5月22日 – 今日は何の日?

5月22日 – 今日は何の日?

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サイクリングの日」とは?

5月22日は、サイクリングの日という記念日です。
サイクリングの日は、サイクリングについて理解と関心を得るのが目的で制定された記念日です。

公益財団法人・日本サイクリング協会が1964年(昭和39年)のこの日、同協会が文部大臣から公益事業を行う財団法人として認可されされたことで、5月22日を記念日としたわけです。

サイクリングの日

「日本人サイクリング協会」の設立目的

日本サイクリング協会は、生涯スポーツとしてのサイクリングとして、全国の各都道府県のサイクリング協会と提携して、サイクリングの環境の整備、調査研究、生涯学習としてのサイクリング、質の高い余暇活動、自転車を取り巻く社会環境の整備の推進、国民の環境促進、生活向上が目的となっています。

「サイクリング」の歴史と現状

自転車は、フランスのシブラック伯爵が1790年ごろに発明したとされておりますが、これは確証がないとされています。

当初は、貴族階層の遊びに過ぎず、その後改良が加えられ、1885年にジョン・スターレー(1854―1901)によって、現在の自転車の原型が完成し、欧米諸国において、安全で快適な乗り物として普及しました。

日本においては、明治初年に初めて自転車が輸入されて以来、約50年間は、上流階級の人々の間でぜいたく品として広まりました。

その後、子弟たちが遠くまで走り回るなどのレジャースポーツとしての取り扱いを広め、明治29年には、秋山定輔氏や岩谷松平氏らが顧問として参加し、神田双輪倶楽部という日本のサイクリングクラブが設立されました。

大正時代に入ると、自転車工業の発展に伴って、自転車は全国的に急速に普及し、主に業務用や家庭用の実用面に使用されました。

しかし、1955年(昭和30)前後の第一次自転車ブーム以降、サイクリングが広く一般化し始め、サイクリング用車の量産も1954年に初めて開始されました。

その後、一時期下火になりましたが、生活水準の向上に伴って、1962年頃から徐々に普及し、1964年に財団法人日本サイクリング協会(略称JCA)が設立されました。

なお、世界初のサイクリングクラブは、イギリスのバイシクル・ツーリング・クラブ(現在のCTC=Cyclists Touring Club)であり、1878年に18歳の青年を中心に設立されました。

現在、サイクリングの盛んな国はアメリカですが、日本も1972~73年のバイコロジーブーム(環境保全のための自転車利用の促進運動)によって急速に発展しました。日本全国にサイクリング協会があり、普及活動やラリーなどの行事、講習会や研修会などを行っています。

中国やベトナムでは自転車に対する需要は高く、広く普及しているものの、一般的に日々の生活で利用することが多いため、レジャースポーツとしてのサイクリングは未発達と言えます。

 

 歴史上の出来事

 記念日・行事・お祭り

  • 国際生物多様性の日(世界)
    生物の多様性が失われつつあること、また、それに纏わる諸問題に対する人々の認知を広めるために国際連合が制定した記念日(国際デー)。
  • ガールスカウトの日
    1947年のこの日、第二次世界大戦で中断されていた日本のガールスカウトを再興するために準備委員会が発足したことを記念し、ガールスカウト日本連盟が制定。
  • サイクリングの日
    公益財団法人・日本サイクリング協会が、創立45周年記念事業として2009年(平成21年)4月に制定。

 本日の誕生日

5月22日には、アーサー・コナン・ドイル(推理作家)、中村修二(電子工学者)、森末慎二(体操)、ナオミ・キャンベル(モデル)、ノバク・ジョコビッチ(テニス)、高木美帆(スピードスケート)が誕生しています。(敬称:略)