あさ8時!(あさ9) 第644回【2025年6月19日】

あさ8時!(あさ9)  第644回【2025年6月19日】

①給付金は「消費減税よりはるかに効果的だ」石破首相
https://www.fnn.jp/articles/-/888713#goog_rewarded

②井林・自民委員長「野党の横暴」ガソリン暫定税率廃止巡り解任
https://mainichi.jp/articles/20250618/k00/00m/010/137000c

⑦脱化石燃料転換、日本は25位 118カ国中
https://nordot.app/1307986595830268491?c=302675738515047521?c=302675738515047521

④石破首相、外交での所作が物議 促される前に着席1人ポツンも
https://www.sankei.com/article/20250618-3AN6JPPXJJELHAAU3M74I3DQPI/

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給付金は「消費減税よりはるかに効果的だ」石破首相

・石破首相はG7後の会見で、物価高対策として給付金(一般に2万円、住民税非課税世帯には4万円)を盛り込むと発表
・「消費税減税より即効性があり、本当に困っている人に届く」と主張したが、番組出演者はこの発言に強く批判的
・2万円の給付では生活改善にならず、1年で月額1,700円程度にしかならず、物価高の打撃を補えないとの指摘
・消費税減税であれば「全国民のテンションが上がる」との意見もあり、効果と実感に大きな差があると強調
・石破氏の説明は「言葉が多く中身がない」「かつては理論派と言われたが今は違う」と、発言の説得力に疑問
・住民税非課税世帯への給付も「実は年金生活者などの資産持ちが多く、本当に困っている人に届かない可能性」
・石破氏の「所得の高低による給付の意義」についての考え方は、的外れで非現実的との批判
・一部出演者は、4月には5万円給付といっていたのに2万円に減った点を「ぶれがある」と指摘
・「2万円で経済が回復するわけがない」「それなら消費税を軽減する方が効果的で持続性もある」との意見で一致

キーワード:給付金、消費税減税、石破首相、物価高対策、住民税非課税世帯、即効性、政策効果の比較

井林・自民委員長「野党の横暴」 ガソリン暫定税率廃止巡り解任

・ガソリン暫定税率の廃止法案をめぐり、財務金融委員会の井林辰憲委員長(自民)が野党の賛成多数で解任される異例の事態に。
・法案の審議入りを拒み続けた井林氏に対し、「審議を封じる時間稼ぎ」として野党側が会議決議案を提出。自民党以外の賛成多数で可決された。
・井林氏は記者団に「野党が数の力を使った暴挙」と批判したが、番組では「それは民主主義そのもの」「自民党が数で押してたときはどうだった?」とツッコミ。
・日本保守党の百田氏は「委員長が職権で審議を止めるなら、会議も当然」「これは前代未聞で、井林氏にとって大きな政治的傷」と評した。
・井林氏は京都大学の工学系大学院を修了し元国交省のキャリア官僚。静岡県出身の「お茶農家のボンボン」と紹介され、「完璧なエリート」ゆえに現場感覚が乏しいとの指摘も。
・本件は、物価高の最中にもかかわらず、ガソリン税の引き下げを拒んだ象徴的な出来事。
・番組では「ガソリン価格が流通全体に影響し、物価に跳ね返る」とし、早急な暫定税率廃止が必要との意見で一致。
・また、自民党が党の方針に従い時間稼ぎをさせた結果、井林氏が“トカゲの尻尾切り”のように切られたと揶揄された。
・一方、立憲や国民民主党についても「過去にガソリン減税を日本保守党が提案していた際は無視しておいて、今回は選挙パフォーマンスで乗っかってきた」との批判も。
・「結局、与野党ともに財務省を恐れて本気で減税をやろうとしていない」との本質的な問題も指摘された。

キーワード:井林辰憲、財務金融委員会、会議決議、ガソリン税、暫定税率、数の力、民主主義、自民党、立憲民主党、財務省依存、物価高対策

化石燃料転換、日本は25位 118カ国中

・世界経済フォーラムの報告書で、日本が脱化石燃料転換で118カ国中25位とされたが、出演者は「むしろ100位ぐらいが妥当」と批判。
・中国が12位と評価された点に対して「世界の3割のCO2を排出している国が高評価なのはおかしい」「中国のデータは信用できない」と否定。
・「日本がCO2排出をゼロにしても、地球温暖化は0.006度しか下がらない」という事実を挙げ、極端な脱炭素政策に疑問を呈した。
・完全なCO2ゼロ社会は産業崩壊を意味し、電気も車も動かず「国が死ぬ」と警告。
・脱炭素政策を推進する風潮は「宗教」「原理主義」と形容され、理屈の通じない非科学的なドグマだと批判。
・再生可能エネルギー(太陽光・風力)の不安定性と高コストに触れ、「現実的で安価・安定したエネルギーこそ必要」と強調。
・ダボス会議を「健人会議」と揶揄し、そこでの評価を重視する日本政府の姿勢を批判。「メディアも迎合的」と言及。
・大手投資家(ブラックロック等)はすでにグリーン投資から脱却し、化石燃料ファンドへ回帰していると紹介。
・「官僚は一度信じた政策を修正できない体質」であり、「優等生ほど柔軟性がなく、間違いを認めにくい」と官僚制を批判。
・エネルギー政策を金儲けやイメージ戦略でなく、生活と産業の基盤として見直すべきと訴えた。

キーワード:脱炭素、CO2ゼロ、再生可能エネルギー、ダボス会議、宗教的原理主義、ブラックロック、官僚主義、エネルギー政策

石破首相、外交での所作が物議 促される前に着席・1人ポツンも

・G7サミットで、石破首相がカナダのカーニー首相と握手した直後、カーニー氏が立ったまま話しかける中、自ら先に着席したことがSNSで物議に
・その後のレセプションでも各国首脳が交流する中、石破首相は1人で席に座っていた様子が動画で拡散され、外交上の非礼ではと批判が広がる
・過去のAPEC(2024年・ペルー)でも、カナダのトルドー首相が立って握手を求める中、石破氏は座ったまま応じていたとの記録あり
・首脳同士の信頼構築において、交渉前の立ち振る舞いや表情のやりとりは非常に重要であると指摘されている
・出演者らは「社会人経験があれば自然と身につくマナー」として、石破氏の振る舞いを「社会常識がない」と厳しく非難
・石破氏は若くして国会議員になり「先生」として扱われ続けたため、一般的な礼節を学ぶ機会がなかったとの指摘も
・ネットでは「存在感が薄すぎる」「安倍首相の時はこんなことなかった」との声も
・さらに「トランプ元大統領が石破氏の名前を未だに覚えていない」「安倍氏と勘違いされている」との逸話も取り上げられ、国際的な存在感の薄さが懸念されている
・総理の後任として名前が挙がる河野氏や小泉氏にも不安の声が上がる流れで、政権の先行きへの疑念もにじんだ

キーワード:石破茂、G7サミット、外交儀礼、国際マナー、信頼構築、政治家の資質