【要約】維新“連立入り”へ 遂に決着がつく“首班指名”戦争【門田隆将チャンネル#0010】

【要約】維新“連立入り”へ 遂に決着がつく“首班指名”戦争【門田隆将チャンネル#0010】
『門田隆将チャンネル」は、作家・ジャーナリストの門田隆将さんが日本の政治経済世界情勢などの側面や裏側をジャーナリストの視点で切り込むYouTubeチャンネルです。

『門田隆将チャンネル#0010』を要約

首相指名を巡る会談は「セレモニー」

・高市総裁が野田代表、玉木代表と相次いで会談、さらに吉村代表とも会談予定
・メディアは「各党トップ会談が相次ぐ」と速報しているが、実態は儀礼的な確認作業に近い
・立憲側も「最後までやった形」は作るが、勝負の趨勢は既に決しているという見方

結論:高市総裁の首相就任は既定路線

・このチャンネル視聴者には明らかな通り、決着は「高市総裁が首相に」
・初の女性首相誕生で固まっているという認識
・立憲民主党は長田町の空気として“諦めムード”が漂っている

立憲中心の連立が拒否される理由

・仮に立憲主導で政権ができても短命(1週間~1か月程度)になるのは目に見える
・憲法・安保・移民・対中などで「平和ボケ的」「国家観が合わない」と見られている
・保守現実派の政治家が連立相手に選ぶ対象ではない、というのが永田町の本音

キーパーソンは2人:維新・藤田、国民民主・榛葉

・連立の行方を左右する人物として、維新の藤田共同代表と国民民主の榛葉幹事長を挙げる
・2人とも保守現実派で国家観・歴史観が明確
・そのため立憲側に流れることはあり得ず、立憲連立は成立しないという主張

立憲の「得票急減」が示す退潮

・2021年衆院選の立憲票:約1149万
・2024年衆院選の立憲票:約1156万
・直近の参院選では約739万へ急落(約417万減)
・短期間で有権者に見限られた政党に、他党が寄り添う合理性はないという論旨

維新も退潮、だからこそ高市政権へ

・維新も2021年衆院選で約805万 → 直近参院選で約437万と大幅減
・このままでは「自滅コース」なので、保守現実路線で生き残りを図る必要
・減税や外交など政策軸が近い高市政権に協力する選択が合理的だと見る

今晩〜明日に「維新連立入り」がまとまる見通し

・6時過ぎからの高市—吉村会談で連立協力が決まる可能性が高い
・維新が高市政権に加わる、または強い協力関係を結ぶという予測
・近い時間帯で連立決定のニュースが流れるはず、という情報ベースの見立て

“数合わせ政権”への批判と国家観の強調

・立憲幹事長の「数合わせこそ政権の本質」的発言を批判
・政策・基本理念の共有がなければ政権は持たない
・日本は自由と民主の側でアジアの主役として立ち直るべきで、対中姿勢も含め首相の資質が問われる
・高市氏なら国際社会で日本の立場を主張できる、と支持理由を強調

高市政権への期待と国民民主への注文

・維新がまず連立/協力に入り、国民民主は将来的に連携拡大を望む
・玉木氏には財務相級ポストで「103万円の壁」など手取り増政策の実現を期待
・榛葉幹事長にも引き続き踏ん張りと協力を求める

まとめ

・各党首会談は形式的な最終局面で、実質的には高市首相誕生が確定的という認識
・立憲の退潮と政策不一致で野党連立は成立せず
・維新は退潮を食い止めるため高市政権協力へ動き、今晩〜明日にかけて連立入りが決まる可能性が高い、という展望で締めた


キーワード:高市早苗,首相指名選挙,各党首会談,維新連立,藤田文武,榛葉賀津也,立憲民主党退潮,国民民主党,政策一致,保守現実路線,減税,103万円の壁,対中姿勢,国家観,歴史観