7月16日 – 今日は何の日?

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5000年前の痕跡「三内丸山遺跡」とは?

三内丸山遺跡は日本の青森県にある大規模な縄文時代の遺跡で、その規模と高度な文化レベルは世界中の研究者から注目を集めています。縄文時代は紀元前14,000年から紀元前300年にかけての期間を指し、この期間中に形成された特徴的な文化や社会は、日本列島の独自の発展を象徴しています。

サッカーワールドカップとの関係

2002年のサッカーワールドカップ開催国に日本が名乗りを挙げ、各地で収容条件に合致するサッカー場建設の気運が盛り上がり、青森県でも立候補するため、既存の県営野球場を移転して新たな県営サッカー場建設の計画をたてました。その移転先こそ江戸時代から知られていた縄文遺跡の「三内丸山遺跡」です。

 

そのため、1992年から本格的な発掘調査が開始され、その結果、この遺跡が縄文時代中期(約5,000年前)の大規模な集落であったことが明らかになりました。遺跡の面積は約33ヘクタールで、大型住居や高床式倉庫、祭祀の場所など、さまざまな施設や建物が存在していたことが確認されています。

 

特に注目すべきは、遺跡から出土した多数の土偶や石器、土器などの遺物です。これらは当時の生活や信仰、技術のレベルを示しており、特に土偶は美術的な価値も高く評価されています。また、土器に関しては、装飾や形状が各地域で微妙に異なるため、交流や移動の証拠としても重要です。

 

一方、大規模な建築物や施設の存在は、縄文人が自然と共生しながらも高度な社会組織を持ち、大量の資源を動員して建築活動を行っていたことを示しています。特に、高床式の倉庫は長期間の保存を可能にする技術として注目されています。

また、縄文時代の農業については長い間否定的な見解が多かったが、三内丸山遺跡からはイネやヒエなどの種子が出土しており、狩猟採集社会だけでなく一部農耕も行われていた可能性が浮かび上がっています。このことは、縄文時代の生活と文化に対する理解を深める新たな視点を提供しています。

 

三内丸山遺跡の価値は、単なる遺物の発掘だけに留まらず、縄文時代の生活や社会、文化を具体的に描き出す貴重な資料としての側面にあります。これにより、私たちはこの古代の時代をより深く理解することができます。さらに、この遺跡は縄文時代の文化がどのように形成され、進化してきたかを研究する上でも重要な役割を果たしています。

 

 歴史上の出来事

(Wikipediaより抜粋)

 記念日・行事・お祭り

【行事】お盆の送り火 盆明けや送り盆などと呼ばれるお盆の最終日の夕方に、火をたいてお盆に帰ってきた祖先の霊を送り出す行事。もとは旧暦7月16日に行われていましたが、現在は地域により「新暦7月16日」や1か月遅らせた「新暦8月16日」(月遅れ盆)などに行われています。15日に送り火を行う地域もあります。
駅弁記念日 1885年7月16日、この日に開業した日本鉄道東北本線の宇都宮駅(栃木県)で、地元旅館の白木屋が日本初の駅弁を発売したことから。
外国人力士の日 1972年7月16日、大相撲名古屋場所千秋楽で、ハワイ出身の高見山が外国人力士として初の幕内優勝を果たしたことから。
国土交通Day 1999年7月16日、国土交通省の発足を定めた「国土交通省設置法」が公布されたことを記念するとともに、国土交通行政に関する意義や目的などの理解を深めてもらうため、国土交通省が制定。
虹の日 人と人、人と自然などが、七色の虹のように結びつく日にしようと、デザイナーの山内康弘氏が制定。日付は「なな(7)いろ(16)」(七色)と読む語呂合わせと、梅雨明けのこの時期に空に大きな虹が出ることが多いことから。
からしの日 香辛料の「からし」の認知度をさらに高め、その豊かな活用方法を広めたいと、日本からし協同組合が制定。日付は、日本からし協同組合の前身である全国芥子粉工業協同組合の設立日(1957年7月16日)から。
長瀞観光の日 四季折々にさまざまに魅力的な観光を楽しめる長瀞町の素晴らしさをより多くの人に知ってもらい、訪れてもらうため、長瀞町観光協会が制定。日付は「なが(7)と(10)ろ(6)」(長瀞)と読む語呂合わせから。

 本日の誕生日

7月16日には、ロアール・アムンセン(探検家)、福田康夫(政治家)、加茂さくら(女優)、浮谷東次郎(レーシングドライバー)、石川鷹彦(ギタリスト)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、宇野実彩子(AAA)、シュウペイ(ぺこぱ)、ダレノガレ明美(モデル)、山田哲人(プロ野球)が誕生しています。(敬称:略)