8月15日 – 今日は何の日?
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「終戦の日」について
終戦の日は、日本の第二次世界大戦が終結した日を指し、1945年8月15日に昭和天皇(当時)がラジオを通じて国民に対して敗戦を伝えた日とされています。
1. 終戦の背景
1945年、連合国はドイツを降伏させ、ヨーロッパ戦線が終了。その後、連合国の攻撃は日本に集中しました。特に、アメリカの強力な海空攻撃により、日本の国土は壊滅的な打撃を受けました。1945年8月6日と9日には、広島と長崎に原子爆弾が投下され、数十万人が犠牲となりました。
2. ポツダム宣言
1945年7月26日、アメリカ、イギリス、中国がポツダムで発表した宣言。ソビエト連邦も後に参加しました。これにより、日本の無条件降伏が要求され、拒否すれば「迅速かつ全面的な破壊」が予告されました。
3. 日本の決断
原爆投下とソ連の対日参戦を受け、日本政府は降伏の決断を迫られました。8月9日から14日にかけて、昭和天皇を中心とする最高戦争指導機関である最高戦争会議で激しい討論が交わされ、ついには天皇が「国民を守るためにも降伏すべきだ」との意向を示しました。
4. 玉音放送
1945年8月15日正午、昭和天皇が行ったラジオ放送を指します。これは、日本がポツダム宣言を受諾し、無条件降伏する旨を国民に伝えるものでした。これにより、日本国民は初めて天皇の声を聞くとともに、敗戦の事実を知らされました。
5. 終戦の日の意義
この日は、太平洋戦争(大東亜戦争とも称される)の終結を告げるものであり、日本が新たな歴史のスタートを切った日でもあります。戦後、日本は連合国の占領を受け、その後独立と民主主義国家としての復興を遂げました。
6. 現在の終戦の日
現在、終戦の日は「敗戦の日」ともされ、日本国内での戦争への反省と平和への願いを新たにする日とされています。毎年、東京の日本武道館で追悼の式典が行われ、戦争の犠牲者を追悼するとともに、永遠の平和を願う場となっています。
7. 社会的な議論
終戦の日には、戦争への反省や平和への願いを表明する一方で、戦争責任や歴史認識に関する議論も巻き起こります。これに関しては、国内外で様々な意見が交わされており、敏感な問題とされています。
これらの概要を合わせると、終戦の日は単なる歴史の事実以上の意義を持つ日とされています。日本が戦争を経て平和国家として再出発した日であり、未来に向けて平和を願い続ける日であると同時に、歴史と向き合い続ける日でもあります。
歴史上の出来事
- 1549年(天文18年7月22日) - フランシスコ・ザビエル一行が鹿児島に上陸。日本でキリスト教の布教が始まる。
- 1573年(天正元年7月18日) - 槇島城の戦い: 宇治・槇島城に立て籠っていた将軍・足利義昭が織田信長に降伏。義昭は京を追放され、室町幕府が事実上滅亡。
- 1863年(文久3年7月2日) - イギリス艦隊が鹿児島に砲撃し、薩英戦争が開戦。
- 1869年(明治2年7月8日) - 明治政府が太政官・神祇官、および太政官の管轄下に民部省以下6省を設置。同時に、百官・受領の廃止を布告。
- 1869年(明治2年7月8日) - 明治政府が蝦夷地に開拓使を設置。
- 1901年 - 与謝野晶子の第一歌集『みだれ髪』が発刊。
- 1916年 - 大正兌換銀行券(アラビア数字1円)が発行。
- 1940年 - 立憲民政党が解党して大政翼賛会に合流し、日本の全政党が解散。
- 1945年 - 第二次世界大戦: 正午、昭和天皇が「大東亜戦争終結の詔書」を朗読する玉音放送により、ポツダム宣言(正式には「日本軍への降伏要求の最終宣言(Proclamation Defining Terms for Japanese Surrender)」。7月26日にアメリカ合衆国大統領ハリー・S・トルーマン、イギリス首相ウィンストン・チャーチル、中華民国主席蔣介石の名において大日本帝国(日本)に対して発された、「全日本軍の無条件降伏」等を求めた全13か条から構成される宣言)の受諾・連合国への降伏がラジオと新聞で日本国民に伝えられる(日本の終戦の日)。
- 1946年 - 第28回全国中等学校優勝野球大会が開幕。戦時中中断されていた中等学校野球大会が再開。
- 1963年 - 日比谷公会堂で日本政府主催の全国戦没者追悼式が初めて行われる。
- 1964年 - 富士山頂レーダーが完成。
- 1969年 - 米・ニューヨーク州サリバン郡ベセルで大規模な野外ロックコンサート・ウッドストック・フェスティバルが開幕。
- 1971年 - ニクソン・ショック。ニクソン米大統領が金とドルの交換の一時停止を発表。
- 1986年 - 新自由クラブ解散。多くの議員が自民党に復党する。
- 1993年 - 世界陸上選手権の女子マラソンで浅利純子が優勝する。世界陸上・五輪を含め女子陸上では日本初の金メダル。
- 2021年 - ターリバーンがアフガニスタン全土を支配下に置いたと宣言し、アシュラフ・ガニー政権が事実上崩壊(カブール陥落)。
(Wikipediaより抜粋)
記念日・行事・お祭り
終戦の日(全国戦没者追悼式) | 1945年8月15日正午、昭和天皇はラジオ放送を通じて、日本が戦争に負けたことを国民に伝えました。この日、東京の日本武道館で政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われます。 |
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すいとんで平和を学ぶ日 | 子どもたちに戦争や原爆の愚かさや悲惨さについて語り、戦時の代用食とされた「すいとん」を食べながら平和の尊さを伝えたいと、草の根平和活動「すいとんの会」が制定。日付は、「終戦の日」が平和の始まりの日でもあるとして、平和を学ぶのにふさわしい日との思いから。 |
刺身の日 | 室町時代に官人として朝廷の政務に携わっていた中原康冨(1400頃~1457)の日記『康富記』の文安5年(1448年)8月15日の文章に、「鯛なら鯛と分かるように、その魚のひれを刺しておくので刺身、つまり “さしみなます”」という記述があり、それが「刺身(さしみ)」という言葉が初めて文献に登場したものとされていることから。 |
月遅れ盆 | 夏季に祖先の霊をまつる行事。先祖の霊があの世から現世に戻ってきて、再びあの世に帰っていくという日本古来の信仰と仏教が結びついたものです。 もともと旧暦7月15日を中心とした時期に行われていましたが、現在は多くの地域で8月15日(月遅れ盆)を中心として、8月13日の「迎え盆」から16日の「送り盆」までの4日間をお盆としています。 |
本日の誕生日
8月15日には、ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝)、オスカー・ピーターソン(ジャズピアニスト)、目黒祐樹(俳優)、渥美二郎(歌手)、サンプラザ中野くん(爆風スランプ)、宇梶剛士(俳優)、麻生祐未(女優)、石丸幹二(俳優)、秋山竜次(ロバート)、ナオト・インティライミ(ミュージシャン)、岡田将生(俳優)、萩野公介(競泳)が誕生しています。(敬称:略)