10月2日 – 今日は何の日?

10月2日 – 今日は何の日?

準備中でごめんなさい!

 ピックアップ TODAY!

「豆腐の日」とは?

日本を代表する伝統的な健康食品である豆腐をPRするため、日本豆腐協会が1993年(平成5年)に制定。

日付は「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせから。また、同様の語呂合わせで毎月12日も「豆腐の日」としています。

「豆腐」の歴史

豆腐の発祥

豆腐の発祥の地は中国であり、その起源には複数の説が存在します。一つの説として、西暦の紀元前2世紀、前漢の淮南王・劉安が豆腐を創作したとされるものがあります。これは、16世紀の中国の書「本草綱目」に記載されていることが根拠となっています。しかし、唐の時代(618~907年)までの文献に豆腐に関する記述が見当たらないため、劉安の時代が実際の起源であるかは不明です。一方で、唐代中期頃には確実に豆腐が存在していたとされています。淮南地方は豆腐と深い関連があり、豆腐の別名として「淮南術」や「淮南佳品」などがあります。また、安徽省淮南市では「中国豆腐文化節」というイベントが開催され、豆腐の文化を祝う大規模な祭りが行われていました。

日本への伝来

豆腐が日本に伝わったのは、奈良時代(710~784年)とされています。遣唐使として中国に渡った僧侶たちが豆腐を日本に持ち帰ったと言われていますが、具体的な記録は存在しません。最初の記録としては、寿永2年(1183年)の奈良春日大社の神主の日記に「春近唐符一種」という記載があります。この「唐符」が豆腐を指すとされています。日本での豆腐の製造は、奈良・平安時代から始まったと考えられており、寺院や貴族、武家社会を中心に広がっていきました。室町時代(1393~1572年)には、豆腐は全国的に普及し、製造技術も奈良から京都を経て全国に広がっていきました。

庶民への生活へ

江戸時代に入ると、豆腐は庶民の食べ物として広く受け入れられるようになりました。天明2年(1782年)には豆腐料理のレシピ本「豆腐百珍」が出版され、大変な人気を博しました。この本の成功を受けて、続編や関連書籍も出版され、豆腐の普及がさらに進みました。現代においても、豆腐は健康食品やダイエット食品としての注目を浴びており、多くの人々に支持されています。日本の気候や風土、水質、そして日本人の繊細な気質によって、日本独自の豆腐製品が発展してきました。

豆腐の栄養について

豆腐のタンパク質量・栄養素について解説

  1. 豆腐の種類と特徴:
    • 木綿豆腐: 豆乳に凝固剤を入れて固め、水分や油分を除いて作られる。しっかりとした触感と豆乳の濃厚な味が特徴。タンパク質やカルシウムなどの栄養素が凝縮されている。
    • 絹ごし豆腐: 豆乳を全て凝固させて作る。なめらかな舌触りと、エネルギー量が低いのが特徴。
    • 焼き豆腐: 木綿豆腐を水切りして焼いたもの。崩れにくく、だし汁や調味料が染み込みやすい。
    • 凍り豆腐: 豆腐を凍らせて乾燥させたもの。消化に良いのが特徴。
  2. 豆腐の栄養:
    • 豆腐には様々な種類があり、製造過程が違うだけで、栄養価の違いがある。水分や油分を絞り出したり、焼いたり凍らせて乾燥するにしたがって、大豆の栄養成分は凝縮していく。エネルギー及び栄養素は凍り豆腐が最も高く、絹ごし豆腐が低くなる。
    • 豆腐には機能性成分が多く含まれる。例えば、レシチン、サポニン、イソフラボンなどが含まれている。
  3. 豆腐の摂取量:
    • 豆腐は肉や魚と同じタンパク質を豊富に含む食材として捉えるべき。豆腐100g(1/3丁)のタンパク質量は卵1個と同じくらい。
  4. 豆腐の活用レシピ:
    • 焼き豆腐とトマトの甘辛煮: 焼き豆腐、トマト、チンゲン菜、生姜、ごま油、醤油、酒、砂糖、鶏がらスープの素を使用。
    • 豆腐グラタン: 絹ごし豆腐、豆乳、だし汁、長ネギ、舞茸、ハム、オリーブオイル、小麦粉、塩・こしょう、とろけるチーズを使用。

豆腐は栄養豊富な食材であり、様々な料理に使って楽しむことができます。

 歴史上の出来事

(Wikipediaより抜粋)

 記念日・行事・お祭り

望遠鏡の日 1608年10月2日、オランダの眼鏡職人ハンス・リッペルハイが望遠鏡の特許を申請しました。
特許を得ることはできませんでしたが、リッペルハイの望遠鏡は肉眼の3倍の距離を見ることができ、初めて実用的な望遠鏡を製作し、普及させた人物とされています。
ガリレオ・ガリレイは、この望遠鏡の噂を聞き、自作した望遠鏡で天体を観察し、1609年から翌年にかけて月や木星の衛星などを観測し、大きな発見へとつながりました。
豆腐の日 日本を代表する伝統的な健康食品である豆腐をPRするため、日本豆腐協会が制定。日付は「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせから。
雷山地豆腐の日 雷山地豆腐は、福岡県糸島市雷山の水を使い、大豆の味が濃いのが特徴です。福岡市で雷山地豆腐店を営む野田昌利氏が制定。日付は「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせから。
奈川・投汁(とうじ)そばの日 投汁(とうじ)そばは、そばつゆを沸かす鍋に、そばを入れたとうじ籠を浸し、それを引きあげて薬味をかけて食べる料理です。長野県松本市奈川の伝統的な食文化である投汁そばの保存と情報発信を目的に、(株)奈川温泉「富喜の湯」が制定。日付は「とう(10)じ(2)」(投汁)と読む語呂合わせと、この頃が奈川の新そばの最盛期に当たることから。
スンドゥブの日 寒くなる季節に備えて体が温まり、豆腐と卵で簡単に作れるスンドゥブチゲを食べて元気になってもらいたいと、(株)ダイショーが制定。日付は、スンドゥブチゲの材料の「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせから。
とんこつラーメンの日 とんこつラーメンの発祥の地である福岡県久留米市の認知度を上げ、とんこつラーメンを地元で味わってもらいたいと、久留米ラーメン会が制定。日付は「とん(10)こつ(2)」と読む語呂合わせから。
グラノーラの日 グラノーラをより多くの人に知ってもらい、お米、パンに続く「第3の朝食」として日本の食卓に根付かせたいと、カルビー(株)が制定。日付は「10」をスプーン(1)とお皿(0)に見立て、グラノーラの主原料であるオーツ麦を「02」と読む語呂合わせから10月2日に。
「跳び」の日 なわとびを使って人々の基礎体力向上をはかろうと、(特非)日本なわとびプロジェクトが制定。日付は「と(10)び(2)」(跳び)と読む語呂合わせから。
ALDの日 遺伝性の難病「副腎白質ジストロフィー(ALD)」について、より多くの人に知ってもらいたいと、(特非)ALDの未来を考える会が制定。日付は、五十嵐正紘医師が世界で初めてALD患者の脳、副腎に飽和極長鎖脂肪酸が蓄積していることを発見し、その研究が医学誌に受理された日(1976年10月2日)から。
国際非暴力デー 教育や社会の意識を高める運動を通して非暴力のメッセージを広めるため、国連総会で制定。日付は、非暴力・不服従運動によってイギリスからの独立運動を指導したインドのマハトマ・ガンディーの誕生日(1869年10月2日)から。
美術を楽しむ日 美術を身近に感じ体験する機会をもってもらい、美術の素晴らしさを伝えていきたいと、四美大校友会同窓会連合が制定。日付は「芸術の秋」として親しまれている季節であり、「びじゅ(10)つ(2)」(美術)と読む語呂合わせから。
イオンレイクタウンの日 日本最大のショッピングセンター「イオンレイクタウン」(埼玉県越谷市)は、人と自然に「心地よい」空間とサービスを提供していることを知ってほしいと、イオンリテール(株)とイオンモール(株)が制定。日付は「イオンレイクタウン」のオープン日(2008年10月2日)から。
杜仲の日 中国では古くから漢方として利用され、日本では医薬品やお茶として広く親しまれている杜仲。その歴史や有用性を多くの人に知ってもらいたいと、日本杜仲研究会が制定。日付は「と(10)ちゅう(2)」(杜仲)と読む語呂合わせから。
直売所(ファーマーズマーケット)の日 地産地消、農業振興、地域活性化などに欠かせないファーマーズマーケットを、より多くの人に知ってもらいたいと、JA全中が制定。日付は「JAファーマーズマーケット憲章」が制定された日(2003年10月2日)から。また、採れたてのイメージから「採れ(10)たてに(2)会おう・行こう」の語呂合わせも。

 本日の誕生日

10月2日には、マハトマ・ガンディー(政治指導者)、円地文子(作家)、室伏重信(ハンマー投げ)、スティング(ミュージシャン)、山瀬まみ(タレント)、浜崎あゆみ(歌手)、杉咲花(女優)、井上咲楽(タレント)が誕生しています。(敬称:略)