1882年3月20日に開園した通称「上野動物園」の正式な名称は「東京都恩賜上野動物公園(とうきょうとおんしうえのどうぶつこうえん)」で、上野恩賜公園内に在る東京都立動物園です。

日本最古の動物園
開園は1882年3月20日で、日本の動物園では最も古い動物園となります。開園時には農商務省、その後宮内省、東京市、東京都建設局が所管しました。
そして、現在は指定管理者制度により公益財団法人東京動物園協会が管理しています。
管理している動物は3000頭以上、スマトラトラ、ニシローランドゴリラ等の希少動物をはじめ、500種あまりの動物を飼育しています。
年間入園数も日本1位
東京上野に所在することもあり、日本一の入園者数を記録する動物園で、旭川市の旭山動物園が月間入園者数で上回る月もあるのですが、年間入園者でみると日本1位を維持しています。
世界三大珍獣も飼育
ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバと世界三大珍獣が飼育されています。
残念なことに2017年に上野動物園で生まれたジャイアントパンダ「シャンシャン」(香香、メス、5歳)は、東京都と中国野生動物保護協会との協定で2023年2月21日、中国に返還されました。
