃棄を迫れるのか、という形で実現可能性を問う
・若者に対して、具体策なき理想論では納得されない、という論点に集約

5. 脅威環境の変化:迎撃困難な極超音速兵器の登場

・ロシアの極超音速兵器(文中ではアバンガルド)を例に「迎撃が難しい」兵器が出たと説明
・「2019年以降で世界の核事情が変わった」という見立てを紹介
・「中国への技術移転があった」との認識を示し、周辺環境の悪化を強調

6. 中国版SNSの過激言説と“隣国リスク”の具体例

・中国版SNSで「DF-41を撃ち込め」といった過激な対日言説が飛び交う状況に言及
・こうした言説が広がる国が隣にある以上、「抑止力なしで命を守れるのか」と問題提起
・若年層の高支持率は、この現実を見た反応だという構図を示す

7. 国内政治批判:岡田氏「国民感情をコントロール」発言

・岡田克也氏の「国民感情をコントロール」趣旨の発言を取り上げ、強く批判
・反対意見の抑制につながり得るとして、思想統制全体主義的発想だと位置づけ
・「この種の発想が政権を握れば危険だ」という警戒論に展開

8. 対中交流勢力への疑問:なぜ反日教育を止めさせないのか

・日中友好の枠組みで交流する政治家がいるのに、相手側の反日教育や過激言説に切り込まないのは不可解と指摘
・「何のために行っているのか」という問題提起を通じ、外交姿勢の甘さを批判
・「相手の敵意が高まる一方で、国内だけ核議論を止めるのは矛盾」という論調

9. 地方首長の批判(熊本・広島)への反問

・首相官邸関係者の核関連発言に対し、熊本県知事広島県知事が「不適切」「容認できない」と批判した点を紹介
・「ではどうやって県民・国民の命を守るのか」と問い返す構図
・核議論を封じるだけでは、周辺脅威の現実に対応できないという主張へつなげる

10. 結論:タブーではなく核抑止を“政策論”として議論せよ

・「核の議論がタブー化してきたが、議論が起きるのは良いこと」として、討議の必要性を強調
・最終的な処方箋として、核シェアリングを含む抑止力強化を提起
・国内制約の非核三原則に触れ、現実に即した見直し・運用議論を促して締める


キーワード:92.4%, 若者の叫び, 高市政権, 被団協, 核廃絶, 核抑止力, 核シェアリング, アバンガルド, DF-41, 非核三原則