10月11日 – 今日は何の日?
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INDEX(目次)
ピックアップ TODAY!
「カミングアウトデー」とは?
カミングアウトデー(Coming Out Day)は、毎年10月11日に行われる、LGBTQ+コミュニティーに属する個人が自身の性的指向やジェンダーアイデンティティを公にすることを祝福し、支援するための記念日です。この日は、個人が自分自身であることを誇りに思い、他人に対してオープンになることの重要性と困難を認識し、社会全体が多様性と包摂性を祝うことを目的としています。
「LGBTQ+」とは?
そもそも「LGBT」とは
- L…Lesbian(レズビアン:女性同性愛者)
- G…Gay(ゲイ:男性同性愛者)
- B…Bisexual(バイセクシュアル:両性愛者)
- T…Trans-gender(トランスジェンダー:生まれた時の生物的な性別と、自分の認識している性別が一致していない人)
の頭文字をとってうまれた言葉です。しかし、現在ではこの4つにあたる人々だけでなく、セクシュアルマイノリティ(性的少数者)全般を指す言葉として使われており、
最近では、さらに「LGBTQ+」「LGBTQIA+」という言葉も聞かれるようになりました。
- Q…Questioning(クエスチョニング:性自認や性的指向を決められない、迷っている)
- I…Intersex(インターセックス:身体的性において男性と女性の両方の性別を有している)
- A…Asexual(アセクシャル:どの性にも恋愛感情を抱かない)
そして、これらのセクシュアリティ以外にもさまざまなセクシュアリティがあるという意味で「+」がつけられています。
背景と歴史:
カミングアウトデーは、1988年にアメリカ合衆国で始まりました。この日は、前年の1987年10月11日にワシントンD.C.で行われた国立LGBTマーチの記念日として設定されました。初めてのカミングアウトデーは、心理学者でありゲイの活動家であるロバート・E・ベッチャー(Robert E. Eichberg)とジーン・オリーシャンスキー(Jean O'Leary)によって創設されました。彼らの目的は、LGBTQ+個人が自分の真の自分を受け入れ、社会に認められる機会を提供することでした。
カミングアウトの重要性:
カミングアウトは、多くのLGBTQ+個人にとって重要なプロセスであり、自分自身を受け入れ、他人に自分の性的指向やジェンダーアイデンティティを明らかにすることを意味します。カミングアウトは、個人が自分のアイデンティティを肯定し、自分らしい生活を送る助けとなります。また、カミングアウトはLGBTQ+コミュニティの可視化を向上させ、社会全体の認識と理解を促進します。
世界でのカミングアウトデー:
カミングアウトデーは、世界中の多くの国と地域で認知され、祝われています。この日は、個人が自分の性的指向やジェンダーアイデンティティについて話し合い、サポートし合う機会を提供し、LGBTQ+コミュニティの権利と認識を促進します。イベント、ワークショップ、セミナー、ラリーなどが行われ、人々が経験や知識を共有し、LGBTQ+の権利と平等を支援します。
カミングアウトデーの影響:
カミングアウトデーは、LGBTQ+コミュニティとその支持者にとって、連帯感を育む重要な機会となります。また、この日は社会全体に対してLGBTQ+コミュニティの存在と貢献を認識し、さまざまな性的指向とジェンダーアイデンティティを尊重する重要性を伝えます。
カミングアウトデーは、LGBTQ+コミュニティとその支持者にとって重要な日であり、個人が自分自身を祝い、社会全体が多様性と包摂性を祝う機会を提供します。カミングアウトデーは、個人と社会全体が自分自身と他人の多様なアイデンティティを理解し、受け入れ、尊重するプロセスを促進し、全ての人々が公平で包摂的な社会を築く助けとなります。
歴史上の出来事
(Wikipediaより抜粋)
記念日・行事・お祭り
カミングアウトデー | 1987年10月11日、アメリカのワシントンD.C.で「レズビアンとゲイの権利のためのワシントンマーチ」が行われました。 多くのLGBT活動団体が生まれるきっかけとなったこの日を記念し、また、自身の性的指向や性自認をカミングアウトしたセクシュアル・マイノリティ(LGBTQ+)の人々を祝い、支援することを目的として、LGBT活動家らが制定。日本ではNPO法人バブリングが記念日登録を申請しています。 |
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ハンドケアの日 | 手肌の乾燥で悩んでいる人に手荒れを予防するためにハンドクリームを塗り始める日にしてほしいと、Caetus Technology(株)が制定。日付は、10月は相対気温が一気に10%以上も下がる変化の時期で、乾燥が始まる時期であることと、「手(10)にいい(11)」と読む語呂合わせから。 |
安全・安心なまちづくりの日 | 犯罪に強い社会の実現のため、安全・安心なまちづくりを推進する機運を全国的に波及・向上させ、国民の意識と理解を深めることを目的として、犯罪対策閣僚会議が制定。この日に合わせて、全国各地の警察や自治体、学校、ボランティア団体などが連携して、さまざまな啓発活動が行われます。また、安全・安心なまちづくりのために優れた取り組みを行った個人・団体を顕彰しています。また、この日から10月20日までの10日間にわたり「全国地域安全運動」が実施されます。 |
国際ガールズ・デー | 「性別」と「年齢」という二重の差別を受ける途上国の女子たちの問題に焦点をあて、その解決にむけて世界各国が取り組むよう呼びかける日として、国連総会で制定。この日に合わせて、世界各地で女子問題に関連するさまざまなイベントが開催されます。 |
ウィンクの日 | 10月11日の「10」と「11」を横に倒すと、ウィンクをしているように見えることに由来します。この日の朝、起きてすぐに好きな人の名前の数だけウィンクをすると、その人に想いが届くというおまじないがあるそうです。 |
トイレットロールの日 | 普段あまり気に留めることの少ないトイレットロールにスポットライトを当てる日を作り、その歴史などを振り返る機会になればと、日本製紙クレシア(株)が制定。日付は「トイレット(10)」で10月、「ロール(roll)のll(エルエル)」を数字の「11」と見立てて10月11日に。 |
本日の誕生日
10月11日には、榎本健一(喜劇俳優)、アート・ブレイキー(ジャズドラマー)、ダリル・ホール(ミュージシャン)、清水健太郎(俳優)、高畑淳子(女優)、麻丘めぐみ(歌手)、ワイン・ガードナー(ロードレース)、秋川雅史(歌手)、金城武(俳優)、野間口徹(俳優)、ケイン・コスギ(俳優)、高垣麗子(モデル)、秦基博(ミュージシャン)、菅野智之(プロ野球)が誕生しています。(敬称:略)